こんにちは。横浜・鎌倉のプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。
昔から好きで、生徒さんにおすすめしている大好きな教材があります。本屋さんで売っている参考書の中では一番わかりやすいので、苦手科目がある人、学校授業についていけない人、自分で勉強を進めていきたい人にはすごく向いている教材です。
それが、「ひとつひとつわかりやすく」シリーズです。
もう本当、苦手科目がある人全員に使ってほしいくらい良い教材なので、今日はその良さとオススメの使い方を紹介します。
「ひとつひとつわかりやすく」シリーズ
とにかくわかりやすい
私は指導には本屋さんで売っている市販教材を使うことも多いので、本屋さんで教材を読みあさる「市販教材マニア」なのですが…
「ひとつひとつわかりやすく」シリーズが本屋さんで売っているものの中で一番、わかりやすいです。(佐々木調べ)
左ページに図や絵があり、右下に問題が少し書かれています。
左ページの解説も、答えの解説もしっかりしているので、自立学習にも使えますね。
絵や図が豊富だし、言葉もわかりやすい。
数学なら、計算の手順を細かく示してくれています。
これはありがたい。
ラインナップ豊富すぎ
中学生の全教科がラインナップされているし、「英語の読解」とか、「国語の基礎知識」とか、英検ものがあったりと、かゆいところに手が届くのもいい。好き。
こちらは英検3級。
国語の基礎知識もあります。
英文読解も。
「ひとつひとつわかりやすく」おすすめの使い方
苦手科目の補強に!
この「ひとつひとつわかりやすく」シリーズは、苦手な教科を勉強するのに最適です。
とにかく初歩的でわかりやすいので、「理科がなんの話してるのかさっぱりわかんない!!」という方に使ってもらいたい。
学校の教科書を読もうとしても、苦手科目だと言葉が難しくてそれだけで頭が痛くなるじゃないですか。
この「ひとつひとつ」シリーズを読んでみると、「なんだそんなことか。もっと簡単に言ってくれればいいのに」と思えますよ(笑)。
自学自習のおともに
あれ?ここよくわからないな?と思ったところをささっと調べるのに使えます。
得意教科でも、わからないことは出てくるもの。わからなくなったときに調べ学習するのに役立ちます。
調べたことをノートに書いていけばノート評価も上がりそうですね!!
塾なし勉強に
英語と数学は塾に行っているけれど、「国語・理科・社会は塾なし自分でやらないといけない!」という人は多いはず。
自分で勉強していて「わからないこと」にぶつかったときに、これが一冊あるとめちゃくちゃ心強いです。パラパラ見れば理解ができますしね。
特に苦手科目は一冊持っていると良いかも!
予習に使える
あまり教えたくないのですが…この教材を「予習」に使うと効果バツグンです。
特に、春休みなどの長期休みの時期に予習をしておくと、次に学ぶ内容が分かっているので安心ですね!新学期にスタートダッシュが切れます。
長期休みでなくても、苦手科目は普段から予習をしておくと成績が上がりやすいです。わからないことがわかるようになるし、「習うことの概要を知っていると理解しやすくなる」という実験結果もあります。
予習にオススメ!
先生との相性が悪いときに?
正直、先生との相性ってありますよね。先生の話が子守唄にしか聞こえないとか、先生の話がちょっと…理解しにくいとか。
そこで、「先生の話が悪い!教え方が悪い!」と文句を言って何も勉強しようとしないのもダサいじゃないですか。状況は変わりませんし。
それなら、この「ひとつひとつ」シリーズを使って、自分で勉強しましょう。
注意!テスト対策は不向き
ただし!
ひとつひとつ君は少々やさしすぎます。解説はわかりやすいし、問題量が少ないので、「できた」気持ちにしてくれるのですが…
はっきり言って、テスト勉強にはこれ1冊では全然物足りないです。テスト前には、これの他に問題集が必要ですね。
左ページの解説が親切すぎるので「これならできる」と自信を与えてくれますが、これを見ながら解くのと、試験で何も見ずに解くのとは天と地ほどの差があります。
普段の勉強は「ひとつひとつわかりやすく」シリーズで、試験前は別の問題集を使うなど、工夫がいりますね。
「ひとつひとつわかりやすく」シリーズ まとめ
- 「ひとつひとつわかりやすく」シリーズは一番わかりやすくて敷居が低い
- 自習、苦手科目の補強、予習におすすめ
- ただしテスト前は別の問題集を併用しよう