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苦手科目の勉強法 克服のコツは予習にあり!

勉強法

こんにちは。横浜・鎌倉のプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。

苦手科目の授業を聞くのは、結構苦痛なことですよね。

数学の授業がまじでわからない

学校の先生が何を言っているのか理解できない

苦手科目の勉強は、本当に大変。何から始めたらいいやら・・と思う人も多いでしょう。

実は、苦手科目の勉強には「予習」が向いているんです

何で苦手なことを予習しないといけないの!?

一見矛盾しているようにも思えますよね。だって苦手だし、理解できないし。

だからこそ!予習には素晴らしいメリットがあります!

そこで今日は、苦手科目は予習するといい理由と、その方法について書きたいと思います。

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苦手になる理由は「分からないから」

苦手な理由は理解

苦手な理由は、理解ができないから

苦手になる理由の一つとして「よくわからない」ことが挙げられます。

つまり、「何の話か理解できない」んですよね。

理解とはそもそも何なのか?理解という言葉を理解するために、辞書をひいてみると…

1 物事の道理や筋道が正しくわかること。意味・内容をのみこむこと。「―が早い」
2 他人の気持ちや立場を察すること。「彼の苦境を―する」

コトバンク「理解」より

1にあるように、理解とは、「筋道がわかること」です。

例えば、目の前に分かれ道があって、どちらに進めばいいのかを考えるときに、その道をじっと眺めていても、答えは出ません。

では、この道を上から見たら、どうでしょうか?

上から見れば、どちらが行くべき道なのかがわかります。。上から見るのが無理なら、地図を使えばいいのです。

理解するためには、より広い視野が必要なのです。

理解ができない人というのは、物事の部分だけを見ています。「木を見て森を見ず」状態。そこしか見ていないから、全体とのつながりや自分とのつながりが見えずに、「よくわからない」に陥るのです(あるいは、教師が「部分」しか話していないか)。

これを解決するためには、全体を見ることが必要です。

予習で全体をざっと上から眺めておけば、「今日の授業はどんなことが起こるのか」「どの辺が難しそうか」「どのあたりが重要か」がなんとなくわかりますね。

ゲームにたとえると、マップを上から見て、どこで中ボスが現れるとか、どこに落とし穴があるとか、そういうのがわかる状態。強いですね!

予習をすると理解しやすくなる

予習をした人は理解度が増した

予習をした人は理解度が増した

予習をすると理解しやすくなる理由として、「オーズベルの実験」を紹介しましょう。

オーズベルは、テキストで勉強する前に、あらかじめ内容の要約を見せておくことで理解が深まることを証明しました。

実験内容はこうです。

学生になじみのない「冶金(やきん)学」を学ばせるのに、

Aグループ:学ぶ内容の要約を読ませた

Bグループ:学ぶ内容の歴史(要するに学ぶ内容にあまり関係がない)を読ませた

このとき、テストの結果はAグループがの方が優れていました。テーマをあらかじめ知っているため、内容を理解しやすくなったのです。

同時に、関係がありそうでない「その学問の歴史」を読んだBグループの成績は劣っていました。理解を深めるためには「関係のあるもの」を先に読んでおくといいことが分かったのです。

予習の効果

私が生徒さんと勉強する際は、どの科目も「学校より少しだけ予習」になるよう進めています。なぜかというと、学校の授業を余裕を持って受けられるからです。

とはいえ、私の授業は学校授業よりも時間が短いので、プロローグのようなイメージで、大まかなストーリーと重要な事をお伝えしています。

こうすることで、

  • 学校の授業が理解できる
  • 学校で発言・質問ができる
  • 話が分かっているから、ノートもまとめやすい

こんなメリットがあります。

つまり、苦手克服はもちろんですが、成績の評価観点である「関心・意欲・態度」が向上するんですよ。

生徒さんからも、「最近、学校の授業がすごくわかるんです!」「今までは友達から教わっていたのに、今は友達に勉強を教えています!」「授業中、手をあげられるようになりました!」そんな嬉しいコメントをいただいています。

予習、おすすめです。

苦手科目の予習のやり方

苦手科目の予習のやり方

苦手科目の予習のやり方

予習をしておくと、その日の授業はどんな内容かがわかります。予習して、あらかじめ全体像を見ておけば、安心して授業を受けられますね!

先の実験のように、授業の「ざっくりしたまとめ」を読んでおくといい。ということです。しかも、それだけでいい。

予習をするといっても、全部覚えなきゃ!と張り切らなくて大丈夫です。次の講義でどんなことを学ぶのか、ざっくり見ておけばOK。

よくわからないことを見つけても調べたりせず、「明日の講義ではここをしっかり聞こう」と決めておく。

完璧でなくてOK。

予習はあくまで、全体の地図を見るために、自分の立ち位置を知るためにするものです。だから本当に、ざっとページに目を通すだけでも大丈夫。

苦手科目の予習おすすめ教材

苦手科目の予習の教材

教材は教科書じゃなくてOK

ひとつひとつわかりやすくシリーズ

苦手科目の予習におすすめなのが、「ひとつひとつわかりやすくシリーズ」です。

これは絵や図が豊富ですし、言葉もやさしいですね。ラインナップも英語・数学・国語・理科・社会、中学で習う科目はすべて揃っています。

解説を読んで、問題を少し解いておけば安心して取り組めばさらにGOOD!!

▼ 「ひとつひとつわかりやすく」シリーズの詳細レビューはこちら

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わけがわかるシリーズ

理科・社会なら「わけがわかる中学理科」と「わけがわかる中学社会」もおすすめ。

こちらは「なぜ日本は鎖国したのか」とか、勉強する内容の「なぜそうなったのか」「理由はなんだったのか」が書かれている参考書です。

ただ丸暗記するのではなく、こういう理由がわかると記憶として残りやすいですよね。。

絵も多くゆるい感じなので、パラパラ見ておくのに最適ですね。

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「わけがわかる中学社会」丸暗記が苦手な人におすすめの参考書
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学習まんが

その日勉強することが「ざっくりわかる」のが目的なので、なにも参考書じゃなくてもいいんです。マンガでも全然。

その方がとっつきやすいならそれでいいんです。

苦手科目の予習 まとめ

  • 苦手科目は「理解しやすくする」のがコツ
  • 予習をしておくと、全体が見えて理解しやすくなる
  • 予習は「ざっと見ておく」程度でOK

苦手なものこそ、予習が効きます。

苦手だからと避けてしまわずに、たった5分でもいいから教科書をパラパラ見てみてください。

これだけでも、授業のわかりやすくなるし、試験勉強がグーンと楽になります!

ぜひ試してみてくださいね。

「わけがわかる中学社会」丸暗記が苦手な人におすすめの参考書
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