こんにちは。横浜・鎌倉のプロ家庭教師 佐々木です。
今日は生徒さんから学校の宿題について質問がありました。

学校の宿題でよくレポートとか作文が出るんですが、何を書けばいいかわからないんです。で、すごく時間がかかってしまって他の勉強にまで手が回っていません。
レポート系の宿題をさくっと終わらせるコツってありますか?
学校の宿題のレポート作成にすごく時間がかかってしまうという相談です。これって生徒さんからよく聞かれるんですよ。レポートの課題って何を書けばいいかわからないんですよね。特に試験前はレポート課題が大量に出て、それを消化していたら試験勉強する時間がない…!なんてことも。
私も昔は、レポートを秒で書き上げるポケモンのサトシ君に憧れました。…このネタ伝わるのかな?
そんなことを言っていても仕方がありません。締め切りは刻一刻と迫ってきます。怖い怖い!
そこで今回は、レポートなどの課題を手早く書くコツをご紹介します。
レポートを早く書くコツ①なんでもいいから書こう
「レポートを書け」と言われると、多くの人は困っちゃうと思うんですよ。何を書けばいいんだよ!って。
何を隠そう、私もそうです。
で、ネタを考え出すまでに結構な時間がかかったりして。結局、適当に書いて提出…で、評価Bとかついたりして。辛いですよね。
そこで、ネタを出すとっておきの方法をお教えします。とにかくなんでもいいから書いてみてください。
1枚、テキトウな紙を用意して、それに思いつくことをひたすら箇条書きでいいから書いていきます。体育のバスケのレポート課題なら、バスケをやっていて気付いたこと、気になったこと、とりあえず全部書きましょう。
清書用の紙に書いてはダメですよ!いらない紙にまずは書きましょう!
ここからが重要なのですが、何も出てこないときでも手を止めないで書き続けてください。その時の心の声を正直に!
「もう何も出ないんだけど!あー疲れた甘いもの食べたい。こんなレポート出してくる先生本当ウザい」とか、そんなことでもいいです。そういう心に浮かんできたことまで全部書き出します。
これは本当に不思議なのですが、思いつくままに書いていると、突然いいアイデアが出ます。

こんなレポート出してくる先生ウザいな…
そういえば体育の授業中にこんなこと言われたっけ。あのアドバイス最初は『は?』って思ったけど今思えば確かにそうかも
とか。
とにかく手を止めない!思いつくことを思いつくままに書き出します。これはプライベートライティングという方法です。手を止めて考えているよりもずっと、アイデアが出やすいのでおすすめ。
たくさん書いていると、だんだん手が鍛えられて書く速度も上がるので、レポートを書くのがどんどん早くなります!
レポートを早く書くコツ②型をつくろう
レポートとか自由な課題が出ると困っちゃうのが「書き出し」ですよね。何から書いたらいいかわからない。どう書いたらいいかわからない。
そういう人は、「最初はこう書き始める」と決めておくといいです。
私の生徒さんでスピーチが上手な子がいるのですが、その子は必ず「問いかけ」から始めると言っていました。「みなさん、〇〇と疑問に思ったことはありませんか?」みたいな感じで。問いかけることで聞き手がこちらに注目してくれるのだと。
それに気づいているの、すごいw
これと同じように、レポートにも書き出しの型を作っておくとスイスイです。
「私は授業で〇〇について疑問に思いました。そこで本レポートでは〇〇について調べてまとめたいと思います。」
「私は授業で〇〇が一番印象的でした。なぜなら・・・」
こんな感じです。
ちょっと話がそれるんですけどね、私は東海オンエアっていうネタ系ユーチューバーさんが好きなんですけど、リーダーのてつやさんは毎回動画の冒頭で
「僕は○○について疑問に思ったんですよ!なので今回は第一回!△△選手権!(の動画企画をやります)!!!!」
みたいな感じで始まるんです。毎回必ず「なので今回は」か「というわけで今回は」で始まるくだらない企画。そして毎回くだらなくて面白い。
いや、くだらなくありません。これも立派な型です。
毎回パターンが決まっていることで見ている人も安心できるし、作り手も安心できるんでしょうね。
レポートを早く書くコツ③3つにまとめよう
出だしが決まればもうこっちのものです。
これも一種の型ですが、出だしができたら、あとは3を使って展開していくのがコツ。「その理由は3つです」とか、「ポイントは3つです」とか。
3という数字は不思議なもので、すごく安定している感じがするんですね。
3つ書けば、意見をきっちりまとめられている雰囲気が出ます。2つだと少ない。4つだと多すぎるというかまとまりがない印象。
だから、「まずはじめに〇〇です」、「第二に△△です」「最後に××です」というように書くと、なんだかまとまったいいレポートに見えます。
最後に、それらをまとめて「結論」を書けば、体裁としてはバッチリ。
最初のネタ出しであれこれ書き出しているはずなので、そこから3つ使えそうなネタを引っ張り出して書いてみてください。これだけで結構な文字数になります。たくさん書けている感じがします。素敵!
レポートを早く書くコツ まとめ
というわけで、レポートを早く書くコツは
- とりあえず書き出してみる。心の声でさえも全部書くと、何かしら思いつく
- 出だしの言い方を決めておく。最初何を言えばいいかって難しいよね
- 3つの理由、3つの意見など、3部構成でできることを考える
こんなところです。そういえばこのブログも同じです。ネタがない時はひたすらノートに「何も書くことがないぞ」とか書いているし、ネタがないのにブログ画面開いてウダウダ打つこともある。最初の書き出しは毎回「こんにちは。横浜・鎌倉のプロ家庭教師 佐々木です。」だし、今回のポイントも3つ。自分が普段困ったときにやってるネタを書いているだけです。。ごめんなさい(笑)
ですが、何も書けなくて時間が過ぎていく人はぜひやってみてください。これでレポートは怖くなくなります!大丈夫!
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