こんにちは。横浜・鎌倉のプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。
私のところで見ているのは、テストで30点台あるいはそれ以下の中学生の方々が多いのですが
彼らの指導でまずやらなければならないのは、学校の定期試験の得点を平均点まで持ち上げること。
学校にも差がありますが、平均点、イメージでは60点くらいを目指して、勉強のやり方を指導していきます。
難しいテストだと40〜50くらいでしょう。平均点くらいが取れる様になったら、そしてそのあとさらに7割、8割と高得点を狙っていくような指導スタイルです。
でね、私、重大なことに気がついたんですよ。
普段から平均点、つまり60点以上をまずは狙う指導をやってきたくせに、ブログにはそういうことをほとんど書いてきていないですよね!?
何をやっているんだ、私!?!?!
もう、うっかりさんなんだから☆(´ε` )
…はい、ごめんなさい。
というわけで、今回は「平均点を目指す勉強法」をご紹介します。
※すでに平均を超えていて、80.90を狙う人には全く役に立たない記事なので、読まないことをお勧めします。(笑)
平均点を目指す!数学
はい、まずは皆の苦手科目、数学から行きましょう。
数学は、学校から配布されているワークを真面目にやるのが一番の近道です。教科書写してでも、解答丸写しでもいいから。それでも良いからワークやって。いや、やってくださいお願いします。
あっでも「3x」みたいに、答えだけを書き写すだけでは意味がありませんよ。
教科書や模範解答に書いてあるとおりに途中式を書いて、解いてみます。
そしてその解き方を3回ほどやって覚えちゃいましょう。基本的なものだけでいいので!
数学のテストって、問題集から数字を変えて出してくるだけですから。
なので、基本のやり方を覚えていれば、なんとかなります。難しい問題はすっとばしていいので、基本的な問題を仕上げることに力を使いましょう!
問題集の解き方は、
1回めはノートや教科書、ダメなら模範解答を見ながら写しながらでいいので解いてみる。
2回めは、何も見ずに解いていく。解けなかったものにはバツをつけておく。
3回めは、バツが付いた問題だけを解く。
こんな感じで基本問題を解いてください!
え?試験には見たこともない問題もある?最後の方の問題は「100点取らせないゾ問題」であることが多んですよ。
これに挑むのは100点を取れそうな人のみです。60点に届かない感じの人は挑んではダメよダメダメ。
平均点を狙うなら最後の難問は放棄して計算を徹底してお願いだから。
教科書に章末問題ってあるじゃないですか。
え?知らない?じゃあ教科書開いてみて。
あれの計算問題ができていれば平均とか6割とかは取れるから!
平均点を目指す!理科
理科は一つだけです。
学校から配布されているワークを、まじめにやってください。
カラーのプリントあるならそれもです。
以上です。おわり。
え?意味がわからん?
大変失礼いたしました。
ちゃんと説明しますね。
理科って、ビジュアルの科目なんです。それぞれの問題に実験の絵とか図とか表とか付いていますよね。他の科目に比べてビジュアルが多いんです。
しかも、試験に出てくるやつって、ワークやらプリントと(ほぼ)同じ絵や図表です。
本当ですよ!
嘘だと思うなら、前回のテストと学校のワークブック(カラーのプリン)を出してみて、見比べて見てください!?
同じような図が並んでいませんか?!
あんまりこんなことをバラすと怒られそうなので内緒にしてほしいのですが、試験を作るときって、問題集やプリントの絵や図をそのまま試験に使うしかないんですよね。
あるいは、数学みたいに数字を変えたりとか。それくらいしか出来ないんですよ。だから、ワークをきちんとやっていれば、「あ、コレ見たことあるやん」って思うはず(突然の関西弁)。
数学以上に、「この問題デジャブやぞ」ってなることが多いので、ワークをしっかりとやっておきましょうね。理想は数学と同じく、問題集を3周。
1回めはノートや教科書を見ながらでいいので解いてみる。
2回めは、何も見ずに解いていく。解けなかったものにはバツをつけておく。
3回めは、バツが付いた問題だけを解く。
コレをしっかりやればいけます。コツをつかむと理科はどの教科よりも点を取りやすいのでオススメですよ。
平均点を目指す!社会
まずは、薄い参考書を用意します。
買ってきたらそれを解くのですが、難しい場合は解かずに、教科書を見ながら答えを書き写していきましょう。ここはサクサクと進めます。
終わったら、書き終わったそれを見ながら分厚い問題集を解いておきます。
教科書を写しきった薄い問題集が、参考書代わりになります。
そして間違えたものはノートに書き写しましょう。
よく、試験対策でいきなり教科書を書き写したり、またイチからまとめノートを作り始める人がいるのですが、そのやり方はオススメしません。
だって、疲れるじゃないですか。
それに、書くことに満足しちゃって、頭に入らないじゃないですか。
しんどくて効果が出ないとか、最悪かよ。
辛いからやめましょう。
そうではなくて、教科書を見ながら、薄い問題集を仕上げる!
コレなら重要な箇所だけを拾えるので、そんなに大変じゃないし、たくさん書かなくていいし!!ノート作りよりラクなのに結果が出ます。
▼ 問題集2冊勉強法についてはこちらの記事に詳しく書いています。

平均点を目指す!国語
国語には三種の神器がありまして。
・教科書ガイド
・授業ノート
・教科書準拠の問題集
教科書ガイドは神です。
国語が苦手な人は必ず教科書ガイドを用意してくださいませ。
授業をなんとなく聞いているだけでは「なんのこっちゃ」ですよね。あと、国語が苦手な人ってよく「主人公の気持ちなんか知らんがな!!!」とか言うじゃないですか。それがちゃんと書いてありますから!教科書ガイドに!
教科書ガイドを読んでおけば「コノハナシナニイッテルノカワカラナインダケド~」状態になることはありません。
新しい単元に入るときにざっと見ておくと、それだけでもなんの話をしているのかよくわかるし授業が面白くなります。
そしてノートはどんなに眠くても必ず取ること。絶対ノート取って。国語だけは取って。他の授業寝てもいいから。試験前に必ず見ること。だいたい同じこと出るからね。先生が何回も言ったことはだいたい出ますしね。
で、教科書準拠の問題集を解いておきましょう。無理そうなら教科書ガイドやノート見ながらでいいです。解くことに意味があります。
あとは真面目に漢字練習しておけば平均は超えます大丈夫。(雑)
平均点を目指す!英語
悪い事は言わない。英語も教科書ガイドと教科書準拠の問題集を用意せよ。国語とほぼ同じでござる。
教科書ガイドを読めば本文の和訳とか重要な単語とか書いてありますから、調べる手間が省けますね!面倒くさいことは避けたいですものね。
国語との違いは、単語をガッチリ覚えておかないと点につながらないこと。
ガイドを見ながら単語を単語帳に。そしてその単語を発音しながら書く。発音もあわせて覚えるのです。
とにかく単語!単語!単語!単語!単語三兄弟!
え、このネタ古いですか?(時代錯誤)
参考書
国語と英語は教科書ガイドをと問題集、
数学、理科、社会は「ひとつひとつわかりやすく」シリーズを。
英語と国語は教科書命なので、教科書に沿った学習が必須です。教科書によって扱う単語や文の内容が違うので、平均点を目指すなら教科書にそった学習が近道です。
数、理、社は教科書によって内容が大きく変わる事はなく、だいたいどこも同じような感じです。だから教科書に沿っていない「ひとつひとつわかりやすく」シリーズが使えます。

授業を聞いてもわからない人はどうする?
授業を聞いてもわからない人は、自分で勉強するしかありません。
平均点を取るために大切なことは「学校授業をきちんと聞くこと」なのですが、聞いてもよくわからない教科や、相性が悪い先生もいるかもしれません。
授業がわからない人は、予習がおすすめ。
予習しておくことで、どんな話をしているのか、何が大事なのかが先にわかるので、安心して授業に臨むことができます。
上で紹介した参考書をパラパラ見ておく程度でもいいので、予習おすすめ。

平均点を取る方法 まとめ
平均点が取れていないのであれば、学校でやっている内容を理解し、練習できていない可能性が高いです。まずはそこをがっちり固めましょう。
反対に言えば、学校でやっている内容をきちんとやればできる!
だからどうかご安心を。そしてとにかく学校から配られているものはきちんとやっておきましょう。
困ったことや知りたいことは問い合わせページや下のTwitterからご連絡いただければ幸いです。
100ページ越えの「勉強の教科書」を無料で配布していますので、コチラもぜひご覧ください。
以上、横浜プロ家庭教師佐々木(@kateikyo_megumi)でした!
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