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数学の勉強法 効率よく!頭に入る勉強法とは?

勉強法

こんにちは。横浜・鎌倉のプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。

4月の数学検定に申し込みました。2級を受験します。2級は高校2年程度なので、数学ⅡBが範囲になります。

準2級(高校1年レベル、数ⅠAが範囲)は数年前に取得しましたが、、2級(数ⅡB)レベルは教えたこともなければ、勉強するのは高校以来です。
あと2ヶ月で未知の分野を勉強し、しかも一発合格を狙うという、無謀なことをやるわけですね。

しかし、昨日一日缶詰で勉強したところ、正直、手応えをつかみつつあります。これはいけるかも。というか、絶対合格したい。一発合格したい。合格してみせます。

というわけで、今日は数学の効率のいい勉強方法をご紹介します。

 

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用意するもの

学び直しで用意するものは3つ。

  • 過去問
  • 入門書
  • ノート

です。

 

過去問は、協会が出している公式のものを購入しました。

入門書はこちらを。

このシリーズは絵が多く、分かりやすいので大好き。初学者さん、復習し直したい人にオススメです。

ノートは無印良品の方眼ノートを。ノートの選考基準は二つ、書き味と値段です。

数学を学ぶとなると、ノートに大量に計算することになるので、サラサラとストレス無く書けることがすごく大事。しかし、たくさん使うからそんなに高いものは買いたくない。

別に普通の大学ノートで良いのですが、罫線がキライなんです。罫線があるとそれに縛られている感覚に陥ります。私を縛るな!(?)

いや、よくわかりませんが、真面目な話、数学の計算をするならグラフを書いたり図形を書いたりするので罫線より方眼がいいのです。でも、方眼ノートって意外と高い。

無印良品のノートは書き味がよく、値段も安い。条件ぴったりです。

 

とにかく過去問を解く

数学の勉強法はなんといってもこれ。とにかくひたすら問題を解く

わからない問題、見たことがない問題でも、できるところまではやってみる。

 

そして、無理そうだと思ったら、解答を見ながら解きます

とにかく「どう導けばいいのか」を知りたいので、お手本を見ながらどんどんやります。ほとんど未知の領域なので、うんうん考えた所でアイデアは出てきません。

迷ったら、すぐ答えを見て、「こういうふうにするのか!」と、その通りやってみます。

この時に、「なんでそうなるの!?」とはあまり考えません。

 

とりあえず問題集一回分を解く

過去問なら、1回分の過去問を解き終えます(解くも何も、ほとんど解法を見ながらですが)。

とりあえず解き終えれば、問題の全体像がつかめます。どんな問題が、何問くらい出るのか。これがわかると、全体的な作戦が立てやすくなります。自分はこれが得意だからここは大丈夫だろうとか、ここが弱いから補強しないといけないとか。

 

深く考えない

「なんでその公式?」

「この公式、なんでこうなるの?」

「微分積分ってそもそも何よ?実社会でどう役立つのよ?」

こんな疑問が頭に浮かんだとしても、無視します。今は。なぜなら、考えれば考えるほどやる気をなくすから。このあたりはまた後で詳しく書きます。

 

できなかった問題にチェック

間違えてしまった問題には×を、答えを見ながら解いた問題には△をつけておきます。

時間をおいて、その問題を自力で解けるか確認します。一発で、何も参照せずに解けた問題は、もう解きません。できなかった問題を自力でできるようにすることに注力します。

 

ノートの使い方

どんどん書く

「もったいない」感情は一切排除!とにかくどんどん書きます。

私の計算ノートです。

だいぶヒドイですね…汚いのであまりお見せしたくないのですが、計算の速さを重視しているので、美しさはありません。

その時注意することは、ひたすら縦に縦にまっすぐ進むこと。縦に書いたり横に書いたりすると頭が混乱するので、とにかく縦に進むとルールを決めてどんどん書きます。

横のスペースにはちょっとした計算を書くのに使ったり、新しい公式をメモるのに使います。

 

後ろに公式集を

ノートの後ろに付箋をはり、マーカーで公式を書いて貼り付けておきます。

これをしておくと、困ったときにパッと確認できてとても便利。

とりあえず重要なことが出てきたらふせんに書いてベタベタ貼っておく。付箋なので、貼り替えも自由自在。あとで単元別にまとめて貼り直すこともできるし、どうしても覚えられない公式は計算スペースの横に貼っておくのもいいですね。

使っている付箋はこちら。

DAISOのフィルム付箋です。

ちょっとしたポイントを書くのにちょうどいい大きさ。B5ノートにもいい感じでおさまる。10個ほどまとめ買いして家に大量にあるくらい、お気に入りです。

入門書の使い方

次に、入門書をどう使うかについて解説してみます。

理解するのは、一通り解き方を覚えてから

数学ではとりあえず手を動かして計算をしてみることが近道です。

本当の意味で理解しようと思うと、奥が深すぎる。もちろん、数学を専門的に学びたい人や、数学の勉強だけをとことんやる人なら良いのですが、多くの人は他の科目もやらないといけないし、時間のない中で数学を学んでいると思います。

となると、基礎からすべてを理解しようとするには、数学は奥が深すぎます。一つひとつの定理や公式を理解しようとしていたら、時間がいくらあっても足りません。

だから、本当に気になるとか、どうしてもこの概念はわからないとか、そういう時に入門書を登場させます。

 

「疑問ありき」の勉強法

「お腹がすいたからご飯を食べる」のと同じように、「疑問があるから調べる」のです。

疑問がないところで、いきなり入門書を読み始めても、よくわかりません。受動的な勉強法になるので、頭に入ったような気がするけれど、終えた時に何も残らない。

まずはやってみて、疑問に思った箇所を調べていく。この順番で勉強を進めるのがおすすめです。最初に疑問があるから、調べた内容がより頭に入り、強く残りやすい。時間短縮になるおまけ付き。

お腹が空いているときには何を食べても美味しく感じるのと同じです。…あれ?ちょっとちがう?

手を動かし、頭を動かす!

数学の勉強というか、どの勉強でもいえることですが、大切なのはどんどん動かすこと。

数学ならどんどん手を動かして、計算していく。最初にとにかく計算を。

そして、わからなくなったら調べる。この順番が頭に入りやすいのでオススメです。

数学に困っている人は、ぜひやってみて下さい。

 

追伸:こんなこと書いちゃったら絶対受からなきゃ格好つかないじゃないですか…。頑張ろうっと。