数学を勉強しています。
数ⅡBなんて高校以来ですよ。もう、本当に大変。
当時、微積分とかベクトルとかで大きくつまずいた私にとって数ⅡBなんて本当に苦行でしかありません。
ああ、もう勉強したくない~~~!!!
こんなにしんどいならもうやめとけと思うのですが、それでも私は勉強します。なぜ勉強するのか。
勉強嫌いを体感する
生徒さんの「わからない」を実体験するためです。
わからない、できないって相当つらいんですよ。学校の授業を聞いていても、何を言っているのか分からない苦しさ。
自分はだめなんじゃないかと、自己否定の感情が湧いてくる。
こんなの何の意味があるんだと投げ出したくなる。
このまま勉強しても無理なんじゃない?と思えてくる。
そんな、次々と浮かんでくる負の感情と常に戦っております。勉強とは本当に自分との戦いですね…。
実際、勉強していてよく思うんです。
「微積分って結局なんやねん!」
「logって誰やねん!!!!」
そして、教育者として絶対言ってはいけないあのセリフさえも。
「こんなの将来使わないいいいいい!!!!!!!」
大人でもそう思うのですから、子どもたちだって疑問でしょう。間違いありません。
視点が変わると忘れてしまう
でも、指導する側になると、その辛さを忘れてしまいます。
勉強する側とは立場も視点も変わってしまうから、分からない苦しさは分からない。
だから、時々分からない苦しさを体感することで、勉強嫌いの生徒さんの気持ちを理解できるようにしています。
「勉強が大変?そんなこと言ってないで勉強しろ!」
「勉強大変だよね~。わかるよ。でもかならず役立つから一緒に勉強しよう」
どちらの先生に教わりたいですか。
言わずもがな。もちろん後者。私はそんな人でいたいのです。勉強しすぎて手がいたいのです。
背中を見せろ!
あともう一つ。個人的に許せない事があるんです。
勉強を教えている人間が全く勉強しないのはおかしい。どう考えてもおかしい。
勉強は大事だよと生徒に語りかけながら、自分は読書すらしない。やったとして授業の準備程度。そんな人に生徒がついていくんですかね?
子どもは見ています。本質を見抜きます。薄っぺらいことを言おうもんならバレてしまうでしょう。
そういうひとに わたしは なりたくない!!!!
だから苦しいけれど勉強します。
数検、ダメだったら生徒さん達に笑われるんだろうな。というか、合格率100%なのに自分が検定落ちるとか、本当ありえないですよね。
なんてつぶやきながら自分にプレッシャーをかけます。
生徒さん達に背中を見せたい。「この人マジかよ」と思われるくらい頑張りたい。
というわけでこれから微分と戦ってきます!!!
◆みなさんも一緒にいかがですか?
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