勉強嫌い克服のために親ができること 勉強恐怖症、それって学習性無力感かも?

こんにちは。佐々木です。

「子どもが全然勉強しません。どんなに言っても無駄なんですけれど…」という質問が後を絶ちません。
親御さんの常なる悩みですよね。

どんなに言ってもダメだったから、逆に何も言わないでおいてみよう!と思ったら、余計になにもしなくなり、もうどうしたらいいの!と八方塞がり状態の方も、多いのではないかと思います。

勉強嫌い!それって学習性無力感かも

もしかしたらそれは、学習性無力感かもしれません。

学習性無力感[心理学法則 豆知識]

2017.04.20

学習性無力感とは、「自分はダメだ!」と思い込み、一切の努力をやめてしまう心理状態のことをいいます。
「できない」「ダメ」が続いたり、派手に失敗してしまったりすると、「これは何をやっても無駄」と学習してしまい、それ以降の努力をやめてしまうのですね。
この状態を、わたしは「勉強恐怖症」と呼んでいます。

お子さんが学習性無力感に陥っているかどうかは、こちらのチェックリストをご覧下さい。

 

  • 自分からは全く勉強しない
  • 勉強したとしても教科書を見ているだけ
  • 勉強しなさいといっても「やっても無駄だよ」と言う
  • 塾や家庭教師をつけても、その時しか勉強しない
  • 一時期は勉強を一生懸命やっていた
  • 将来の夢、目標らしきものがない
  • 家庭環境は厳しい方だ
  • 完璧主義である

 

当てはまる数が多ければ多いほど、勉強恐怖症の疑いがあります。

なぜ勉強恐怖症になるのか

想像してみてください。

あなたはこれから、自転車の乗り方を覚えようとしています。

自転車の乗り方を覚える時に、一生懸命練習してもなかなか乗れるようにならなくて、挙句の果てに自転車に乗ろうとして派手に転んでしまった。痛い思いをした、みんなに笑われた、ダメなやつだと思われた…

そんな経験をした人が、「よっしゃ、今日はがんばって自転車乗るぞ!」と思えるでしょうか?

きっと、自転車が怖くて、自転車が大嫌いになっているはずですよね。
できることなら、自転車に乗らずして人生を終えようとさえ思うでしょう。

もしお子さんが何を言っても勉強しないなら、今まさに派手にコケて自信をなくした、そんな状態でしょう。

勉強で派手に転んでしまって痛い思いをして、みんなに笑われたり、ダメなやつだと思わりたり…

 

自転車に乗ろうとして派手に転んでしまった人に対して、

「自転車に乗りなさい!乗れるようにならないと将来のために良くないよ!お父さんだって苦労して乗れるよになってうんぬんかんぬん」という言葉が響くでしょうか?
「自転車に乗れるようになってほしいな、せめて自分から自転車に乗ってくれたらお母さん嬉しいな!」という思いが届くでしょうか?

答えは明白ですね。

恐怖症を克服するには

もしあなたが、自転車で転んで、自転車恐怖症だとしたら。
どんなふうにしてもらったらうれしいですか?

「そっとしておく」、

あるいは、

「一緒に自転車に乗ろうよ。大丈夫だよ」と言ってもらえること、ではないですか?

 

「子どもに何を言っても勉強しないので、もう何も言わないでおこうかと思います」
そうおっしゃる方もいますが、恐怖症の状態で放っておいても、自分から勉強しようとすることはまずないでしょう。

あるとすれば、それはもう相当まずい状態になってから、ですね。

勉強してほしいと思うなら、何かしらの手を打たないといけません。

 

つまり、「一緒に克服しよう」という姿勢を示すこと、寄り添うこと、それしかありません。
勉強恐怖症をどうにかして、勉強嫌いを克服するためには、自信を取り戻してあげる必要があります。

「一緒に頑張ろう」と口では言ったとしても、心がこもっていないと、確実にバレてしまいます。

だから、もしどうしてもお子さんに勉強をしてほしいなら、それを親御さんが支える覚悟があるかどうかです。勉強しろと怒鳴るだけではダメだし、勉強してくれたら…と願っても、変わりません。

一緒に変わってほしいなら、お子さんにとって一番身近な親御さんが、向き合ってサポートできるかどうかが鍵になります。もし自分で無理なら、そういう人を探し、信頼して任せられるかどうかです。

勉強嫌いが「サボり」ではなく、「恐怖症」だと視点を変えたら…勉強を好きになるためにはどうしたらいいか、違った視点から見れると思います。

 

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