こんにちは。横浜・鎌倉のプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。
数学って、ノート作るの難しくないですか?
計算をガリガリやろうとすると、公式や定理をどこに書いたかわからなくなるし、丁寧美しいノートを作ろうとすると、計算が追いつかなかったり、計算が遅くなってしまったり、書き方のバランスが悪くなったり。
つまり、復習のしやすさ、きれいさ、計算のしやすさを両立できる方法がなかなか無い!
で、現役の学生の頃から、数学のノートの取り方には難儀していたのですが、アレコレ研究してついに最適解を見つけてしまいました。
そこで今日は、復習しやすさ、きれいさ、計算のしやすさを両立できるノートのとり方をご紹介します!
これで数学は高得点ゲットできますよ!
数学のノートで大失敗した話する?
数学のノートには苦い思い出がありましてね。私が学生の頃のお話なんですけれど、ちょっと聞いてください。
塾で隣の男子(イケメン)にノートを見せてと頼まれ、よく考えずに貸しました。
当時の私にとって数学のノートとは「計算用紙」だったんですよ。
何かをまとめてきれいに書くというより「とにかくひたすら計算するぜ」的なノートなので、あまりきれいにまとめられていませんでした(笑)。
一応板書は書き写していたのですが、どうもその男子(イケメン)はあまり数学が得意ではなく、どこを見ていいかわからず授業のポイントを書いたページを発見できなかったため、計算ガリガリページを見て必死に解読しようとしたそうです。
後々聞いたら、計算ガリガリページを見て「こいつのノート汚っ!?」とドン引きしていたそうな。
うっわ、恥ずかし!!\(^o^)/
それ以来、計算がしやすく、かつ復習してもよく分かるノートを目指すようになりました。
ほら今、一応教える仕事をしてますしね。ドン引きレベルの汚ノートなんてマズイじゃないですか(笑)。
数学ノート術① ノートは半分に折る
さて、ここからは実践技です。
数学のノートを書くときは、ノートのページを縦半分に折って、右側に計算、左側にポイントやミスしたところなどを書き込むとわかりやすいです。
こんな感じで。

数学ノートは縦に折ろう
左に計算を書いて、右に途中式を書いたりちょっとした計算を書くのもありです。
右と左でスペースを分割するのがポイント。
左に計算、右に要点
おすすめの書き方は、左側に計算をガリガリやって、右にポイントを書きます。
計算は、とにかく手を動かしてどんどん解いていくことを優先しているので、どうしても美しさを犠牲にすることに…。
というか、綺麗さを意識していると計算に集中できないです。
なので、左は美しさ無視でガリガリ解いて、右側のエリアはきれいにポイントなどをまとめるスペースにしています。
どうせ計算って上下にそろえるし、どんどん下に書き進めることが多いので、横のスペースが余りがちなんですよね。
なので、ここにやりがちなミスを書いたり、注意点を書いたりしています。
図形と計算を分ける
あるいは、図形関係の問題を解くときに、左側に計算や証明を書いて、右に図形を書くということもできますね。
復習がしやすい
こうすると復習がしやすいんですよ。
前に書いた計算式だけ書いていると、何を間違えたのか、何がポイントだったのかわからなくなるんですよね。計算ばかりしているとノート汚くなりがちだし。
それ以来、ガリガリ計算スペースときれいにポイント書くスペースを分けるようになりました。
数学ノート術② 公式はふせんに描く
さらに、公式やら定理などの重要ポイントは、ノートに直接書かずにふせんに書くのがおすすめ!
計算とポイント書きが同じノートで、分け方のルールがないと、たくさん計算しているうちに「どこに公式を書いたのかわからなくなる」現象が…。
(私がイケメンを困惑させてしまったのはこのせいですねごめんなさい)
終わったら裏表紙に
ふせんなら移動できるので、新しく習った公式や定理はノートの見やすい位置に貼って、ある程度覚えたらノートの裏表紙にポンと貼っておく!
そうすると裏表紙が公式集になって使いやすいです。

数学ノートの裏表紙に公式集を
例えば、図形に関係があるものは同じページにまとめるなど単元別にしておけば、ど忘れしたときや他の単元が絡む問題が出てきても復習がしやすいです。
過去に勉強したものも、引き出しやすいですね。
ノートが変わると、前のノートから探すのって結構面倒くさかったりしますし。
ノートを半分に折って、左に計算して、右にふせんを貼る、という方法もいいですね。

数学ノートとふせん術
ふせんの主張が激しい(笑)
数学ノート術③ ペンの使い方
計算はボールペンで
ボールペンの方が滑りがいいので、計算がスラスラできる気がします。
シャープペンだと、書いたところがこすれてノートも手も汚くなりがちですからね~。先程書いた、塾のイケメン君に見せたノートはシャーペンでグッチャグチャだったんで余計にひどかったんです。(笑)。
書き味の良いペンを使うと、書いていて気持ちがいいので「自分計算できるんじゃない?」感が出ます。
ちなみに私が愛用しているのはこれ。
ジェットストリーム4&1です。黒・赤・青・緑・シャープ付き。太さは0.5で。
赤も付いているので、解き終えたらそのまま丸付けできますね。
もうこれしか使いたくないし、これが切れると仕事にならないどころか居ても立ってもいられないので、持っているバッグすべてのポケットに入れているくらいの愛用品です。
もうこれ以外で計算なんかできません…!
消しゴムは使わない
ボールペンを使用している時点で当たり前なんですけど。消しゴムは一切使いません。
だって汚くなるし。
計算を間違えても、消さずに全て証拠に残したほうがいいです。
そうすれば、履歴が残るので、自分がやりがちなミスがわかりますね。
それに、間違えたときにペンを置いて消しゴムを持ち替えている間に、計算の勢いみたいなものを失ってしまう気がするので、ずっとペンを持ったままです。
間違えたら、線を引いて修正してそのまま進む。
思考が止まらないのでおすすめです。
ポイントは油性ペンで書く
ふせんにポイントを書くときは油性のマジックを使います。
油性ペンを使って太字で書くと覚えが良くなります。

数学の公式は油性ペンで
青ペンで書くと覚えるとか言われていますが、私に言わせれば最強なのは油性マーカーの太字ですね。
太いし、目に入るので頭に残ります。
数学ノート術④ おすすめのノート達
「なんとなく大学ノート」ではもったいない!イマドキのノートは進化しているので、用途に合わせて使うとめちゃくちゃ便利です。
特に数学で重宝しそうなオススメのノートを紹介します。
スマートレビュー
イチオシはこの「スマートレビュー」です。
このノートの何がすごいって、最初からタテに線が引いてあるんですよね…

数学おすすめノート「スマートレビュー」
なので、折らなくてもOK。右の欄にポイントを書いておけば復習がしやすい!
書く欄も広々していて、思い切り計算ができるのですごく使いやすいですね。
数学でかしこく復習したい人におすすめです!
無印良品 裏写りしないリングノート
これは完全に好みの問題だと思うのですが、ジェットストリームのボールペンに無印良品の紙は相性最強だと思うんですよ。すごくなめらかに気分良く書けます。
なので私が何か書くときは絶対にジェットストリーム×無印です。仕事も全部これです。
このノートは表紙が黒なので、持っていると頭良さそうに見えますしね(頭悪そうな理由だな)。
コクヨ ノート ソフトリング
糸とじノートは開くと場所をとるのでリングノートを使いたいのですが、リングノートだとリングが手にあたって邪魔!という難点が。
気持ちよく計算をしているときに、リングが当たると嫌なんですよ!!!
この「ソフトリングノート」だとリングがぷにぷにしていて、計算中に手があたってもノンストレスです。
質感が猫の肉球っぽくて好き。
理系線ノート
この理系線ノートには、普通のノートように横線だけでなく、細かなドットがついています。
数学では結構細かい図を書かないといけないこともあります。細かい図形を書くときに、目印があると便利ですよね。
数学ノート術 まとめ
- 計算スペースと要点を書くスペースを分ける
- 要点はふせんに書くといい
- ノートも種類があるので、目的に合わせて選びましょう
数学では必要なところで必要な公式を思い出し、使えるかどうかが鍵です。
このように数学のノートを作ると、計算や図、要点、公式を分けて書けるので、復習がしやすいです。
必要なときに必要な情報を取り出しやすいように書いて、それを上手に使えるようにするとうまく勉強できます。
数学のノートをきれいに、復習しやすく、計算しやすくしたい人はぜひやってみてください!
以上、横浜プロ家庭教師佐々木(@kateikyo_megumi)でした!
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