横浜・川崎 勉強嫌い専門プロ家庭教師 佐々木恵

中学生の勉強との関わり方 結局勉強からは逃げられない

 
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都内・横浜で活動するプロの家庭教師です。 理論を駆使した「わかりやすい説明」と、勉強がニガテな子どもの気持ちにとことん寄り添う「共感力」の指導に定評あり。趣味は歌うこととやる気が上がる方法を考えることです。 おかげさまで歴6年、合格率は97%超。勉強法を書き続けて気づけば著書5冊。取材・寄稿多数。
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こんにちは。佐々木です。

私は家庭教師という仕事が大好きなんですよ。理由はいくつかあるのですが、大きな理由のひとつが「たくさんのおうちにお邪魔できる」ことがあります。

ふつう、人の家ってそんなに出入りできないですよね。いろいろなご家庭を拝見していると、気付きも多く、毎日が勉強です。

 

沢山の家にお邪魔していると、気づくことがあります。

家族の勉強の関わり方が三者三様なのです。

親御さんが勉強にほぼ干渉しない家庭もあれば、お子さんの学習のほぼ全てを親御さんが管理しているようなご家庭もありました。

 

行き過ぎた管理は問題

放任も問題ですが、行き過ぎも問題ありだと思わざるを得ません。

勉強をすべて管理しているご家庭は、たいてい他のことに関しても全てやってあげている印象を受けました。

子どもが小さければそれも必要ですが、中学生くらいであれば、勉強だけでなく、身の回りのこともある程度できたほうがいいかと思います。

なんでもやってあげてしまうと、自立心が育ちませんし、ある程度の生活能力がないと、子どもたちが大人になったときに困ってしまいます。

 

仮に、生活能力がないまま大人になったとしても、家族が食事を作ってあげることは可能です。身の回りを片付けてあげることもでますし、その気になれば、子供の身の回りのことを全てしてあげることもできてしまいます。

もし料理ができないまま大人になっても、スーパーでお惣菜を買うことができるし、外食のお店もたくさんありますし、整理整頓が苦手でも、お片づけ代行サービスもあるのです。

最近ニュースを見て驚いたのですが、最近だと親が子どもの代わりに婚活するイベントがあるらしいです。「うちの子は内気で。でも孫の顔は見たい」とか。

なんということでしょう。

もし、生活能力が低いまま大人になっても、便利になった現代社会では、生きていく術はあります。

 

勉強は代われない

しかし、ひとつだけ代わってあげることができない。

それが勉強です。

勉強は代わりにやってあげることができません。

 

できたとしても、宿題を代わりにやってあげるくらいでしょう。

あるいは、超名門校に入れてエスカレーターにのせることもできますが、莫大な資金がかかりますし、勉強する習慣をつけなければ、成績が悪ければエスカレーターから降ろされてしまうでしょう。。

家族が代わりにに授業を聞いたり、テストを代わりに受けることはできません。

つまり、勉強だけは、どうにもなりません。

そのために私も何度ももどかしい思いをしました。
生徒さんからどうしても入りたい学校があると言われ、でも成績が足りていない。「先生、代わりに受けてよ」と言われ、「できるものならそうしたい」と思うのです。もちろん実行する気は全くありませんし、口にすら出しませんけどね。

 

勉強からは逃げられない

今、人工知能だAIだ、機会に仕事が奪われるだとか言われています。

しかし、当面、学習だけは自分でやるしかないと思うのです。
もしかしたら将来、コンピュータにソフトをインストールする感覚で、人間の脳に知識をインストールできるようになるのでしょうか…。

技術面でも倫理面でも、当分はないとは思っています。

当面は、誰かが代わりに勉強することはできそうもありません。

生き抜くためには、自分で学ぶ力を身につけるしかないのです。

テストで一番になることよりも、自分で勉強に向かう姿勢を整えておくことのほうが有意義だとさえ思ってしまうのです。

 

親御さんへ

どんなに心配でも、どんなに頑張っても、お子さんの勉強を代わってあげることはできません。親の力で成績を上げるのは不可能です。

こればかりはお子さん本人の問題なので、お子さんが中学生くらいになったら、自分がなんとかしなければ!と思いすぎない方がいいと思います。同時に、勉強ができないのは自分のせい…と、ご自分を責める必要もないと思っています。

大切なのは、勉強体質を作ることです。

勉強を教えるのではなく、自分ひとりで勉強する体制を作る。

学校の授業をきちんと聞いてくること、わからないことは自分から質問したり、助けを求めること。中学生くらいになったら、親が子どもに教えるべきことは勉強の内容そのものではなく、一人で勉強する姿勢です。中学生くらいならまだ周囲があれこれ言ってくれますが、高校生くらいになったら周囲のケアは受けられなくなります。

 

そして、さらに親御さんにしか出来ないことは環境づくりです。

学校の学習に限らず、興味を持ったことはどんどん学べる環境を作る、好きな本を買ってあげる等。

 

「勉強は必要なこと、自分でなんとかしないといけないこと」だとお子さんに伝えましょう。拒否されても、伝え続けましょう。

勉強をサボることの責任は自分で引き受けるべきことも伝えましょう。

今からでも遅くはありません。

 

生徒さんへ

どんなに勉強が嫌いでも、勉強だけは逃げることができません。

家事、料理、その他身の回りのことをするのが苦手だとしても、最悪誰かに頼ったり、代行してもらえるかもしれません。

でも、勉強だけは無理です。

ただ、それは裏返せば「勉強は他人に奪われない」のです。学んだことは誰にも盗まれないあなた自身の財産になります。

だから、どうか勉強を諦めないでください。

一番になれとは言いません。平均より劣っていようがどうでもいいのです。
ただ、得意なことを一生懸命調べたり、新しい技能を得るための勉強は惜しまないでほしいです。

勉強から逃げないで

 

勉強を嫌いになってはいけない。

これは私が常に思っていることです。

まずは好きなことを調べるでもいいから、学ぶことはしてほしいし、それを誰に言われず自分ですることがとても大切。

自分から勉強したい学生さん、自分から勉強する子になってほしい親御さんを応援したいです。

勉強したいけれど、何から始めたらいいかわからないかたはぜひご相談を。あるいは、本ブログに勉強法ややる気アップ記事を掲載しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

 

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都内・横浜で活動するプロの家庭教師です。 理論を駆使した「わかりやすい説明」と、勉強がニガテな子どもの気持ちにとことん寄り添う「共感力」の指導に定評あり。趣味は歌うこととやる気が上がる方法を考えることです。 おかげさまで歴6年、合格率は97%超。勉強法を書き続けて気づけば著書5冊。取材・寄稿多数。
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