こんにちは。横浜・鎌倉のプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。
勉強が得意な子と、勉強があまり得意でない子には、ある考え方の違いがあります。
・子どもがなかなか勉強しない
・勉強を教えても、うまくいかない
・なかなか理解できずイライラする
では、どんな違いなのでしょうか?
勉強が得意な子の考え方
勉強が得意な子は、「なぜ」を考えずに、行動に移すことができます。
勉強が得意な子どもは、「公式はこうだから覚えなさい」と言われれば疑わず、疑問を持たず、覚えることができます。
勉強が得意な子には、「黙ってやりなさい」「言われたとおりにやりなさい」が通じます。
「考えるよりも、言うことを聞いているだけの方が楽でいい」と思っていたりもします。
勉強が苦手な子の考え方
勉強が苦手な子は、「なぜ」がわからないと、行動に移せません。勉強が苦手な子どもは、「なんでこうなるの?」「どうして?どうして?」と常に頭の中はハテナマークでいっぱい。
挙句の果てに、「なんで私がこんなことをしないといけないの?」とか「なんで勉強しないといけないの!」と言い出す始末です。
勉強でつまずいている子どもは、「なんで?」「どうして?」と思っているので、「黙ってやれ」「いちいち考えるな」と言ってしまうと、混乱します。
子どもの性格によっては、反発するかもしれません。
「なぜ?」がわからない
勉強しているのになかなか伸びない子どもは、「なんで」が常に頭の中を回っています。
だから、勉強してもなかなか頭に入らない。
なぜ、これをする必要があるのか?
なぜ、こんな公式になるのか?
などなど、「なぜ?」が気になって気になって仕方がないのです。
疑問を無視して先に進めば、もっと勉強が嫌いになるでしょう。
そのまま試験を受けたら…良くない結果に「もう、勉強なんて嫌だ!」と思ってしまうのも無理はありません。
このタイプの子を賢くしたいなら、
「黙ってやれ」「いちいち考えるな」なんて言ってはいけません。
勉強嫌いの子に教えるコツ
「なんで」にしっかり付き合う必要があります。
言い換えると、このタイプの子は「なんで?」にしっかり付き合うことができれば、きっちり理解ができます。
学校ではカリキュラムが決められていて、そんなに長い時間を取ることもできません。
「いいから覚えろ」で済ませてしまう教師が多い・・・のが現状なのです。
残念なことですが、それも昨今の先生方の状況を考えれば、仕方のないことです。
もしお子さんが学校授業で苦労しているなら、「なんで?」で足止めを食らっていることが大きな原因かもしれません。
たしかに、勉強は「なんで?」をいちいち考えずに進んでいいけたほうがいいのかもしれません。
なぜ?に徹底的に付き合う
しかし、「なんで?」と疑問を持つことは、考える力があるということ。
好奇心があるということなんです。
これにしっかり付き合ってあげれば、大きく伸びる可能性を秘めているのです。
学校で、「なんで?」に付き合うのが無理だとしても、
おうちでならできるかもしれません。
親子で一緒に調べれば、一緒に勉強を楽しむことができます。
今は調べるツールも充実しています。
図書館に行くのもいいですし、
ネットで調べるのもいいですよね。
ぜひ、お子さんの「なんで」に付き合ってあげてくださいね。