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日本史の勉強法 テスト対策、覚え方のコツは問題集2冊?

勉強法

こんにちは。高2で理系を選択し、高3で文転した佐々木(@kateikyo_megumi)です。

なんとなくカッコイイから理系を選択するとか、愚の骨頂でした。高3で勉強大変だった…(泣)。

皆さんは自分の選択を戦略的に考えましょうね。見栄えで選んじゃダメですよ。

さて、文系の生徒さんからこんな相談がありました。

[voice icon=”アイコンURL” name=”せいと” type=”r line”]先生、日本史がマジで覚えられないんですけど、どうしたらいいんですか?学校のプリントは用語を書いてあるだけでどこが重要なのかよくわからないし、単語帳を作るのも手間がかかりすぎるし‥無理ゲーです[/voice]

 

うん、日本史は覚えるの大変ですよね。覚えることが多すぎるし、流れも重要だから一問一答形式や丸暗記だとすぐ通用しなくなる。単語帳をつくる勉強法だけだと太刀打ちできない…。

そこで、日本史を効率よく覚える方法をご紹介します。

 

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用意するもの

  • 学校の教材
  • ノート
  • 問題集2冊(違う種類のものがいいですね)

 

 

勉強方法

  1. 薄い方の問題集の1単元だけノートに解く。
    試験範囲が奈良時代なら、今回はまず律令制度だけ勉強しよう、というように、小さな区切りをまず勉強します。
    多すぎないことがポイント!1回一単元あるいは1ページくらいを解いてみましょう。分からなければ学校のものを見てもOK。
  2. わからなかったもの、調べたものについてノートに書き出す。
    「書いて覚える」ことが目的なので、ざっと書き出すだけで良いです。細かいと疲れますし…。
  3. もう一冊の問題集を用意して、同じ単元を解く
    全く同じところをやってみます。先程律令制度について解いたのであれば、もう一冊の問題集の「律令制度」のページを探して解く、という要領です。
  4. わからなかったもの、調べたものについてノートに書き出す。
  5. だいたい理解できたら次に進む

 

こんな感じで、1つの単元を2冊の問題集を行ったり来たりしましょう。

 

 

2冊を行き来することで得られるメリット

 

・出どころがどこか分かる

たとえば、律令制度について2冊の問題集を解くと、どちらにも似たような問題が出てくることがあります。

  • 口分田が何歳でどのくらい支給されたのか
  • 租、調、庸とは何か
  • その他労役の種類

 

このあたりが必ずどの問題集にも載っていますね。となると、税や労役の種類はきっちり覚えておかないといけないことがわかります。

このように、2冊を行き来することで、何が重要なのか、どこを重点的に勉強しておけばいいのかがつかめます。

 

・記憶に残る

記憶は、何度も繰り返すことで定着します。これをリハーサル効果といいます。

1冊目の問題集で覚えたことをすぐに2冊めで復習できるので、定着度がアップします。

 

一冊で奈良時代を終えてからもう一冊…という解き方もあるのですが、それだと一冊目の最初の方は忘れています。

だから行ったり来たりして定着させながら勉強するのがおすすめ。

 

・様々な出題形式に対応できる

社会系の問題は、様々な出題形式が考えられます。一問一答形式、年表、図表、資料とからませた問題等。

問題集や学校教材だけだと、これらの多様な出題形式に対応できないかもしれません。

資料を読んでも、何の資料なのか分からなければ点が取れません。その資料が「律令制度」に関するものだと気がつけないといけないのです。

つまり、様々な出題形式に慣れておかないと、どんなに勉強しても点が取れないこともあるかもしれません。

2冊の問題集をみておけば、異なる出題形式の問題を少なくとも2種類は経験できるので、異なる出題形式にも有利です。

本当はもっとたくさんの形式に慣れたほうが良いのですが、問題集を3冊以上使うのは負担が大きすぎるので、テスト対策なら2冊で十分。

 

問題集の選び方

一冊は「山川出版社」のものを選びましょう。

たくさんの問題集を見てきましたが、正確性、網羅性、資料の充実度を見ても山川出版社のものが一番安心です。

おすすめはこちら。

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こちらの問題集はなかなか詳しいのでテスト対策も万全にできそうです。

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要点のみなので短時間で確認したい時、持ち運びたいときはこちらが良いですね。

 

そしてもう一冊は好きなのを使ってください(笑)。

いや、なげやりに聞こえるかもしれませんが、コレは本当の話。参考書や問題集は自分で選んで「これがいい!」「これなら楽しく勉強できそう」と思えるものを買うのが一番なんです。

なので、もう一冊は自分が気に入ったものを買うことをおすすめします。

 

まとめ

日本史は、暗記科目だと思うと死ぬほどつまらない科目です。

しかし、ある一国の物語だと思うと、とてもとても興味深く、ロマンのある科目です。

学校ででた教材だけをひたすらなぞるだけの勉強法では、日本史がつまらない科目になってしまうのも無理はありません。でも、一つのことをさまざまな視点から見ることで、オボ安くなることもあるし、気がつくこともあるものです。

日本史をつまらなくするか、面白くするかはアナタ次第。

是非一度、二冊の勉強法を試してみてください。

 

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