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発表やスピーチに使える!わかりやすく話す方法3パターン

発表で使えるわかりやすい話し方 指導法

こんにちは。横浜・鎌倉のプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi
​です。

高校生の生徒さんから無茶な相談が来ました。

 

生徒会で発表するんですけど、やったことないんでなにを話せばいいんですか?

なんとかしてください。

とかいうLINEが来ました。

 

なんとかしてくださいって、私のことドラえもんか何かだと思ってない?

 

学校生活の中で発表をする機会は少なからずあります。

せっかく発表をするなら、わかりやすく話せた方がいいに決まってますもんね。四次元ポケットは付いていませんが、助けて差し上げましょう。

 

「分かりやすく伝えるための構成法」をご紹介します。

これを使えば、

あなたの話って本当にわかりやすいですね♡

と言われること間違いなし!!!

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発表やスピーチに使える!わかりやすく話す方法3パターン

わかりやすい説明の型

わかりやすい説明の型

わかりやすい構成法は3つあります。

それぞれの順番はほとんど同じですが、内容が少し違うので、どんな場面で話すのか、何を伝えたいかによって使い分けてみてくださいね。

主張を伝えるAREA法

まずは、自分の主張を伝えるAREA法を紹介します。

AREAとは、Assertion(主張)、Reason(理由)、Evidence&Example(根拠と例示)、Assertion(主張)の順番で話す話し方です。

今回生徒さんから相談されたのが「生徒会のスピーチ」なので、生徒会長の立候補スピーチを作ってみました。

  • Assertion(主張)
    私は、生徒会長に立候補します。
  • Reason(理由)
    これまで生徒会役員として仕事に取り組み、先輩たちの仕事を見てきた中で、この学校をもっと良くしていきたいという気持ちが出てきたからです。
  • Evidence&Example(根拠と例示)
    (私が生徒会長としてやっていける理由として)これまで生徒会役員として仕事をしてきたので、一年の仕事の流れの内容はもちろん、大変さを誰よりも理解している自負があります。
  • Assertion(主張)
    これらの理由から、私は生徒会長に立候補します。清き一票、宜しくお願いします。

 

もう一つ例をあげてみましょう。次は文化祭で何をやるか提案する場面です。

  • Assertion(主張)
    今年の文化祭は、焼きそば屋がいいと思います。
  • Reason(理由)
    なぜなら、焼きそばは誰でも作り方を知っていて、簡単に作ることができるため、クラス全員で団結できると思ったからです。
  • Evidence&Example(根拠と例示)
    昨年の文化祭で、焼きそば屋をやったクラスが優勝していました。お客さんからも、焼きそばは誰でも食べれるしボリュームがあるからいいという意見があったそうです。
  • Assertion(主張)
    よって、私は今年の文化祭は焼きそば屋が良いと思います。

先に主張を述べ、そのあと理由と根拠、あるいは例示を述べるスタイルです。

「私はこう考えます。なぜなら○○だからです。近年の研究では△△という結果が出ました。よって私はこう考えます。」

「AかBか」や「賛成か反対か」を述べる時、意見交換の場やディベートなど、自分の意見を主張するときに有効です。

要点を伝えるPREP法

最も有名なPREP方です。Point(要点)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(要点)の順番で話します。

人に何かを教えるときに使える方法です。

  • Point(要点)
    スピーチのときは、大事なことを先に言おうね
  • Reason(理由)
    大事なことをあとに持ってくると長くなるから、聞いている人が疲れちゃうよ。
  • Example(具体例)
    話が長い人っているでしょ?あの人達って、「何が言いたいの?」って感じだよね。だから先に、最初に「今日はこの話だよ」って言ってあげると、安心してあなたの話を聞いてもらえるよ。
  • Point(要点)
    だから、人前で話すときは、大事なことを短く、先に言おうね。

 

要点を述べ、その理由や具体例を述べる方法です。

「今回の要点はこれです。その理由は○○だからです。例を上げましょう、△△の時には」という話し方です。何かを教えたり、プレゼンするときに使えそうです。

 

結論を伝えるCREC法

最後に、CREC法です。Conclusion(結論)、Reason(理由)、Evidence(根拠)、Conclusion(結論)の順番で話す方法です。

  • Conclusion(結論)
    昨日の委員会で決まったことを発表します。クラスで飼っているうさぎの世話を当番制にすることに決まりました。
  • Reason(理由)
    いままではいきものがかりの3人がお世話をしていましたが、3人だけでは大変だという意見があったためです。
  • Evidence(根拠)
    アンケートで、うさぎの世話をやってみたいという意見が15人から上がっていたので、当番制にしてみんなにやってもらったほうがいいという話になったからです。
  • Conclusion(結論)
    これからうさぎの世話は当番制になります。当番表は後日掲示板に貼っておきます。

 

たとえば、生徒会での決定事項を朝礼などで話すときに使えます。

 

もし生徒会長になったら、こういうスピーチもしないといけないからね!

言いたいことを最初に言う

多少の違いはありますが、すべて共通しているのは

①最初と最後に重要なことを言う

②そのあとに理由

③その後に根拠

 

という順番で構成することです。

 

まと発表やスピーチに使える!わかりやすく話す方法3パターン

  • 主張するならAREA法
  • 教えるならPREP法
  • 伝えるならCREC法

このように、わかりやすい発表にはパターンがあります。

発表が苦手な人は、このパターンにあわせて話してみてください。それだけでグーンと洗練されますし、伝わります!

生徒会の発表、うまくいくといいね♡

 

以上、横浜プロ家庭教師佐々木(@kateikyo_megumi)でした!

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