キラリと光る親子になる!ハッピーママパパ講座に参加してきました。第一講の今回のテーマは「お子さんを導く親になるための聴き方」です。
本講座の講師はSeeds For Future代表の杉原伸太郎先生。
秦野で学習塾を二教室運営され、保護者向けのコミュニケーション講座も開催されている多才な先生でいらっしゃいます!
私が主催しているアイデア・カフェにも何度もきてくださっている先生です♪
いつお会いしてもさわやかでポジティブな先生。そんな先生のコミュニケーションのコツなら一度ぜひ学んでみたいと思っておりました。
「聴き方」をテーマにした講座。聴き方を極めたら、相手を上手にやる気にすることができそうです。
私にとってもたくさんの学びがありましたのでシェアさせていただきます!
聴くって重要
「きく」にもいろいろありますよね。
「聞く」「訊く」「聴く」、それぞれどう違うのでしょうか?
「聞く」は耳をそちらに向けている状態。
「訊く」は、質問をたくさんなげる状態。
「聴く」は、耳と心をむけてじっくり聴いている状態。
普段、意識しないでいると、ついつい「聞く」と「訊く」コミュニケーションになりがちです。「宿題やったの!?」と責めるように訊いてしまったり、なにか書きながら耳だけで聞いてしまったり。私もよくやります。反省。
なぜ、相手の話を聴くことが重要なのでしょうか?
話を聴くことで相手に安心感を持ってお互いを受け入れた状態(専門用語ではこれをラポールという)があることを示すことができます。
相手との信頼関係があるからこそ良いコミュニケーションができる。
つまり、聴くことで
・「あなたを受け入れていますよー」とメッセージを送れる
・安心感から信頼関係が生まれる
・よいコミュニケーションができる
だから「聴く」大切なのです。
・プラスワンステイト
今日の講座でいちばん役に立ったこと、「今日からやってみよう!」と思ったのがこのテクニック「プラスワンステイト」です。
プラスワンステイトとは、相手のテンション(ステイト)よりも少し気持ちを上げて聴くことです。
相手より少し気持ちを上げて聴くと、相手も徐々にテンションがあがってくるそうです。上げすぎるとバカにしているように聞こえてしまうので、あくまで少し上げて聞くのがポイント!
そうすると相手も徐々にテンションがあがってくるそう。
これは使えそうです。
勉強でやる気をなくしてる生徒さんに対して、「気持ちを上げて聴く」を実践したら、それだけで少しやる気を上げてあげられる気がします・・・!
よし、テンションを「少し」高くして話を聴くぞ~!!(テンション高め)
成長に応じたコミュニケーション
コミュニケーションのとり方は、子どもの成長段階に合わせて変えていくことが大切だ相です。
幼少期 かかわり度100%
児童期 かかわり度80%
まだ保護者のいうことを素直にきく年代ですね。学校にいる時間が長くなるから、子どもの話を積極的に聴く必要性が出てきます。お子さんに自分で決めるよう促すことも大切ですが、選択肢は親が提示することも肝心。
青年期 かかわり度50%
思春期にはいると保護者の言うことを疑い始めます。子どもの気持ちを受け止めましょう。
思春期のお子さんをお持ちの親御さんは、関わり方でお悩みを抱える方もいらっしゃると思います。
勉強しろと言ってはいけない、あれこれ言ってはいけない「子どもに決めさせましょう」「子どもの自主性」というと、放任しないといけないと考えてしまいませんか。
お子さんに「自分で決めなさい」と伝えても、結構難しいもの。たとえば進路について決めようと言っても無理なんです。なぜなら子どもには知識がないから。
放任ではなく、選択肢を与えて選べるようにする・・・ということが大切かと思いました。成長度合いにあわせてコミュニケーションも変えていく、という考え方がとても勉強になりました。
「最初はぎこちないかもしれませんが、まずは一つ、1日1分でも良いからやってみてください」と杉原先生。
私も指導で生かしてみようと思います!
次回は3月~4月に開催予定とのこと。楽しみです。
杉原伸太郎先生プロフィール
2010年4月に学習塾SF-Learningを設立され、指導に関わった秦野市内の小中学生、高校生は500人超。2016年10月に合同会社Seeds for Futureを設立されました。
「学びの「プロ」を育てる学首塾を合言葉に、既存の学習塾の常識を打ち破る指導を実践しています。学習塾経営のみならず、NLPの講師でもいらっしゃり、保護者向けのコミュニケーション講座も行い、幅広く活動されている先生です。
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