こんにちは。横浜・鎌倉のプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。
先日、メルカリというフリマアプリを使ってみてびっくりしました。
不要品がいとも簡単に売れた。住所を明かさずに、スマホ一つで手軽にものを売ることができるとは驚きでした。
ついでに、ずっとほしかった50,000円の教材を8,000円で買うことができて、大大大満足しています。
また最近、YouTubeで動画発信をしながら、影響力の大きさに驚く日々です。
自分で発信をしたいと思ったときに、かつては芸能人にならないとできなかったでしょう。
今ではYouTubeなりTwitterで誰だって動画配信ができる。
誰だってスターになれる時代です。
デザインだって身近で手軽になって、自分オリジナルデザインで何かを作って、それを売ることもできる。
何が言いたいかというと、今の時代、何だってできるということ。
だからこそ、なのかもしれませんが、生徒さんたちからは
「何をしたらいいのかわからない」
「将来なりたいものがない」
と、相談を受けることも多いです。
選択肢が多いと人は迷う
アメリカの社会学者シーナ・アイエンガーは、スーパーにジャムを並べて実験姉妹sた。
スーパーの売場ジャム6種類と24種類を試食に出すと、どちらが購買されやすいでしょうか?
24種類のほうが選択肢がたくさんあるのでお客さんに優しいような感じがします。
しかし、購入率が高かったのは6種類のほうでした。
24種類だと、試食に来る人は多いけれども購入に至らないのです
選択肢が多すぎてかえって迷ってしまい、買うのが難しいのかもしれません。
今の時代の人は、たとえるなら、ジャムが1,000個の時代に生きていると思います。選択肢が多すぎるのです。
かつては、親の職業を継げばよかったから、ある意味簡単だし、進むべき道も見えていたでしょう。
でも、今の人には道が無限大にある。
だからこそ「なりたいものがない」と思う人が多いのでしょう。
それをリスクととらえることも、可能性ととらえることもできる。
だからこそ私は思います。
今の人に本当に必要なのはきっと、知識と自信だと。
知識
自分が何をしたいのか、きちんと自分で決めていく。そのためには知識をつけて、自分がしたいもの、できることを選んでいく必要があります。
知らないことは、絶対に選択肢には入ってきません。だからたくさんのことを知ってほしいです。
さらに、そこから選び取るのに、やっぱり知識が必要。
今この記事はカフェで書いているのですが、隣の教育ママさんの話が漏れ聞こえました。
「文系だと就職口がない、理系なら安泰だからできればわが子は理系に。」
一昔前はそうだったかもしれませんが、もはやそんな時代でもないと思うのです。
就職に有利だからという選び方はとても受け身で、せっかくのこの時代の何にでもなれる可能性をつぶしてしまうと思う。
ビックデータ、人工知能の急速な発達、シンギュラリティ。
いまの子どもたちが大人になる頃には、今は安泰と言われている仕事はなくなっているかもしれません。
逆に、今は想像もつかないような仕事が生まれる可能性もあるのです。
職業とか就職のしやすさで進路を決めて、自分の軸がないとしたら、すごくもったいないことだと思います。
だからこそ、学生のうちにいろいろと経験して、興味のあることを見つけておくことも大切なことだと思うのです。
自信
そして、何にでもなれる時代だからこそ、
「自分は何にでもなれるんだ」と信じられるだけの、自分への自信が必要。
自分への自信がしっかりあれば、本当に何にでもなれるし、何だってできると思う。
結局、大切なのは自分自身がどれだけしっかりと強く生きていけるのか。
社会に出てからは理不尽なこともたくさんあるかもしれない。
でも、勉強は裏切らない。努力すればするだけ点数に出てくるのです。点数にならなかったとしても、一生懸命学んだことは必ず知識として脳内に蓄積され、いつか役に立つことがあります。
「何にでもなれる」を実践してきて
私の話をさせてください。
かく言う私も、小学生の頃は本を書きたいとか、社長になりたいとか、そんなことを考えていていました。あまりにも荒唐無稽な話だから、人に言ったことはありませんでしたが。
現実がわかり始めた中学生の頃、自分はきっと教師になるのだろうと思っていました。大きな理由はない。べつに大志もなく(笑)。
自分の専門を決める高校生の頃は心理学に興味を持った。でも心理職で食べていくのはとても難しいと聞いたので、食っていくためにはどうしたらいいだろうと考えて、大学では経営学を学びました。専攻は会計学。
こうして振り返ると、実は、小学校から会社員までで望んで学んできたこと、すべてを叶えていることに、自分で驚きます。
「何にでもなれる時代」だと生徒さん達に言っているのは、まさに私自身がそれを体感したからでした。
きっと、この時代でなかったら、私は今のように生きてはいないでしょう。安定の会社で安定のOL、女子会に行っては会社や上司や旦那の愚痴を並べるような人生を送っていたことだと思います。
ありがたいことです。
なりたいと思えば何にでもなれます。
ぜひそれをポジティブに考えてほしい。
若者よ、ともに大志を抱こう!
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