こんにちは。横浜・鎌倉のプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。
生徒さんが、最近ノリノリで勉強していまして。最近勉強が楽しいみたいなんですよ。嬉しいですね。
理由を聞いたら、最近、アプリで勉強時間を記録するようになったそうなんです。
それがモチベーションになって、毎日やるぞ!という気持ちになるそうで。
記録をとると、勉強のやる気を上げることができます。毎日勉強しようという意欲にもなります!
でも、記録を取るのは面倒だし、勉強がニガテな人にとっては、ちょっとしんどいところもありますよね…。効果が得られるとわかるならやれるけれど、実感できないとやりたくないでしょう。
そこで今日は、勉強の記録を取る効果と、オススメのツールを紹介します。
記録をつけることの効果
記録をつけると、勉強が毎日続くようになったり、やる気が出たりします。まずはその理由と効果を解説しますね。
勉強に意識が向く
かつて、レコーディングダイエットというダイエット方法が流行ったんですけど、知っていますか?
自分の食べたものをひたすら記録するダイエットです。それで痩せるという画期的な方法です。
記録するだけで痩せるの?と思うじゃないですか。
記録していることで、
- 自分がどれだけ食べているか気づく
- 無駄がわかる
- 減らそうと努力できる
- 記録していると続けたくなる
- 効果が出るとすぐわかるから楽しい
という効果が期待できます。
これはダイエットだけでなく、貯金にも使える方法で、毎日どれだけの額を使ったのか記録していくだけでもお金が貯まる!ということで、レコーディングという手法が注目される様になりました。
無駄遣いも無駄食いもそうなのですが、悪い習慣って無意識なんですよ。
気がついたらコンビニに寄って、ついつい買って、ついつい食べる。で、そのことに本人が気づいていなくて、「食べてないのに、なんで太るんだろう?」「お金使ってないのに、全然貯まらないな?」と思っているわけなんですよね。
記録を取ることで
「え、こんなに食べてるの?」
「うそ、こんなにお金使ったの?」
と自分で自覚できるんですね。
無意識が意識になるんです。
自覚ができたら、何を減らすか工夫することができる。
あなただってそうでしょう?
このブログを読みながらチョコとかポテチとか食べてるでしょ?
え?食べてない?
大変失礼いたしました。
続けたい心理 一貫性の法則
「一貫性の法則」という人間の心理法則があります。
ちょー簡単に説明すると、一度始めたことはずっと続けたいという心理です。
たとえば、ゲームにログインすると「ログインボーナス」がもらえたりしますね。
もうすでにちょっと飽きてるゲームでも、ボーナスをもらうために毎日ログインしてしまった経験、ありませんか?
たとえば、毎日カレンダーにシールを貼っていくと、1日だけシールなしになるのは嫌じゃないですか。
だから、なんとかして毎日やろうという心理が働くんですよ。
勉強の状況を見えるように記録すると、穴を開けたくないから毎日やりたくなるんですね~。
勉強の記録方法
さて、記録が有効なことがわかったところで、「じゃあどうやって記録すればいいの!?」と思っていますよね?
記録のしかたは、たくさんあります。紙に書くのはもちろん、スマホに記録するという現代的な方法もあります!
たくさん方法があるので、あなたに一番合いそうな方法を試してみてください。
紙で管理する方法
勉強といえば「紙に書く」が基本です。これは今も昔も、当分変わらないでしょう。
そこで、勉強を紙に記録する方法を紹介します。
カレンダーに記録する
勉強したら、カレンダーに書き込む方法です。
おそらく一番手軽で、すぐに始められて、誰にでもできる方法です。
このあとスマホを使った記録方法を紹介するのですが、カレンダーを使えばスマホはいりません。スマホは使いたくない、あまりお金を掛けられない人にもできる方法です。
・勉強した内容をカレンダーに書き込む
・できた日にはシールを貼る
など、さまざまな使い方ができます。
リビングのカレンダーを使えば、家族で勉強の状況がわかるので安心ですね。親御さんは「子どもがちゃんと勉強している」のがわかります。
子ども側は、カレンダーでアピールすれば「あんた勉強したの!?」と怒鳴られずに済む(笑)。
余談ですが、
宿題をしない男子中学生がいたので、宿題ができたらシールをあげる!という古典的な方法をやってみたんです。
男子中学生だし、子どもっぽいやり方は嫌がるかな…と思ったら、意外にノッてくれまして、宿題を毎回忘れずきっちりやるようになりました。もちろん成績も右肩上がり。素晴らしい。
オススメしたい人
- スマホを持っていない人
- 手軽に簡単にやりたい人
- 家族に見える形でやりたい人
特に小学生にオススメ!
手帳に書く
勉強内容やるべきこと、やった内容を手帳に書き込む方法です。
なんだかビジネスマンみたいでかっこいいですねえ。
宿題の締め切りなども管理できるので、自己管理をきちんとやりたい人に合いそうです。
いま女子高生の間でStudy Planner(スタディープランナー)という勉強用の手帳が流行っているそうです。
色がピンクだったり、中の模様がチェックだったり…すごくかわいいんです。
スタディープランナーを2冊買いました。勉強をかわいく記録できる手帳です✨
白い方はよく見るとラメ入りでキラキラしてます✨
いつも勉強を頑張っている生徒ちゃんにプレゼントします☺️ pic.twitter.com/kq2yoGzJji
— ささき めぐみ@横浜鎌倉プロ家庭教師 (@kateikyo_megumi) December 14, 2018
かわいいものが大好きな女子にはたまらないアイテムですよね~。
これに勉強すること、勉強したことを書いて記録していくんです。
この方法をオススメしたい人
・ノートをキレイに取るのが得意な人
・書くことが苦痛ではない人
・スケジュール管理をしたい人
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スマホを使う方法
「勉強は紙でするべき!!」というのは原則ではあるのですが、スマホは上手に使うととてもいい管理ツールになります。
デジタルなので記録を残しやすいですし、紙では絶対に得られない効果もあります。
アプリ StudyPlus
うちの生徒さんはこのアプリを使ったそうです。
勉強の目標を入力したり、勉強時間や内容を記録できるそう。
勉強すると、カレンダーにチェックがつく仕組みです。
生徒さんはスマホが好きで、スマホを上手に利用した方が勉強がはかどるそう。そういうタイプの子には向いていそうなアプリですね。
この方法をオススメしたい人
・スマホの使い手
・スマホの誘惑に負けない人
スタディプラスについてはこちらへ。
![](https://app.studyplus.jp/og-logo.png)
勉強動画
自分が勉強しているところをひたすら録画するという方法です。
先日、めざましテレビで取り上げられていました。なんでそんなことを!?と思ってびっくりしたのですが、これには納得の理由がありました。
スマホで録画をしていると、その間スマホを触ることができません。
勉強中にスマホが気にならないのですね!
しかも、人に見られている感じがするから集中できるんですって。
これなら、「何日に何時間勉強した」という記録用に使えそうですね。
※録画するだけならどんどんやって欲しいのですが、それを動画投稿サイトにアップする必要はないと私は思います。誰が見るかわからないから怖いですしね。
動画を外に出す際は十分気をつけてくださいね!!
オススメしたい人
・なかなか集中できない人
・ついスマホをいじって勉強が続かない人
勉強動画については別記事で詳しく解説していますので、こちらからどうぞ!
![](https://i0.wp.com/www.katekyo-sakura.com/wp-content/uploads/2018/12/%E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3.png?fit=1982%2C1080&ssl=1)
勉強垢
twitterやInstagramなどのSNSに「勉強専用」のアカウントを作って、勉強の状況を書き込むという方法です。
勉強アカウントを略して「勉強垢(アカ)」と呼ばれているんですよね。
twitterなんかをみていると、勉強垢どうしてつながって、励ましあったりしている人がいます。しかも驚くことに、結構みんな高偏差値…。
勉強は孤独です。
特に、高偏差値な人ほど孤独になりがちなんですよね。
だって、「テスト90点だった!100点取りたかった」なんてリア友には言えませんもんね…。「なに自慢してんの?」とか僻まれます。
だから、リアルではないSNSで、高偏差値同士で励まし合うのかもしれません。
勉強仲間が欲しい人、刺激し合いたい人はいい方法かもしれません。
この方法をオススメしたい人
・励まし合う仲間が欲しい人
・結構勉強ができる人
まとめ
勉強を記録するツールは沢山あります。
紙に書いて記録するだけではなく、スマホを使うツールも多くあり、便利になったな~と感心するばかりです。
スマホは勉強のジャマをするものだと邪険にされがちですが、賢く使うと勉強がしやすくなるアイテムでもあります。
勉強を記録するだけで、勉強のやる気は上がります!
勉強を毎日続けるキッカケにもなりますよね。
たくさんの道具があるので、上手に使って楽しく勉強しましょう♪