こんにちは。W杯期間中だけサッカー好きになる佐々木(@kateikyo_megumi)です。ちなみに日本とアルゼンチンを応援しています。
国際試合になると時間帯が深夜なので、起きて観ていると日中眠くなったりしますよね。この頃、生徒さんたちもサッカーの見過ぎなのか、テスト勉強のしすぎなのか、なんだか眠そうです。
勉強中に眠気が来ると、勉強が全然はかどりませんよね。
授業を頑張って聞いていても、眠いと全然入ってこないし、ノートの文字が大変なことになってしまいます。
自分が勉強中に眠くなってしまったときにやっている眠気覚まし勉強法をご紹介します。
勉強中の眠気覚まし 授業中編
・黄色のラインを引く
何かを読んでいる最中に眠気が来たら、黄色のマーカーでラインを引いてみてください。
黙読しているときって、目しか動きませんよね。目が疲れてくるので、目を閉じたくなります。そしてそのまま眠くなる。
「活字を読んでいると眠くなる」
「英語の長文を読んでいると、どうにもこうにも眠くなる」
こんな声をよく聞くのですが、受験生なら一度は通る問題のようです。
そこで、文を読んでいる時に眠たくなったら、マーカーでマークする作業をしてもらうようにしました。
現代文なら、段落ごとに要点部分にラインを引く。
英文なら、黄色いマーカーで「動詞にマークする」ことに。動詞は各文に必ず一つは出てきますので、結構手を動かすことになります。
太字にひたすらマークしてみたり、教科ごとに違うルールでラインを引くのもいですね。
色彩心理学で黄色は「警告」の色です。
目に訴えかけてくるんですよね。だからほかの色ではなく、黄色を使うのがポイント。ココ重要です。
・ツボを押す
勉強中の眠気にはツボ押しが効きます。
おすすめは手のひらのツボを押すことです。特にいいのは合谷(ごうこく)と労宮(ろうきゅう)というツボ。
合谷(ごうこく)は親指と人差し指の付け根、骨が交差するくぼみの部分にあります。あちこち押してみると、一点痛いところがあるのでそこを押してみましょう。
労宮(ろうきゅう)は手のひらのちょうど真ん中にあり、手を握ったときに中指と薬指の先が当たる部分にあります。押してみると、しばらく痛みが手に残り、なんだか効いている気がしますね。
指で押すのもいいのですが、フリクションペンのゴム部分が指圧にちょうどいい硬さなんですよ。
フリクションはここでも優秀です。
3色セットもあるのでぜひ(しつこい)
・消しゴムを落とす
消しゴムを落として拾いに行きましょう。
授業中に眠たいのは動かない&単純作業だからですよね。
眠気対策としては、眠たいときは立ち上がって歩き回るのがベストなのですが、それをやると先生から叱られるし、クラスメイトからも白い目で見られます。
授業中で歩き回れないなら、あえて消しゴムを投げて、落としたふりをして拾いに行ってみましょう。要は立ち上がる口実作りです。
もちろん人に当てたりしてはいけませんよ!
・目を閉じる
眠くなったら、いっそ目を閉じてしまいましょう。
不思議なことですが、眠気をこらえようとすればするほど、ますます眠くなります。だったら、もういっそ抗わずに目を閉じてしまいましょう。
5秒、全力で目をつぶってみてください。
これだけでも眠気がマシになります。
眠気は脳の疲れのせいで来ることも多いのですが、目を閉じると目からの情報がブロックされます。人間は外部の情報のほとんどを目から受け取っているので、目を閉じると情報が入らなくなります。
たった5秒目をつぶるだけでも、目からの大量の情報がブロックされるので脳の疲れは癒えてスッキリするというわけですね。
騙されたと思ってやってみて!
勉強中の眠気覚まし 自宅編
次は自宅で勉強している時の眠気対策についてです。
・立ち上がる
立ち上がると、眠気が覚めます。
学校での勉強でこれはできませんが、家での勉強なら、少し立ってみてください。血の巡りが少しだけ良くなります。
・歩き回る
立ち上がって、可能なら歩いてみましょう。軽く歩くと血行が良くなるので、頭が冴えてきます。
特に用事もないのにお手洗いに行ってみたり、コンビニに行ってみたりしてリフレッシュしてもいいし、階段上り下りしてダイエット効果を期待するのもいいかもしれません。
蛇足ですが、定期試験などのテストのときは休憩時間に教室から出て少し歩いてみてください。
勉強したいからと自分の席でずっと座っていると、だんだん疲れて頭が回らなくなります。しかも人が多いと二酸化炭素濃度が上がるので脳が働かなくなるんですよ。
なんだか頭が働かない・・・というときは、思い切って勉強道具を置いて、外に出て歩いてみましょう。
・場所を変える
場所を変えると、脳がリフレッシュされますので、眠気も冷めます。
いつも勉強机で勉強しているなら、たまにはリビングで勉強してみてはどうでしょうか?場所を変えると、気分も一新できるので、眠さやダルさが回復できます。
カフェや図書館に行くのもいいですね。
・温度を下げる
温かいとどうしても眠くなります。勉強には少々肌寒いくらいが適温です。
その場から離れられないときは、エアコンの設定温度を1℃だけ下げてもう少し勉強してみましょう。
・音読する
声を出すと眠気が覚めます。
眠くなるのは、目しか動いていないときや、単純作業をしているときです。人間は飽きてきてしまうものですからね。
目だけではなく口も動かすと元気になります。
音読の際に「指さし確認」をするのもいいですね。読む場所を指で差して、指を動かしながら読んでいく。
目で追っているだけだと、どうしても頭が働きません。指を動かし、口を動かしてみましょう。
・消しゴム投げ
これは家庭教師の指導中にしていることですが、自宅で学習している場合は、その場に立ってもらい、消しゴムキャッチボールをします。
消しゴムを軽く投げ、投げる時に問題を出す。返すときに答えてもらう。また投げるときに問題を出す、返すときに答えてもらう…。
楽しいですし、頭にも入ります。暗記物の勉強におすすめ。
ただ、周囲の安全には配慮してください。
・休憩する
本当に無理なら、休む!
これらを行ってもどうにもならないときは、潔く休憩時間を取りましょう。
ダメな時は何をやってもダメなものです。
・仮眠をとる
許されるなら寝てしまうのも一手です。タイマーで5分計って仮眠をとりましょう。
もうどうにもこうにも眠気が止まらないときは、ジタバタしないほうがいい。5分くらい仮眠をとると、大体の子は頭がスッキリして復活してくれます。
ただ、それ以上寝ると本気で寝てしまい本末転倒なので、仮眠をとるのは5分、長くても10分くらいがいいですね。タイマーをかけておくのをお忘れなく。わたしはいつも「Hey,Siri,10分後に起こして♡」と魔法の呪文を唱えてから寝ています。
・コーヒーを飲む
眠いときはコーヒーのカフェインで目を覚ます。定番中の定番ですね!
ただし、コーヒーのカフェインの効果が出るのは20分後と言われています。つまり、飲んでもすぐに効果は出ないんです。
コーヒーを飲んでから休憩をとったり、コーヒーを飲んでから仮眠を取ると効果が得られそうですね!
勉強中の眠気覚まし 準備編
そもそも眠くならないために、準備しておくことも大切です。
食事に注意する
昼食後は眠くなります。
ただ、昼食後だけどうしようもなく眠い人は、食事のとり方の問題かもしれません。これについては個人差があるのですが、
・食べすぎて眠い
・食べ物のアレルギーのせいで眠い
・早食いで眠い
こんなパターンがあるようです。
これらはすべて、胃に負担をかける食べ方ですね。胃に負担がかかると血液が胃に回るため、脳にまで血が回らないんです。
昼食後に眠気というか「落ちる感じ」がする人は、食べ方に問題があるかもしれません。
眠気が来たらまずい日は、
・アレルギーのあるものは食べない
・ゆっくり、よく噛んで食べる
これらをやってみてください。
夜更かししない
眠気対策のためには、夜更かしせずたっぷり寝ること!
当たり前過ぎて申し訳ないのですが、いつも夜遅くまで起きている人が日中元気でいられるはずがないですw
そんなこと分かってる!と言いたくなるかもしれませんが、そういう人は結構います。毎日夜遅くまで塾通いして、その後宿題をするから夜遅くに寝て、学校では起きていられないという人が。はっきり言って本末転倒なので、無理のない頻度にしましょう。
夜は寝て、朝早く起きてください。
まとめ
眠気って、抗おうとすればするほどなぜかもっと強く襲ってくる…強敵ですよね。
目が覚めそうな方法をいくつか試して、自分にあった方法を見つけておくと困った時に対処できます。
学校ではほかの学生さんもいるので、迷惑をかけるような行動はいけませんが、
自宅での勉強なら、もっと自由でいいと思います。
ずっと座っていたり、同じ姿勢をとっていると疲れます。ダラダラして勉強も身が入らなくなります。
ダラダラといたずらに時間を浪費するくらいなら、思い切ってブレイクを入れましょう。
少し体を動かしてみたり、環境を変えてみたり、いつもと違うことをしてみましょう。
気分がスッキリしますし、いつもと違うシチュエーションは記憶のきっかけにもなりますし、一石二鳥です。
それでもどうしてもだめなときは、休む潔さも大切です。
おやすみなさいヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ