こんにちは。横浜・鎌倉のプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。
中学2年生の数学を見ていると、多くの生徒さんが「図形の証明」でつまずきます。
確かにこいつはなかなかの強敵。今までやったことのないタイプの問題ですもんね!
うちの生徒さんたちも結構つまずきますし、どう勉強したらいいかわからないというお悩みも多いんですよね。
そこで、書店でいい問題集がないか探したところ、証明問題がたくさん載っているいい問題集を発見しました!
今日はその問題集をご紹介します。
証明が苦手な人はぜひ参考にしてください♪
証明はテンプレが重要
証明って、パッと見た印象ではすごく難しそうな感じがするのですが、証明には基本的な書き方があるので、それをマスターすれば書けるようになります。
「△ABCと△DEFにおいて、仮定よりAB=DE、BC=EF、共通な辺よりAC=DE三組の辺がそれぞれ等しいので△ABC≡△DEF」
みたいに、だいたい決まった形があるじゃないですか。
②仮定からわかることを書く
③自分で見つけたことを書く
④合同条件を書く
このように、特に合同証明にはパターンがありますよね。
このパターンが書けるようになれば証明は結構できるようになります。
証明はある程度数をこなす
数をこなして基礎固め
となると、ある程度分かってきたら証明は数をこなして解ける問題を増やす勉強法がおすすめ。
何度も解いていけば、「こういうときはこう書けばいい」というのが自然と分かってきます。
解けば解くほどテストで有利
同じ問題を何度も解く勉強法もいいのですが、何度もやっているうちに書くことを丸暗記してしまいます。「どうせここが等しいんでしょ知っている知ってる」みたいに。
で、テストで知らない問題が出たら慌ててしまって対応できない…という問題が発生してしまう。
パニックにならないためにも、教科書や学校のワークに載っている問題以外にも、ある程度の問題量はこなしておきたいですよね。
そうすれば、試験で知っている問題が出る確率が上がります。
証明がたくさん解けるおすすめドリル
そんなわけで、証明の基礎を固めるにあたり、証明の問題数が多いドリルを探したんですよ。
そうしたら、いいものを見つけました。
おすすめのドリル「学習習慣が身につくササッと数学ドリル」です。
証明ドリルおすすめポイント
穴埋め証明が多い
この問題集のすごいところは、証明問題の問題数がとても多い点です。
証明に苦手意識がある人には、まず穴埋め問題から練習して、徐々に書く量を増やす…という練習方法がおすすめ。
しかし!
ないんですよ!穴埋め証明が多いドリルが。
この問題集は穴埋め証明の問題量が多いです。

ササッと数学ドリルの中身
各ページに謎の分数問題が2題ありますが(笑)1ページに穴埋め2問、完全証明2問が掲載されています。
図形の問題や証明問題が苦手な人も、まずは同じ大きさの角を探したり、それらがなぜ等しいのかを考える練習ができますね。
完全証明も多い
穴埋め証明だけでなく、自分ですべて書かないといけないタイプの証明問題の問題数も多いです。
この「学習習慣が身につくサクッと数学ドリル」は全部書くタイプの証明問題もたっぷり掲載されています。
証明問題の数を数えてみた
一体何問あるんだろう?ということで問題数を数えてみたところ、
問題の種類 | 穴埋め | 証明 |
図形の性質と合同 | 7問 | 7問 |
二等辺三角形 | 8問 | 5問 |
直角三角形 | 4問 | 4問 |
平行四辺形 | 11問 | 11問 |
面積が等しい三角形 | 2問 | 2問 |
計 | 32問 | 29問 |
穴埋め証明が全部で32問、全証明が29問。
こんなに証明問題が豊富な問題集が他にあっただろうか?(反語表現)
証明問題の難易度は基礎レベル
そしてこの問題集、難易度的にもちょうどいいです。
そこまで難しいものが掲載されていません。レベルは教科書レベルのものなので、苦手な人でも取り組みやすいです。
証明の基礎固めに数をこなしたい人には本当にちょうどいいレベル感と問題数なんですよね。
安心と信頼の数研出版さん
この問題集、表紙の雰囲気が少々ゆるいので

なにこれ?ふざけてるの?
と思うかもしれません。(ごめんなさい、私はちょっと思った。)
この問題集を出しているのは、数学の教材の王道「チャート式」の数研出版さんです。
ああ、だからこんなにかゆいところに手が届くのね…。さすがです。
変な分数とかゆるいとか言ってごめんなさい。
まとめ
「証明の書き方に慣れたい」
「初めて見る問題でも落ち着いて解けるようになりたい」
「穴埋め証明の練習をしたい」
「テストに備えてたくさん解いておきたい」人に、この問題集はとてもおすすめ。
大型書店に行けば売っているので、証明で点を取りたい人はぜひ手に取ってみてください。