こんにちは。なぜか目が充血してうさぎのごとく目が真っ赤な佐々木(@kateikyo_megumi)です。ちなみにわたしはうさぎ年です。かつて実家でうさぎを飼っていましたが、わたしには全くなついてくれませんでした。かなしい…。
あのときはうさぎすら手懐けられなかったわたしですが、いまは家庭教師として人を動かす立場にいるのだから、人生は分からないものですね。
さて、人を説得して動いてもらうことは簡単ではないですね。とても難しいことだと感じている人も多いのではないでしょうか。
相手は生身の人間。命令すれば動いてくれるロボットとは訳が違います。
そこで、人を動かす上で私が大切にしているポイントを3つをご紹介します。
説得力の公式
説得力には3つの要素があり、それらは相互に関わりがあります。
説得力=伝える力×回数×信頼度
かけ算なので、それぞれが0では伝わりません。
それでは、1つずつ紐解いてみましょう。
伝える力
自分の主張を明確に伝える力です。
・相手にどんなことをしてもらいたいのか。
・なぜ、それが必要なのか。
・なぜ、「あなた」に頼むのか。
これらを相手の腑に落ちるように表現する能力です。
相手の貴重な時間と労力を借りるわけですから、相手が納得しない限りは動いてくれるわけがありません。まずはその主張を論理的に伝えることからスタートします。
伝える力に不安がある方にはおすすめの本がありますのでこちらをご覧ください。
[amazonjs asin=”B0719RQYQK” locale=”JP” title=”どんなときでもバッチリ伝わる!説明力があがるコツ”]
私の本です。手前味噌でスミマセン(笑)
回数
どんなにいいことを言えたとしても、人間は忘れゆく生き物です。
セミナーや講演会に参加したことがある方は分かるかもしれません。
講師の話が感動的で、胸を打つ内容だった。「よし、明日から私も頑張ろう!」と、前向きな気持になれた。
しかし、次の日には日常に忙殺され、感動的な講演内容はどこかへ消えていくのです。
では、忘れないようにするために、相手のアタマに定着させるためにはどうしたらいいのでしょうか?
答えは、繰り返すことです。
講演内容を忘れてしまうのは、振り返る機会がないからです。
部下にどんなにいいお説教をできたとしても、1回限りで人が変わると思ったら大間違いです。あなたのすばらしい言葉も、きっと相手は明日には忘れてしまうでしょう。
だからといって「自分には伝える力がないんだ」と落ち込む必要はありません。
人間の脳は、繰り返し聞いたことを「重要だ」と判断し、覚えようとする機能があります。
「1回言えばわかるはず」という思い込みを捨てて、大切なことは何度でも何度でも伝えましょう。
信頼度
実は最も大切かもしれないこの要素。
伝える力と回数は0以上ですが、信頼度にはマイナスも存在します。
どんなに伝える力が高くても、回数を重ねても、貴方が信頼されていなければゼロどころかマイナス。相手に不信感を植え付けるだけになってしまうのです。
反対に、相手があなたを信頼して、「あなたのためならどんなことでもします」と言ってくれる関係になっているなら、伝える力が低くても、伝える回数が少なくても、相手は動いてくれるものです。
あなたが上司で、相手が部下である場合、権力だけで人を動かしているとしたら、信頼度はドンドン下がるでしょう。
反対に、相手の主張を聞き、相手に興味を持って接していれば、いざという時に協力してくれるはず。
まとめ
- 説得力の3要素は「伝える力」「信頼」「回数」
人を説得するのは難しいことです。なぜなら、基本的に自分ではない誰かを動かすのは、不可能だから。
それでも誰かを動かしたい、動かさなければならないのなら、よくよく考えて行動しなければなりません。
その際、説得するための3要素のうち、足りない部分はどこなのか。冷静に分析してみれば、答えは見えてくるでしょう。
多くの人は、回数不足です。1回で腹落ちさせることさえ難しいのに、行動を促進するなんて、まあ無理。
何度行ってもわかってもらえないのなら、伝え方を工夫するのがいいでしょう。
それでもダメなら…つらいですが、その人との関係をもう一度見直してみてください。
「相手が悪い」と決めつけてしまったら、信頼度が下がるため、さらに伝わらなくなってしまう危険性があります。
伝えることは難しいですが、方法はあります!やり方にプラスアルファするだけで、貴方の話は格段に伝わりやすくなりますよ!
伝える力をつけたいかたはこちらがおすすめですよ♪(しつこい)
[amazonjs asin=”B0719RQYQK” locale=”JP” title=”どんなときでもバッチリ伝わる!説明力があがるコツ”]