こんにちは。横浜・鎌倉のプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。
訪問先のお母様からこんな相談を受けました。
子どもが全然勉強しません。
もっと勉強してほしいのですが、どうしたらいいですか?
とにかく勉強したがらないので、学校の成績は下がる一方。
少しでも意欲的に勉強してもらいたくて「勉強しなさい」と言うのですが、言えば言うほど喧嘩になるそうで…。
これについては・・・すごく難しいのですが・・・
実は、いい方法があります。
とても効果的な方法ではあるのですが、実行は結構難しい方法かもしれません。
何でもやります!という方のみ、この先をご覧ください。
いいですか?
準備はいいですか?(無駄にひっぱる)
それについて、私の回答はこうです。
子どもに勉強させる方法
子どもに勉強させる方法はズバリ、予告です。
「〇日の〇時に一緒に勉強しよう」
と予告すること。
「○日○時に勉強しなさい」ではありません。
「一緒に勉強しよう」と言うのがミソです。
もちろんですが、勉強時間中は、親御さんも自分の勉強をしてください。
その際にお子さんに勉强についてアドバイスしたり、教えたり、姿勢が悪いとかツッコミを入れてはいけません。
親御さんが集中している姿を見せることが大切です!!
例えば、曜日と時間を決めて、その日は必ず一緒に勉強タイムとしてもいいですね。
何回も繰り返して慣れてきて、一人でも大丈夫だというタイミングで、手を離します。
勉強は面倒くさい?
「えっ勉強するの?嫌だな」と思いましたか?
「そこまでしなくていいかな」と思いましたか?
だから言ったじゃないですか!!!結構タイヘンな方法だって!!!(誰だ)
でも、多分お子さんも同じ気持ちですよ。
質問します。
「勉強するのはダルい」と思うなら、なぜそのダルい勉強をさせようとするのですか?
「やりなさい」では人は動いてくれません。
自分が「嫌だ」と思っていることをやらせるのは無理です。親子だとしても無理。
私も、この道それなりに長いので「どうやったら勉強してくれるの!?」「なんて言ったら勉強してくれるの!?」と試行錯誤に試行錯誤してきました。
そこで気づいたんですよ。
高圧的で一方的で強制的な人の言葉になんて、だれも耳を傾けません。
もちろん、私もそうです。「あれしろ」「これしろ」と偉そうに言ってくる人の言うことなんて聞きたくありません・・・。
反抗期の子どもは特にそうです。
「やれ」と言えば反発されて当然。
ではどうすればいいのか。
勉強してほしいのなら、「一緒にやろう」と言ってあげるしかないのです。
人を動かすのは言葉ではない
そして、本当に勉強を「一緒にやる」ことが重要です。
「教える」と「一緒にやる」こととは違います。
学ぶ内容は違うことでいいので、同じ机にイスを並べて、隣りに座って、同じ方向を向いて、同じ時間に、集中して勉強することが大切です。
私の生徒さんにも、勉強をしたがらずに延々と駄々をこねる子もいるのですが、うだうだ言っているのを片耳で聞きつつ、横で私がもくもくと何かを書き始めると、仕方がないという様子でペンを持ちます。
というか、その状況でペンを持たない子はいません。
その状況で、1人で何もしない…というわけにはいかないのです。
子どもを勉強させる方法 まとめ
子どもに勉強させたいと思うなら、「この時間に一緒に勉強しよう」と予告し、一緒に勉強することです。
そしてその約束を守って、一緒に集中して勉強する。
人を動かすのは言葉ではなく行動であり、一緒に何かを変えようとする姿勢です。
お子さんが勉強しないことで悩んでいる方は、ぜひ一度やってみてください。
以上、横浜プロ家庭教師佐々木(@kateikyo_megumi)でした!