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何でもかんでも聞きにこないで…!質問が多い人に教える時のコツ

指導法

こんにちは。横浜・鎌倉のプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。

人に何かを教えるのって、難しいですよね。教えることに対して苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか。

とはいえ、仕事で指導役になってしまったら教えないといけません。

人に何かを教えるときに困るのが、「すぐに質問してくる人」です。一見熱心なように見えますが、一度教えたことを何度も聞きなおされると非効率だし、教えている方はイライラしますよね。

 

あなたも、すぐ質問してくる部下に対して「もう少し考えてほしい…」と思ったことはありませんか。

わたしは生徒さんにLINEを開放しているのですが、開放直後に問題が起こりました。一度教えたことを再びLINEで聞かれてしまう・・これでは時間の無駄ですね。

しかし、このタイプの人に「自分で考えて動いて」と相手に伝えても、ほぼ無理でしょう。そもそも教えたことを理解できていないし、考えた結果、「質問するのが一番早い!」と思っているので(笑)。

 

そこで、質問攻めにしてくる人、質問が多い人への教え方の対処法をご紹介します。

 

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メモの取り方を教える

すぐ質問に来る人は、

  • そもそもメモを取れていない
  • メモが細かすぎて伝わらない
  • メモを取っても取ったことを忘れている
  • メモのどこに書いたか忘れる
  • メモを自体をなくす
  • メモを取ることが目的化している
  • メモを見返すという発想がない

などなど、とにかくメモの取り方に問題があります。

もしメモがおかしいと思うなら、相手のメモを観察してみて、上記のうちどの問題点が起きているのか確認してみてください。

そもそもメモをとれていない、あるいはメモが細かすぎて伝わらない場合は、箇条書きでいいから簡易的なメモを取らせるようにしましょう。

メモを取っても取ったことを忘れる、メモ自体を無くす、見返すという発想がない人なら、常にメモを目の前に置きます。

メモを取ることが目的化しているなら、取った後に復唱してもらって、「わからないことはないか」確認すると良いです。

 

録音・撮影

相手がどうしてもメモを取りたがらないとか、メモを取るのが超絶ヘタクソだった場合、いっそのこと録音や撮影をしてしまった方が早いことさえあります。

私が会社員の頃はつねにICレコーダーを持ち歩いていましたが、いまではスマホでも手軽に撮影、録音ができますね。いい時代になったものです。

そしてそれをもう一度おさらいすることで復習してもらいましょう。

「メモをとれないなら撮影すればいいじゃない」ってことですね。

 

マニュアルを活用

マニュアルを作っておいて「これ見てね!」で対処できるようにしておきましょう。

相手が初心者なら、あなたがマニュアルか手順書を作っておくことをおすすめします。中級以上なら、自分でマニュアルを作らせると学びが深まるのでおすすめです。

 

3分ルール

メモ作戦、マニュアル作戦を決行して、それでもダメな場合。

おそらく相手は「なんでも聞けばいい」スタイルの人。とにかく自分で復習したり調べたりすることをしたくないのでしょう。もしかしたら、あなたに甘えていて、依存しようと思っているのかもしれません。

 

彼らを突き放すために、「3分はメモやマニュアルを見て自分で調べるなり考えるなりして。それでもだめなら聞いて」と突き放しましょう。

 

もちろん、時間は3分でなくても5分でも10分でもOKです。教える内容や相手の状況によって時間は変えていいです。

この方法は、そもそもメモとマニュアルがきちんとしていないと永久に3分ごとに聞かれることになるので、まずはメモとマニュアルを参照できる準備をしましょう。

 

まとめ

質問攻めにしてくる人は、自分で考えたり、自分で復習しようという姿勢が足りなかったり、自分で復習するための環境づくりができていないものです。だから、聞きやすいあなたにすぐ聞いてくるわけですね。

 

つまり、

  • わからないことを確認できる環境を整える
  • 自分で考えるためのルールを設ける

このふたつで太刀打ちしましょう。

自分で考える力をつけてもらうことで、相手にも、あなたにも長期的なメリットがあります。最初は大変ですが、困っている人はぜひやってみてください。

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