こんにちは。横浜・鎌倉のプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。
何をするにも、3日坊主になってしまう人、いませんか?
勉強を続けるって、とても難しいですよね。
今でこそ、勉強の大切さとか、継続する事の力とか・・・偉そうに?生徒さんたちに話している私ではありますが、続けるのはとても苦手です。
物事が続かないひとつの理由は、あることが不足しているからです。
あること、とは何でしょうか?
学生時代、勉強が続かなかった話
私の話で恐縮ですが・・・私は学生時代、税理士を目指そうと考えていました。教材を揃えて、コツコツと勉強していました。
ですが、結論から言うと、勉強は続きませんでした。
就活を始めようと思った年にリーマンショックが起き、世界経済が一気に不況に向かっていった時期です。
正直、就活が不安で仕方がなく(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
就活を乗り切るためにはどうすればいいのだろうか。
「そうだ!資格を取ろう!」
不安定な時代、何か確固たるものが欲しかったんです。
資格を取れば、きっと大丈夫だろうと、安直な気持ちでした。正直、すがるものが欲しかったという気持ちもあります。
そうして、テキストを購入して、独学で勉強を始めたのでした。
最初は意気揚々と、ガリガリガリと勉強していたのですが。
1ヶ月経ち、2ヶ月が過ぎたところで、だんだんと、辛くなりました。
ある思いが、頭をよぎったのです。
「私は、何のためにこれを学ぶんだろう」
「私は、何のために税理士を目指すんだろう」
当時大学生だった私は、税理士の仕事をイメージすることができませんでした。
今している勉強が、どう将来に役立つのか…。全く分からなかったのです。簿記の勉強は確かに好きでしたが、膨大なテキスト、見えない目標、遠すぎるゴール…
私は一体、何処に向かっているのだろう?
続けるために必要なのは、理由
当時の私は、
「士業ってカッコイイ」
「いつか独立したい」
「きっと食いっぱぐれない」
(↑このあたり、貧乏苦学生っぽいですね)
この程度の、甘い理由で、国家資格である税理士試験に挑戦しようとしていたわけです。
でも、無理でした。
「今やっていることは、何の役に立つんだろう」
簿記2級くらいまでなら、
「楽しいから」程度のモチベーションで十分かもしれません。
しかし、
それ以上の高みを目指そうと思ったら、楽しさだけでは太刀打ち出来ないと、身を持って学びました。
続けるために必要なのは、信念
将来性や、社会貢献の具体的なイメージ。自分が、その勉強に取り組む意味。これらを固めなければいけなかったのです。
続けるためには、そのことをする明確な理由と確固たる意志が必要だったのです。
続かない人へのアドバイス
時々、中学生で「弁護士になりたい」とか、それこそ「税理士になりたい」とか素晴らしい夢を話してくれる子がいますが、正直、疑問に思ってしまいます。
果たして、本気なのでしょうか。
難関を突破しようと思うのであれば、それなりの犠牲を払わなければなりません。
覚悟があるのか。
難関を突破した時、それがどんなメリットとなって返ってくるのか。そして、どうやって人の役に立てるのか。
その辺りが明確でないと、挫折まっしぐらです。
私みたいに、難関にトライする方。あるいは、お子さんとともに難関を突破しようと考えている方。
ぜひ、どうしてそれをするのか?
それをするとどんないいことがあるのか?
迷ったら、紙に書き出してみてください。
やる理由を、最初にはっきりさせておくのです。
こうすれば、絶対に迷いません。
続けるために必要なのは、やる気ではありません。理由が必要なのです。
私の学生時代の拙い悩み事に
お付き合いいただき、ありがとうございました