こんにちは。横浜・鎌倉プロ家庭教師 佐々木です。
今日は生徒さんからこんなLINEが来まして。

勉強が嫌すぎます。
どうしても勉強したくないです。助けてください
とのこと。
まあ、どうしても勉強が手につかない日って実際あると思います。
というわけで、今日はどうしても勉強したくない人に向けて書きます。
「どうしても勉強したくない」と思った理由は?
まず最初に、なぜ「どうしても勉強したくない!」と思ってしまったんでしょう。
家庭教師やってると「もう勉強やだ〜」みたいな小言を言われるのはしょっちゅうですので慣れていますが、LINEで「勉強したくないです!」とメッセージをしてくる人についてはもう只事ではないですよね。わざわざメッセージ打ってまで言ってくるわけですから。
とりあえず、胸に手を当てて考えてみましょう。どうしても勉強したくない理由はなんですか?
そう思った原因、きっかけはありますか?
まずはそこから自問自答ですね。
「どうしても勉強したくない」のは割と自然なこと
どうしても勉強したくない?受験したくない?
って聞くと一大事な感じがしますが、これって結構自然なことだったりします。
ご飯を食べないと生きていけないし、睡眠をとらないと生きていけないけれど、人間って勉強はしなくても生きていけるんですよ。そういう意味で勉強って「不自然な行為」だったりします。
食欲と睡眠欲は生まれつきあるけれど、勉強する欲求は、人間には備わっていないんですよね。
だから、勉強が必要ないとか、どうしても勉強したくないとか、そうのは割と自然なことなんですよね。正直でよろしい。
勉強やめてもOK
どうしても勉強が嫌なら、辞めちゃって全然いいと思います。
中学生、高校生になったら、自分のことは自分で決めれますしね。義務教育は中学までだから、高校は行きたくないなら行かなくていい。勉強がどうしてもいやなら進学しなくても別に大丈夫なんですよ。
これは嫌味でもお説教でもなんでもなくて、わりと本心です。辛いことを無理してやる必要、どこにある?
さて、勉強辞めて、空いた時間に何したい!?ちょっと明るい楽しい話聞かせてよ!じゃあ何する?
っていう話をされたらどうします?
こういうふうに「じゃあ勉強辞めて遊ぼう!」というと、当の生徒さんは困っちゃうことが多いんですよ。あれ?勉強したくないんじゃなかったの?
「 どうしても勉強したくない」人も本当は必要性をわかっている
勉強が嫌いすぎる人でも、本当はわかっているんだと思う。
勉強は、食べたり眠ったりするように、生きるために「絶対必要」ではないけれど、勉強は「必要」だということを、ほとんどの人は知っている。
で、その必要なことがうまくできなくて悔しいとか悲しいとか思ったり、
必要なのはわかるけれど、どう必要なのか分らなかったり。
やらなきゃと思いながら、どうすればいいかわからなかったり。
これは憶測だけれど、本当に本当に勉強が嫌いで、もう絶対やりたくないわけじゃないんでしょう?
やらないといけないことはわかっているけれど、うまくいかないだけでしょう?
本当に本当にやりたくない人は、義務教育が終わったら勉強をやめたらいいと思います。
でも、やらなきゃいけないとわかっているなら、大きなことではなくていいから、やってみたらいい。
他の子ができていることを、できなくても大丈夫。
他の人のことは気にしなくていい。
自分にできるレベルでいいから、やってごらん。
学年をひとつふたつ、戻しても大丈夫。
大変なら、1日5分とか10分でもいいから、机に向かってみて。
そこから少しずつレベルを上げたり、勉強時間を伸ばしたりしていけばいいんですよ。
大丈夫。
勉強って食事や睡眠みたいに「絶対必要」なものじゃないから、できなくても死にはしない。
他の人よりレベルが低くてもいい。時間が短くてもいい。まず自分から少しでもやってみることが素晴らしい。
で、できたらちゃんと自分を褒めてあげてくださいね。
勉強が必要だと気づいているなら、大丈夫。
一つひとつでいいから取り組んでいきましょう。
追伸
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