どうもこんにちは佐々木(@kateikyo_megumi)です。
今日は少々性格の悪いことを書いてみようかと。私のことを善良で親切で、いいことしか言わないかわいい人だと思っている人はここで戻るボタンを押しましょうか。まあいないと思いますけど。(笑)
先日、説明力の新刊が発売になったわけですが、ご存知の通り、説明はあんまり得意ではありませんでした。練習してようやくできるようになったタイプの人間です。もともとうまかった方ではない、でもなんとかやってきた、だからこそわかることもあるんです。
じゃあ、どうやって説明力を向上してきたのかというと・・・教わりました。反面教師から。
なかなか性格悪いかもしれませんが、反面教師って重要だと思うんですよ。説明が下手だな~と思う人を見たら笑うんじゃなくて、どこがいけないのか分析して、自分は気を付けよう~って心の中で誓う。
「人の振り見て我が振り直せ」が私の座右の銘です。基本、人生すべてはブログネタです。
はい、性格悪いですね。
私が今まで出会った説明が下手な人は大きく2タイプに分けられるので紹介しつつ、勝手に改善策をアドバイスしようと思います。
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1.話が長すぎる
話が長いのはイカンですよ!!
あなたは校長先生ですか。朝の朝礼で貧血者で倒れる(そろそろ熱中症も気になる季節)だからさ、手短にしてよ。倒れるまで続けないでくれよ。もはや凶器でしょ。
話が長くなる原因は主に3つあると私は思います。
・全部話さないといけないと思っている
全部話さないといけないと思っているんだろうけど、そんなことはありません。半分でいいです。眠いし。
みんな、あなたが思っているより賢いですよ。もし本当に親切心があるなら、言葉だけでなくて図解するとか、もっと短くする技術を学んだ方がみんな幸せだと思います。
・文章が切れない
接続詞をつけて文をダラダラ続けている。句読点が見当たらない話し方。
よく息が続くなあ。スイマーか、ダイバーですか?句読点は自分自身が話の休符にするのもそうだけれど、聞き手も休憩したいんですよ。
大事なことの前には一息おきたい。文はときに短く、長くを繰り返す。そのほうがリズムが出て伝わります。
・ただの準備不足
頭の中がとっちらかってるんでしょうね。で、浮かんでくる言葉を浮かんだ順にしゃべる。きっと家のクローゼットの中もぐちゃぐちゃだろうな。え?関係ないって?
「徒然(つれづれ)なるままに、日ぐらし、硯(すずり)に向かいて、心にうつりゆくよしなし事(ごと)を、そこはかとなく書きつくれば、怪しうこそ物狂(ものぐる)おしけれ。」
訳:なんとなく一日中硯に向かって、心に浮かんだいろいろなことを、とりとめもなく書き始めたら、まるで何かに憑かれたように筆が止まらない。
たぶん、話が分かりにくいことは心に移りゆくよしなし事をそこはかとなくしゃべっちゃうんだろうなと。兼好法師じゃないんですよ。
対策
・事前に話したいことを書き出す
・全体像を先に話す
・3ポイントにまとめる
2.話が短すぎる
Twitter、LINE時代の弊害なのだろうか。話がやたら短い人がいる。全部「それな」とか「りょ」とかスタンプで通じると思わないでくださいませ。私はあなたの言葉がもっとほしい。
特に困るのは主語を削ること。「うるさいな」とか言われたらさ、「え、それ私に言ってる?それともテレビ?それとも外を走る車?」って思うじゃないですか。いったい誰に向けた言葉なの?
あんたは現代人じゃないのか。紫式部か。古典じゃなくて現代文なんだから主語を省くべからず。このグローバル時代にSVOを書かないとか無理だって。わからんって。
私は古典が苦手なんだよ!!!!!(個人的な事情)
誰に言いたいのか。自分が足りなのか、だれかへの指摘なのかはっきりしてほしい。
たぶん、自分の頭の中で世界が完結しちゃってるんだろうな・・・私はあなたの世界を共有したい。
対策
・一文で伝えるなら主語(だれが)、述語(なにする)を忘れずに。
・話をするなら主題だけでなく、理由や背景などの周辺情報と、具体化する要素を入れる。
まとめ
話が伝わらないのは害悪です。自分と相手の時間を奪うし、ときに誰かを傷つけてしまいます。
ま、そういう私のブログも初期は意味わからないくらい短かったし、今はダダ長かったりもするので人のこと言えません。よかったらどうぞ反面教師にしてくださいw人生すべてブログネタです。
説明力を向上したい人はぜひ、「どんなときでもバッチリ伝わる!説明力があがるコツ」読んでくださいね!!!!
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