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「皆が私を見てる」という自意識過剰

コラム・雑感

「独立したい」

独立したい、起業したい。いいんじゃないですかね。

でもね、おかしいなって思うことがあります。

 

「独立したけど情報発信はしたくない」

「できれば目立ちたくない」

なんかそういう人がいるんですよー。

へー。

ちょっとそういう人に物申したい。

 

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代表と名乗っちゃだめ

代わって表に出て行くのが代表というものです。
表に出ない、責任を取ることを拒否するというなら、代表と名乗るのは止めておいたらいいのでは。
社長とか代表取締役とか、名刺に書きたいだけなら好きにすればいい。

アンチがわいたとしましょう。アンチが1人わいただけで、ブログを閉鎖してしまう人がいます。

2:6:2の法則を知っているでしょうか。

100人の人がいるなら、
20人は無条件に私のことが嫌い。
60人はどうでもいい、何とも思っていない、あるいはどちらに転ぶかわからない層。
残り20名は、自分のことを無条件で好きな人たち。

自分のことが嫌いな人のために、自分のやりたいことを止めてしまう人に聞きたいのですよ。

あなたは一体何がしたかったの?

やめたらアンチの人の思うつぼじゃないですか。アンチに養分を与えていいのでしょうか?そのアンチはきっと味をしめて別のところでも同じことをするでしょう。それでいいのですか?

それに、一人に批判して辞めちゃうあなたって、何がしたかったの?認められたいの?カッコつけたいの?

そのために今までやってきただけなんでしょ。

社会に問いたいことがあるような顔をしながら、本当は自分を認めてほしかっただけなんでしょ。

だから、人の目を気にして、言いたいことを言わなくなってしまう。たった一人のアンチの存在で、怖くなる。

そんなの、自分を守りたいだけじゃないですか。

自分がどうしても言いたいことがあるなら、やるべきことがあるのなら、そんなに屈しているヒマなんかないんじゃないのですか。

 

あなたの仕事は選別すること

独立したら自分を売り出していくのは自分しかいない。それなのに、表に出るのをいやがってうじうじしていて、いったい何がしたいのですか?

独立して仕事ができるということは、人を選べると言うことと同義。
すべての決定権は自分にあるから、自分がつきあいたい人とつきあえばいい。
どうしても売り上げが必要だから、全員に対等に接するというなら、それもそれでいいのではないだろうか。それもあなたの選択であって。

ただ、自分の選択に対して言い訳をしてはいけない。選んだのなら、責任を持って。

広報とは、100人全員に好かれるためのマジックではない。
自分たちを好きになってくれる20人といかに出会うか。そのためのメッセージを送る手段でしかない。

たくさんの人に好かれようとするのは、根本的に間違っている。自分のこと、自分の仕事のこと、自分の商品のことについて発信して、共感してくれる人が集まってくれればいい。

嫌いな人は去っていけばいい。その方がお互いに幸せだ。

そもそもだけど

「こんなこと書いたら誰かから批判されちゃうんじゃないかな・・・」
「こんなことを言ったら嫌われちゃうんじゃないかな・・・」

心配はいらないです。

なぜなら、誰もあなたのことなど見ていないから。

そもそもみんな、そんなにあなたのことを考えていない。多数の人は、そんなに暇じゃない。

ここだけ音読してみてくださいよ。
「みんなが私のことを見ています!」

どう思います?

ただの自意識過剰だと思いません?

以上、過去の自分へ。

独立して4年。5年目に入って、仕事の幅が広がりました。いつの間にか影響力もそこそこついてしまったのか、独立志望の人から相談を受けることになり、面倒を見ることも増えました。これからは後進の育成もしていくことになるのかもしれません。

それなのに、自分のことばかり気にして、自分の承認欲求のために仕事をしていた自分がすごく嫌になって、この記事を書きました。

これからも独立する人は増えるでしょう。独立すること自体は個々人の自由。でも、独立して食えなくて、それを他者や社会のせいにするならお門違い。

自分の承認欲求を満たすためだけに、人を巻き込むのも、おかしな話。

あの頃の私へ。

人目を気にしている暇はあるの。誰を大切にして生きていきたいの。「見られている気がする」って、自意識過剰なんじゃないの。

で、あなたは、どうしたいの。

大丈夫、なんとかなるよ。今の私はなんとかなってるよ。

だから、やりたいことをやりたいようにやりなよ。

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