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「ネタがない」「書けない」を解決!長い文章を書く方法

コラム・雑感

こんにちは。最近よくパソコンのキーボードをたたく音がうるさいと注意されます佐々木(@kateikyo_megumi)です。ごめんなさい。エンターキーを押すのすごく好きだし快感なんだもん。ごめんなさい。

さて、先日、無事に書籍原稿を入稿しました!どうしても締め切りを死守したかったので、心底安堵しております。ふうやれやれ。

今まで電子書籍4作(大体3万字程度)を書いてきたのですが、その2倍以上の文字数を書くのは初めての体験です。

そこで直面したのが「文章、書けない」問題。

多すぎる文字数に尻込みしてしまい、出版が決まってすぐの頃は何も書き始められずにいました。あの期間は本当に暗黒でした。つらかった…。

それでも何とか、あれこれ創意工夫にトライ&エラーでどうにかなった…なったのか?

生徒さんと話していても、「作文、書けない」というお悩みをたくさんいただきます。特に夏休みの時期にね。わかるわかる。書き慣れていない人には800字、原稿用紙2枚ってめちゃくちゃハードルが高いし、「こんなに書けるはずがない」「ネタがない!!!」って思いますよね。超わかる。

 

そこで今日は、私が暗黒から復活した方法…ではなくて、作文が苦手な人のために、文字数が多い原稿を書く方法を紹介します。

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作文のコツ①目次をつくる

作文を書くときは、いきなり書き始めるのではなく、最初に大体の構成を作ります。
この章にはこんなことを書こう、あんなことを書こう、といった具合に。
大体の章立てをつくっておきます。

これはいわば骨組み。 原稿の方向性を決めるものです。詳細に作りこむ必要はありません。
書いているうちに結局変わったりもするので、あくまで方向性を決めるために作ります。

たくさん書くコツ②ネタを仕込む

大体の章立てを決めたら、そこに入れたい学術的根拠やエピソードなどを箇条書きで入れていきます。
例えば、

第1章:交渉方法
・交渉が下手な同僚は何がダメなのか
・フットインザドアテクニック
・ローボールテクニック
などなど。ざっと書いていきます。

ここまでがネタ出しの段階です。

たくさん書くコツ③とりあえず書く

ネタ出しが終わったら、いよいよ書く作業へ。

私は文章を書くときにフォトライティングという手法を使っています。
フォトライティングとは、ビジネス書作家である神田昌典さんが提唱したメソッドで、25分書いて、5分休憩して、25分書くという方法です。

25分間はただひたすらに書きなぐるのです。
文法や語彙の稚拙さは一切気にせず、きれいな文を書こうという気持ちも一切捨て、ただひたすらにキーボードを叩き続ける。
とにかく「書く」ということに集中します。
書けないのは、「うまく書きたい」「きれいに書きたい」という雑念があるから。
そういう気持ちを捨てて書きます。

集中のコツは、一つのことだけに取り組むこと。

書くことと、直すことは全く別の作業なので、同時にやると脳が疲れるし、書く気が失せていく。
とにかく書いて書いて書き続けることがポイントです。
このメソッドの面白いところは、ネタが出てこないときは、その心のモヤモヤまで書き出してしまうこと。

たとえば、
「私ってなんて書けないんだ。もう書くのやめてしまおうかな、あーツライ」

そんな言葉が浮かんで来たら、浮かんできたとおりに書く。

そんなことをして意味があるのかと思うのですが、書いているうちに気分が楽になって
「よし、書くぞ」

な気分になるから不思議です。

きれいな文章に直すのは、そのあとで!

 

 

たくさん書くコツ④きれいな文にする

先ほどの25分なぐり書き原稿である程度の量を書いたら、これをきれいな文章に直します。
表現が稚拙なところはもっとかっこいい言葉を探す。

もちろん、先ほどの「私ってなんて書けないんだウダウダ」の部分もここで消しておきましょう(笑)

「書く」と「直す」を全く別工程にするのがいい文章を書くコツだったりします。

 

たくさん書くコツ⑤参考文献を固め読み

それでもどうしても書けないとき、書く気分になれないときは、参考文献を大量に持ち出して、フォトリーディングという速読スキルで参考文献をバサバサ読んでいきます。

具体的には、読むというより、「パラパラめくって見ている」イメージでしょうか。
そうすると、「あ、このネタまだ書いてないな」「あ、こんな視点もあったな」と気付き、また各意欲がわいてきます。
ただ、ここでがっつり参考文献を「読んで」しまうと、その本から影響を受けてしまい、元の本パクリのような文体あるいは内容になってしまうので要注意です。

 

たくさん書くコツ⑥飽きたら場所を変える

参考文献をめくりたいときがあるのと、アロマを焚きたいという理由から、私は基本的には家で書いているのですが、それだとだんだん飽きてきます。
飽きたな~もう何も出てこないな~という気分になってきたら、潔く場所を変えましょう。
カフェでコーヒーを飲みながらキーボードをたたいていると、なんだか作家になった気分。え、気のせい?(笑)

とりあえず自己肯定感が上がって最高です。

たくさん書くコツ⑦夜は書かない

注意点というか、書くときに気を付けたいのは、「夜は書かない」こと。

夜は脳の感情的な部分が優位になるため、夜に書くと支離滅裂というか、なんだか感情丸出しな感じになります。
あなたにもありませんか?夜にラブレターやラブメールを書いて、朝になって恥ずかしい思いをしたり、自分にドン引きした経験が。あれですあれ。

夜に書くといろいろおかしくなるし、パソコンのブルーライトを浴びてしまって眠りに悪影響が出ますので、夜よりも朝、昼に書くことがおすすめ。

 

まとめ

こんな感じて長い文章を書いていました。
最初は「こんなに書けるか!」と投げやりモードでしたが、やってみたらだんだん楽しくなり、そんな工程をひたすら繰り返して、どうにかこうにか書くことができました。
長いブログ、長い文章を書く際にぜひ参考にしてみてください。

私の初の紙書籍「部下も気付いていない『やる気』と『能力』を引き出す 教え方」は3月上旬発売予定です。
ぜひよろしくお願いします!

 

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