こんにちは。横浜・鎌倉プロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。
勉強の際に、意味を理解せずにまるまる覚えようとする丸暗記をしている人は、やめたほうがいいです。
丸暗記がダメな理由
脳科学の研究によると、意味を理解せずに覚えられるのは、小学生まで。
小学生のうちは、意味がわからなくても繰り返し学習すれば覚えることができます。
九九も、漢字練習もそうですね。この時期の子どもは機械的な反復も嫌がらずにできます。
しかし、中学生くらいになると、脳が発達し、丸暗記だけでなく、構造や意味を理解したいと思うようになります。丸暗記に頼った勉強方法をいつまでも続けていたら、上手くいかないのです。
もし、成績がなかなか上がらない、覚えられないとお悩みであれば、丸暗記に頼った勉強をしていないか?見直してみてください。
丸暗記に頼らず覚えるコツ
ただ覚えるだけではなく、なぜそうなるのか?どうつながっているのか?を知り、理解することで記憶しやすくなります。
理解しながら勉強するのは、時間と手間がかかるように思われますが、しっかり理解したものは忘れにくいです。
私にも経験があります。
中学生の頃の歴史の授業はほとんど丸暗記状態だったので、受験が終わった途端、きれいさっぱり忘れてしまいました。おかげで高校の日本史の授業で苦労することになるわけです。(笑)
高校の日本史の授業は、先生の話が面白かったので、今でも覚えています。
話の内容はもちろん、先生の熱のこもった話し方、熱が入りすぎて黒板いっぱいにぐちゃぐちゃな板書。最初の一言「君たちは歴史を誤解しているぞおおおおおおお!」などなど…。もちろん、その理由もきちんと話してくれたので、聞いていて本当に面白かったです。理系のクラスでしたが、授業中に寝ている人もほとんどいませんでした。
理解して覚える方が記憶に残りやすいので、時間はかかっても、かえって近道でしょう。急がば回れ、です。
もし、なかなか覚えられないことがあるなら、
「どうしてそうなるんだろう?」
「どうしてこれが重要なんだろう?」
「ほかのこととのツナガリはなんだろう?」
これらを自分なりに調べたり、講師に聞いたりしてみてください。
あなたの学びが深まるはずですよ。
丸暗記に頼ってはダメな理由 まとめ
- 丸暗記ができるのは「小学生まで」
- しっかり理解したものは忘れにくい