こんにちは。横浜・鎌倉のプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。
先日、整理収納アドバイザー2級の試験を受けまして、せっかくだから1級も受けたるで!ということで1級の筆記試験を受けてきました。
試験を受けてみて試験の感想、内容、難易度等をまとめました。これから受ける方は参考にしてみてください!
整理収納アドバイザー資格とは?
整理収納アドバイザー資格とは、ハウスキーピング協会が講座を主催し、資格認定している試験です。
整理収納の基礎を学ぶことができる資格講座が多数開講されています。
「探し物がなかなか見つからない」「片づけてもすぐにリバウンドしてしまう」こんなことで悩んだご経験はありませんか?
当協会では、物や部屋が片付かない原因を根本的に解決するためのノウハウ ・メソッドをお伝えするための資格講座をご用意しています。
(ハウスキーピング協会サイト 「整理収納アドバイザーとは」 より
整理収納アドバイザー1級1次試験 概要
- 受講料 8,640円(税込)
- 試験時間 說明30分 試験時間90分
- 受験資格 2級取得者及び1級予備講座受講者
- 資格有効期限 なし
- 合格発表 約1ヶ月後
- 合格基準 70%以上
- 合格率 70~80%
- 申込み方法 ハウスキーピング協会サイトから申し込み
2級と1級の違い
2級は個人の能力向上が目的で、プロとして仕事にするのであれば1級取得が求められます。
つまり、職業として整理収納の考え方をを社会に広め、貢献していくプロフェッショナルとしての資質を見る、といったところですね。
整理収納アドバイザー1級取得までの道のり
1級の認定を得るためには、
・2級講座の受講・合格
・1級予備講座の受講
・1級1次試験(筆記試験)の合格
・1級2次試験(実技試験)の合格
これらが必要になります。
で、私は現在筆記試験に合格したので、残るは1級2次試験を残すのみ。まあ、勉強の専門家なので、さすがに筆記試験は一発でパスしないとね…( ;∀;)
というわけで、勉強の専門家として、本記事では、1級一次試験(筆記試験)の勉強法について紹介します。
整理収納アドバイザー1級 1次(筆記)試験の対策
・試験の特徴
試験はマークセンス方式です。
- 問1 ◯×問題。
- 問2 正しい文を選ぶ問題(4択)
- 問3 語群から正しい単語を選ぶ問題
- 問4 語群から単語を選ぶ問題
問題数は100問とかなり多いです。試験会場を出る時に、ほかの受験者の方々が「時間が足りない!」とこぼす声が聞こえました。
基本方針
整理収納アドバイザー1級の筆記試験の合格ラインは80%と言われています。
それ以上取れば受かるわけですし、「とにかく大切なところをしっかり取りに行く」勉強法が良いと思います。
合格ライン80%ということは、言い方を変えると、19%は間違えてもいいということなのです。しかもマークシートだし。
だからテキストを隅々まで暗記する必要はまったくなく、特に出るところだけしっかり押さえればOK。
特に出るところについては、後ほど書きます!
・過去問がない!
で、特に出るところを把握するためには過去問が最高です。
資格試験や検定試験の勉強をするとき私は必ず過去問を使って分析するのですが、
残念ながら整理収納アドバイザー1級の筆記試験の過去問は市販されていません!(# ゚Д゚)えええええええ
そこでハウスキーピング協会が出している1級試験対策問題集アプリを使いました。
協会サイトによると、学習サイトもあるようです。

お値段はアプリもサイトも2,400円とお高めですが、落ちるよりマシだと思いましたし、勉強の効率を優先して購入しました。
ちょっとこのアプリ、2014年版とか書いてあって古いんですけどね…。
アプリでの学習
私はこのアプリを使って、移動時間などのスキマ時間を使って問題を解きました。
とりあえずアプリを一周して、間違えた問題にアプリ内でチェック。
2周目に、間違えた問題だけを徹底チェック。
これを1週間位やってきた感じですね。
重要事項をまとめる
特に、アプリで間違えたところはテキストを読み直し、ノートに書き出して覚えました。
それと、基本領域図や整理収納のステップなど、2級でも1級でも出てきた「いかにも大事そうな箇所」を重点的に復習。
さらに、先生が「ここは出ますよ」と教えてくれたモジュールやら何やらの細かい数字もチェックしておきました。
これをだいたい1週間くらいでしょうか。
整理収納アドバイザー1級1次筆記試験 実際に受けてみて
実際に筆記試験を受けてみて出た箇所や感想など。
・特に試験に出る箇所
さてお待たせしました。実際に試験を受けたら、「特に出るところ」がわかったので書いちゃいたいと思います。
試験問題は回収されてしまうので、どれがどのくらい出るかは覚えている範囲で書きます。お許しください。
①たくさん出た
・整理収納のステップ
・ステージ理論
・基本領域図
これは暗記しておいたほうが良いです。2級テキストでも出てきた基本中の基本ですね。
空で言える・書けるくらいにしておくことをお勧めします。めちゃくちゃ出ます。
実務でも使いますしね。
②意外と出た
・ファシリティトの基礎
・職場での整理収納
クライアントとの関わり方の注意点や、職場での5S活動などが多数出題されていました。このあたりはそこまで出ると思っていなかったので驚きです。
やはりこのあたりも実務的だからでしょうか。
ファシリテイとの基礎や職場での整理収納に関しては、サービス業で働いたことのある人、事務職で働いている人はよく聞く内容だと思うので、ほとんど勉強しなくても知っていることばかりだと思います。
ただ、それらの仕事の経験が少ない方は、よく勉強しておくことをおすすめします。
その他受けてみて
・問題の日本語がわかりにくい
問題がわかりにくすぎてツライです。日本語がわからない。そこに時間がかかりすぎてしまう印象を受けました。なんでしょうね、運転免許の学科試験みたいな感じ…と言えば伝わるでしょうか。とにかく問題がわかりにくいです。
まあ、アプリも同じように日本語がだいぶハテナなので、問題集アプリを何度も解いている人は比較的大丈夫かもしれません。
アプリ無しで勉強していた人は面食らうかも。
・テキストのバージョンによって試験問題が違う
近年にテキストがバージョンアップされたとのことで、バージョンによって問題が違うらしいです。
申込みの際に申請しているのですでに席が分けられているので問題ないのですが、心配な方は当日試験監督の方の指示に従いましょう。
整理収納アドバイザー1級1次筆記試験 まとめ
筆記試験なんて学生時代以来!という人には心配かもしれませんが、きちんと対策をしておけば問題なさそうです。合格率70~80%ですし、落とすための試験ではありません。
効率よく勉強するためには、よく出る箇所をまとめて、アプリで対策をしておくのが良いと思います。スマホアプリで勉強できるのでスキマ時間に勉強できて助かりました。
きちんと2級の講座と1級予備講座を受けて内容を理解している人なら、そこまで大変な試験ではないのでどうか安心してください。
そんなことより私は2次試験(実技)のほうが怖いですw
また2次試験を受けたらレポートしますね!
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