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整理収納アドバイザー1級2次試験に合格したので勉強法を書きます

整理整頓

こんにちは。横浜・鎌倉のプロ家庭教師 佐々木です。

整理収納アドバイザー1級に合格しました。やったね!

2級を2018年11月に受講して、ブランクをあけずに講座を受講して、8か月ほど。ようやく最上級の試験に合格できました。これで晴れて職業として整理収納に関わることができます。

整理収納アドバイザー1級1次試験(筆記)についてはこちらをどうぞ。

さて、これでわたしは勉強法アドバイザーであり整理収納アドバイザーでもあるわけです。そこで、整理収納アドバイザー1級2次試験がどんな試験か、その対策を書いてしまいたいと思います。これから受験する方のお役に立てますように。

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整理収納アドバイザー1級2次試験とは

1次試験は筆記、2次試験は実技試験です。実技試験は提案編と実践編のどちらかを選択し、資料をまとめて発表するというもの。

提案編:整理収納理論をまとめて発表。

実作業編:整理収納理論に基づいて第三者の家の整理収納を行い、その様子をまとめて発表。

9割の受験生が実践編で発表するそうですが、私は少数派である提案編で突撃しました。命知らずですね。

なぜなら、私は整理収納アドバイザー資格を取得する目的がはっきりしていたからです。「片付けをしたいから」というよりも、「中高生に片付けの仕方を教えて、学習環境の作り方を指導したい」からでした。

なので、「勉強がしやすい学習机の作り方」というテーマで研究発表をするのがベストだし、そうするしかなかったというわけです。だからもう仕方がない。

逆に、この内容で提案資料を作って、それでやっていけるのか、試験の場で判断してほしい!来いやオラあ!くらいの気持ちです。いや嘘ですけど。

よくほかのブログで提案編は合格率低いとかやりにくいとか書かれていますが、おそらくそんなことはありません。

実作業編は確かに取り組みやすいですが、作業させてくれる相手を見つけるのが結構大変だし、当たり前だけれど実作業するので時間も労力もかかります。

その点、提案編ならきちんと勉強して資料をつくればいいので、作業する時間がない人はやりやすいと思います。

提案編が向く人

・整理収納アドバイザー資格を取得してやりたいことが決まっている人
・実作業している時間がない人
・考えをまとめるのが得意な人

実作業編が向く人

・実作業する時間が取れる人
・片付けが好きなど、実作業が苦にならない人
・作業させてくれる人(お客さん)が見つけられそうな人

こんな感じです。よほどのことがない限りは実作業編がいいような気がします。やりやすいし。

整理収納アドバイザー1級2次試験 合格基準

発表は3人程度のグループで行われます。自分の発表でない時間は他の人の発表を聞いて評価シートを書くことになります。その際の評価ポイントは以下でした。

整理収納アドバイザーの理論が使われていたか

ただお片付けをしたり、自分の理論をまとめているだけでは合格できません。理論をどう使ってどう生かしたのかがわかるように資料を作ることが求められます。なので、資料作成前、あるいは実作業前にテキストをがっちり読み直しましょう。

特に、

・ステージ理論
・整理収納の鉄則
・整理収納のステップ

などに則って資料を作るといいですね。自分自身も資料を作りやすいし、審査員の方にアピールもしやすいです。

あるいは資料に「ここは整理収納の鉄則④」というように、どの理論なのかを明記しておくと、聞いている人にもアピールができますし、自分自身も忘れなくていいですね!

できれば、筆記試験を受け終わって、合格が出たらすぐに2次試験対策に取り掛かることをおすすめします。覚えたことを忘れてしまわないうちに!

発表が分かりやすかったかどうか

発表がわかりやすいかどうかも審査基準です。どんなにいい資料を作っても、小さな声でぼそぼそ話していたら伝わりません。整理収納アドバイザー1級を取得したらお客様のご自宅で説明をしたり、セミナーを開いたりと人前で話す機会が増えますので、話の分かりやすさも求められるのでしょう。

心配な人は提出用資料だけでなく、発表用の原稿を作成して何度も読んでおきましょう!時間をオーバーしてしまったり、時間を余らせてしまうのもよくないので…。

ちなみにわたしの受験時では

他に2名の受験者さんがいました。他お二人とも資料はワードで作成され、テーマは実作業編でした。。

お一人は主婦の方のようで、友人のおうちの洗面所のお片付けについて発表されていました。もう一人の方は会社員で、会社の移転に際して資料や書類の整理収納をプロジェクトで担当された際のことについて発表されていました。それプラス「学習机の整理収納」についての理論編を発表するわたし。ここのお部屋だけ異色だったのでは・・・?

各部屋に試験官の方が1名いらっしゃるのですが、にこやかに話を聞いてくださって嬉しかったです。他の受講生の方もフレンドリーでした。まあ同じタイミングで受験している同士なのでね。ライバルではありません。というわけで緊張感はありながらもあたたかい空気感でした。だから緊張する必要はありません。

私はパワーポイントを2in1の両面で印刷したので、スライド20枚分。文字より絵が多めです。よく受かったな本当に…。

整理収納アドバイザー1級2次試験 対策

おそらく、発表内容は友人のお宅を片付けて「実践編」で発表される方がほとんどかと思います。心配な方は奇を衒わず、友人宅の片付けをして「実践編」で発表してみてください。

さらに、「洗面所」とか「クローゼット」とか、狭い場所に絞るといいと思います。リビングは広いしやることが多そうで辛い。

実際のお片付け前に必ずテキストを読んで、理論に従って発表しましょう。大量の写真も忘れずに。撮り直すのは絶対に面倒くさい。

資料としては、

・クライアントの要望・課題のヒアリング結果
・ビフォーアフター
・工夫した点(整理収納アドバイザー理論を混ぜながら)
・クライアントの感想
・まとめ

こんな流れで資料を作ると分かりやすいかと思います。

まとめ

受けてみて思いましたが、決して「落とすため」の試験ではありません。意地悪な人もいませんし、みんなあたたかくあなたの発表を聞いてくれます。

なので

・一次試験からあまり間をあけずに
・しっかり資料を作り込んで
・整理収納理論を「これでもか」というくらい盛り込んでアピールし
・発表の練習を納得いくまでして
・当日は「みんな仲間だ」という気持ちで
・楽しく発表!

これがおすすめです。

あまり心配せず、今まで学んだことを活かすチャンスとして楽しんで発表できれば大丈夫です。

合格を祈っております!

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