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中高一貫校で勉強が遅れたときの取り戻し方|最短で追いつく具体ステップを解説

こんにちは。横浜・鎌倉で活動するプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。

中高一貫校に通う息子の勉強が、最近明らかに遅れてきている気がします。
テストの点数も少しずつ下がってきて、授業のスピードについていけていない様子です。家では「大丈夫」と言うものの、ワークを見ると抜けているところが多く、どこから手をつけていいのか分からず不安になっています。塾を増やすべきなのか、家庭でできることがあるのか…。このまま遅れが広がってしまわないか心配で、何か手がかりがほしい気持ちです。

中高一貫校での勉強の遅れを取り戻すにはどうすればいいか?というご相談です。

テストの点数が下がり始めたり、授業内容の理解が追いついていなかったりすると、親としてとても心配になりますよね。学校の進度が速いため、「このまま広がってしまったらどうしよう」と焦りを感じる方も多いと思います。

勉強の遅れは“才能”の問題ではありません。
どこに抜けがあるのかを見つけ、正しい順番で戻っていけば、十分に取り戻すことができます。


この記事では、中高一貫校で起きやすい勉強の遅れを、どこから・どうやって取り戻すかを具体的にまとめています。今日からできる一歩のヒントも紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

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  1. 1. 中高一貫校で“勉強の遅れ”が起きやすい理由
  2. 2. どの科目から遅れが出ている?よくあるパターン
    1. ● 英語
    2. ● 数学
    3. ● 国語
    4. ● 理科・社会
  3. 3. まず確認したいのは「どこから抜けているか」
    1. ① 定期テストは「点数よりも中身」を見る
    2. ② 定期テストの答案に書いてある“沈黙のメッセージ”を見る
    3. ③ 学校ワーク・宿題の“△・×が並ぶ場所”を見る
    4. ④ 授業ノートの“空白・抜け・書き方”を見る
    5. ⑤ つまずき単元の“典型的なシグナル”を知っておく
    6. ⑥ “本人の言葉”が実は一番ヒントになる
    7. ⑦ 弱点が見つかったら、“戻り幅”を最小限にする
    8. この項のまとめ
  4. 4. 遅れを取り戻すための“鉄則”3つ
    1. 鉄則1:基礎の抜けから戻すこと
      1. ▼ なぜ“基礎”が最優先なのか
      2. ▼ どうやって“基礎”から戻すのか
    2. 鉄則2:戻りすぎないこと
      1. ▼ 戻りすぎると起きる3つの問題
      2. ▼ 適切な戻り幅は “最小限”
    3. 鉄則3:先取りより穴埋めが優先
      1. ▼ “穴埋め”を先にやると何が変わる?
      2. ▼ 先取りばかりすると起きがちなこと
      3. ▼ 穴埋めを優先する具体的なやり方
    4. この章のまとめ
  5. 5. 【科目別】どこから戻せばいい?(最短ルート)
    1. ● 英語
    2. ● 数学
    3. ● 国語
    4. ● 理科・社会
  6. 6. どれくらいで取り戻せる?期間の目安
    1. ① 軽度の遅れ:1~2ヶ月で追いつけることが多い
    2. ② 中程度の遅れ:3~4ヶ月で“安定ゾーン”に入る
    3. ③ 重度の遅れ:半年~1年を保険として見ておくと安心
    4. ④ 長期休みは“巻き返しの最大チャンス”
    5. ⑤ 週あたりの勉強量で目安は大きく変わる
      1. 週4~5時間 → ゆっくり型
      2. 週6~8時間 → 標準型
      3. 週10時間以上 → 集中型
    6. ⑥ 「どれくらいで追いつくか」よりも大事なポイント
    7. この章のまとめ
  7. 7. 自力で取り戻せる?塾や家庭教師が必要なケース
    1. 自力で進められるケース
    2. 専門サポートが必要になるケース
  8. 8. 遅れがあるときに起きやすい“メンタルの落とし穴”
  9. 9. 今日からできる“巻き返しの最初の一歩”
    1. 英語の一歩
    2. 数学の一歩
    3. 国語の一歩
    4. “短く終わる勉強”がいちばん続きやすい
    5. 完璧じゃなくていい。とにかく“回す”ことが大事
    6. できた日をちゃんと認識することが次につながる
    7. まとめ
  10. 10. まとめ:遅れは必ず取り戻せます。大事なのは“順番”と“範囲”

1. 中高一貫校で“勉強の遅れ”が起きやすい理由

中高一貫校では、中3までに高校内容の一部を前倒しして学ぶため、
授業の進度が非常に速い特徴があります。
その結果、

  • 小学校内容の“穴”が急に表面化する
  • 英語や数学の基礎が追いつかない
  • 少しつまずくと後ろの単元がまったく理解できなくなる

といった負担が積み重なりやすくなります。

さらに、まわりの生徒も理解が速いケースが多く、
わからないことを言い出しにくい雰囲気もあります。
“遅れ”は才能の問題ではなく、環境の影響を受けやすいというだけです。
気づいたところから戻れば、十分に立て直せます。

2. どの科目から遅れが出ている?よくあるパターン

中高一貫校で遅れが出やすいのは英語と数学です。
積み上げ構造の科目なので、基礎が弱いと後の単元に直接影響が出てしまいます。

● 英語

  • be動詞と一般動詞が混ざる
  • 単語・綴りのミスが多い
  • 三単現が正しく使えない
  • 文法問題が安定しない

「Are you play baseball?」のような混乱は、よく見られる典型例です。

● 数学

  • 正負の計算があいまい
  • 方程式がスムーズに解けない
  • 比例・反比例を飛ばしてしまった
  • 一次関数が分からない

中1・中2の単元が崩れていると、その後の高校内容で一気に苦しくなります。

● 国語

  • 語彙が不足している
  • 記述の書き方がわからない
  • 読解の“型”がないまま読んでいる

国語は「なんとなく」読んでいると点が伸びません。

● 理科・社会

暗記量が急に増えるため、処理しきれなくなるケースがあります。

3. まず確認したいのは「どこから抜けているか」

勉強の遅れを取り戻すうえで、いちばん大切なのは、
“原因となっている抜けの場所”を特定することです。

これは、やみくもに復習するよりもはるかに効果が出ます。
弱点が分かれば、戻る量が一気に減り、短期間で巻き返せるようになります。

ここでは、家庭でもすぐにできる“弱点の見つけ方”を具体的に紹介します。

① 定期テストは「点数よりも中身」を見る

点数だけで判断すると、弱点の位置を見誤ってしまうことがあります。
大切なのは、どの種類の問題が落ちているかを確認することです。

▼ こういう視点で見ると、抜けがすぐに見えてきます

  • 計算問題(基礎)で落としているのか
  • 単語や基本文法(中1レベル)が抜けているのか
  • 文章題・応用問題(理解系)が落ちているのか
  • ケアレスミスが多いのか、そもそも解き方が分かっていないのか

たとえば数学なら、
「一次関数はできているけど計算で落とす」
という場合、弱点は“関数”ではなく“計算”です。

英語なら、
「長文は読めるのに文法がボロボロ」
となれば、戻るべきはUnit1〜Unit3の基礎文法です。

② 定期テストの答案に書いてある“沈黙のメッセージ”を見る

答案には、点数以外にも重要なヒントがあります。

  • 解答欄がポッカリ空いたまま
    → その単元の解法が分かっていない
  • 式や途中経過が書かれていない
    → 基礎ルールの理解が曖昧
  • 同じミスが連続している
    → そもそも知識が定着していない

子ども自身も気づいていない弱点が浮かび上がってきます。

③ 学校ワーク・宿題の“△・×が並ぶ場所”を見る

学校ワークは、弱点を発見する宝庫です。

ワークを見返すときは、
どの単元に × が集中しているか
を見ると、弱点がそのまま表れます。

  • 英語:Unitの最初の文法説明が理解できていない
  • 数学:方程式・比例反比例・一次関数のどこかで落ちている
  • 国語:語彙問題がすべて△、説明文の選択問題だけ不安定

ワークの「できていないところ=戻るべきところ」です。

④ 授業ノートの“空白・抜け・書き方”を見る

授業ノートは、本人が授業をどれだけ理解しているかを正直に表します。

こんな特徴がある場合は、授業理解の段階で止まっています。

ノートを少しチェックするだけで、
「そもそも授業が理解できる状態じゃなかった」
と気づくケースは多いです。

  • ノートに空欄が多い
  • 先生の説明の要点が抜けている
  • 数学の途中式がなく、答えだけ書いてある
  • 重要語句が別のところに書いてある
  • 板書の写し方が極端に遅い

⑤ つまずき単元の“典型的なシグナル”を知っておく

中高一貫校のつまずきは、だいたい似たパターンが多いです。

▼ 英語の典型

  • be動詞と一般動詞がごちゃまぜ
  • 三単現があやしい
  • 単語の綴りが弱く、文法が不安定
    → 中1前半に戻る必要が高い

▼ 数学の典型

  • マイナスが絡む計算でつまずく
  • 方程式の“=の意味”が曖昧
  • 比例・反比例が怪しいまま一次関数へ
    → “戻るべき場所”がほぼ確定する

▼ 国語の典型

  • 語彙が足りない
  • 傍線部の理由説明が書けない
    → 読解よりも語彙補強が先

こうした“よくある遅れ方”を知っておくと、弱点の特定が早くなります。

⑥ “本人の言葉”が実は一番ヒントになる

子ども本人のつぶやきには、意外と核心が含まれています。

  • 「何からやればいいかわからない」
    → 単元が広すぎて整理できていない
  • 「授業が早い」
    → 基礎固めが追いついていない
  • 「テストになると取れない」
    → ワークは解けても“理解”になっていない
  • 「簡単だと思ったのに間違えた」
    → 本人が思っているより基礎が抜けている

子どもの言葉を整理すると、戻るべき場所が見えてきます。

⑦ 弱点が見つかったら、“戻り幅”を最小限にする

弱点を見つけたら、次に決めるのは
どこまで戻るかです。

ここで、戻りすぎると続かなくなります。

  • 数学なら「計算 → 方程式 → 一次関数」
  • 英語なら「Unit1〜3まで」
  • 国語なら「語彙10〜20語 → 読解の基礎」

必要な範囲だけ戻すことが、最短で取り戻すコツになります。

この項のまとめ

弱点の特定は、勉強の遅れを取り戻す作業の中でいちばん大事なステップです。
特定さえできれば、戻る量は最小限になり、短期間で立て直せます。

  • テストの中身
  • ワークの△×
  • 授業ノート
  • つまずきの典型パターン
  • 本人の言葉

これらを組み合わせると、“戻るべき場所”が自然と見えてきます。

4. 遅れを取り戻すための“鉄則”3つ

中高一貫での遅れは、量の多さや進度の速さに圧倒されやすいものです。
ただ、どんなケースでも共通して効く“基本の3つ”があります。
これさえ守れば、最短で立て直しができます。

鉄則1:基礎の抜けから戻すこと

勉強がうまくいかなくなる理由のほとんどは、
「理解できていない土台の上に授業が積み上がっている」状態にあります。

数学なら

  • 計算
  • 正負
  • 方程式
    ここが曖昧なまま、一次関数・連立方程式・図形に進むと確実に崩れます。

英語なら

  • be動詞
  • 一般動詞
  • 三単現
  • 基本文型(SVOなど)
    このあたりが曖昧だと、どれだけ問題を解いても点が上がりません。

▼ なぜ“基礎”が最優先なのか

理由はとてもシンプルで、
基礎が理解できていないと、どの単元に進んでも必ずまたつまずくからです。

戻るのは勇気がいりますが、
実は基礎を固めたほうが後がすべて楽になります。


▼ どうやって“基礎”から戻すのか

  • 中1の教科書の最初の単元をやり直す
  • 1冊目は“簡単すぎる”くらいでOK
  • 苦手単元だけを短期間で固める

「簡単なところからでいいの?」と感じるかもしれませんが、
ここを整えると、自信も理解スピードも戻りやすくなります。


鉄則2:戻りすぎないこと

遅れを感じている子の多くが、
**「どこまで戻ればいいのかわからない問題」**を抱えています。

そして、焦りが強い子ほど、
“必要以上に戻りすぎる”という状態になりがちです。


▼ 戻りすぎると起きる3つの問題

  1. 時間が足りなくなる
     必要な単元にたどり着く前に、また次の試験が来てしまいがちです。
  2. 「終わらない感」でモチベーションが落ちる
     戻る範囲が広すぎると、努力の手応えが感じられません。
  3. 本当に必要な単元に時間が使えなくなる
     “やらなくてもいいところ”に時間を吸われてしまいます。

▼ 適切な戻り幅は “最小限”

目安は次の通りです。

  • 英語:中1 Unit1〜Unit3
  • 数学:計算 → 方程式 → (余裕があれば)比例・反比例
  • 国語:語彙 → 選択問題の読み方
  • 理科・社会:中1の基礎単元だけ

「最初からやり直す」必要はほとんどありません。
むしろ、必要なところだけを短く戻るほうが成果が出ます。

鉄則3:先取りより穴埋めが優先

中高一貫校は進度が速いため、
どうしても「周りが先に進んでいる」という焦りが出やすい環境です。

しかし、
基礎が弱いまま先に進んでも、理解は積みあがらず、結局戻ることになります。

▼ “穴埋め”を先にやると何が変わる?

  • 授業が理解できるようになる
  • 問題集の進みが一気に速くなる
  • テストで点が安定する
  • 自信が戻る

穴を埋めてから先に進むほうが、結果として進度が速くなります。

▼ 先取りばかりすると起きがちなこと

  • “やっているのに結果が出ない”状態になる
  • 基礎の抜けを放置したまま応用問題にぶつかって萎える
  • 自信を失い、手が止まる
  • 苦手意識が強くなる

先取りは悪いことではありませんが、順番を間違えると逆効果です。

▼ 穴埋めを優先する具体的なやり方

  • 苦手単元だけを小さく切って1〜2週間で集中してやる
  • 苦手教科を“毎日10〜15分だけ”細く続ける
  • テスト前に、穴がある単元を先に復習する

短く・軽く・確実に戻ると、授業の理解度が急に上がってきます。


この章のまとめ

遅れを取り戻すとき、
最短で効果が出る3つの鉄則は次のとおりです。

  1. 基礎の抜けから戻ること
  2. 必要以上に戻りすぎないこと
  3. 先取りではなく、穴埋めを優先すること

この3つを守ると、
戻る量は少なくなり、理解スピードが上がり、
自信も自然と取り戻せます。

5. 【科目別】どこから戻せばいい?(最短ルート)

● 英語

最初に戻すべきなのは
be動詞・一般動詞・三単現・語順です。

戻る範囲のおすすめは
中1のUnit1〜Unit3です。
ここを整えるだけで、英文の読みやすさが大きく変わります。

● 数学

戻す順番は、

  1. 計算
  2. 方程式
  3. 一次関数

この3つが安定すると、ほとんどの単元が理解しやすくなります。

● 国語

最初にやるのは語彙の補強です。
語彙力が安定すると、選択問題と記述の両方で正答率が上がります。

● 理科・社会

中1の物理・地理あたりは、つまずきやすい単元です。
“章ごとに完結させる”方式で戻るとスムーズです。

6. どれくらいで取り戻せる?期間の目安

勉強の遅れは、どれくらいの期間で取り戻せるのか。
これは保護者の方や本人が最も知りたいポイントだと思います。

結論からお伝えすると、
遅れの“深さと範囲”がわかれば、追いつくまでのおおよその期間は見えてきます。

ここでは、一般的な目安と、ケースごとの違いをわかりやすくまとめました。

① 軽度の遅れ:1~2ヶ月で追いつけることが多い

軽度に当てはまるのは、次のようなタイプです。

  • 特定の単元だけ点数が下がっている
  • 英語か数学のどちらか一方に遅れがある
  • テストで「取れる問題」をしっかり取れている
  • ケアレスミスが目立つだけで、理解はしている

こうしたケースは、
1~2ヶ月の短期集中で充分に取り戻せる範囲です。

特に中1~中2の段階での軽い遅れは、
基礎の振り返りとワークの再演習だけで整うことが多いです。

② 中程度の遅れ:3~4ヶ月で“安定ゾーン”に入る

次のような場合は中程度に分類されます。

  • 英語と数学の両方に苦手が出ている
  • 中1の基礎単元まで戻る必要がある
  • 計算・文法・語彙など複数の基礎が弱い
  • テストの点数が安定しない

このレベルになると、
3~4ヶ月かけてじっくり戻すほうが結果的に早いです。

特に中2後半以降は内容が一気に難しくなるため、
時間をかけて穴を埋めることで授業の理解が急に楽になります。

③ 重度の遅れ:半年~1年を保険として見ておくと安心

重度の遅れというと重く聞こえますが、
次のようなケースを指します。

  • 英語・数学・国語の“複数教科”で弱点が広がっている
  • 基礎単元に抜けが多く、理解が断片的
  • 授業の内容をほとんど追えていない
  • テストで40点以下が続く

この場合、
半年ほどかけて基礎を整えながら、同時に学校の授業も追うほうが現実的です。

焦る必要はありません。
ただ、範囲が広い分だけ、始めるのは早いほど楽になります。

④ 長期休みは“巻き返しの最大チャンス”

夏休み・冬休み・春休みは、
遅れを取り戻す絶好のタイミングです。

理由は3つあります。

  1. 授業が進まないため、巻き返しに専念できる
  2. まとまった時間が確保できる
  3. 苦手単元に一気に集中できる

長期休みの使い方次第で、
3ヶ月分の遅れが1ヶ月で回復することもあります。

⑤ 週あたりの勉強量で目安は大きく変わる

追いつく期間は、週にどれくらい時間を使えるかでも変わります。

一般的な目安は次の通りです。

週4~5時間 → ゆっくり型

理解は進むが、やや時間がかかる
→ 中程度の遅れは3〜4ヶ月

週6~8時間 → 標準型

負担が少ない範囲でしっかり挽回できる
→ 中程度の遅れは2〜3ヶ月

週10時間以上 → 集中型

長期休みやテスト前に向いている
→ 大幅な挽回も可能

無理のない範囲で“細く長く”続けるのが、最終的にはいちばん効果的です。

⑥ 「どれくらいで追いつくか」よりも大事なポイント

期間の目安ももちろん大切ですが、
それ以上に大事なのは次の3つです。

  1. 戻るべき範囲が合っているか
  2. 基礎が整っているか
  3. 継続できる計画かどうか

取り組む順番が合っていれば、
軽度の遅れなら「思ったより早い」ということも多いです。
逆に、順番がズレていると、努力の割に成果が出づらくなります。

この章のまとめ

遅れを取り戻す目安は、遅れの深さによって変わりますが、

  • 軽度:1〜2ヶ月
  • 中程度:3〜4ヶ月
  • 重度:半年〜1年

がひとつの基準になります。

焦らず、戻る場所と順番を間違えなければ、
どのレベルの遅れでも十分に取り戻せる力があります。

7. 自力で取り戻せる?塾や家庭教師が必要なケース

自力で進められるケース

  • 遅れが一部の単元に限られている
  • 本人にやる気がある
  • 学校ワークの復習で理解が進む

専門サポートが必要になるケース

  • 英語と数学の両方が不安
  • テストで40点台が続く
  • 範囲が広くてどこから戻ればよいかわからない
  • 学習計画を立てられない

状況によっては外部のサポートを使ったほうが、はるかに早く改善します。

8. 遅れがあるときに起きやすい“メンタルの落とし穴”

勉強がうまくいかない時期が続くと、
「自分はダメだ」「勉強なんか嫌い」と自暴自棄になってしまう子もいます。


でも、これは能力の問題ではありません。
理解が追いつかなかった期間が積み重なっただけです。

中高一貫校は進度が速いので、
少しのつまずきが広がりやすい環境でもあります。


そのため、誰でも一度は“できない気がする”時期を通ります。

土台を作り直すと、「あれ?前より理解できる」という変化がすぐに表れます。
焦らず、戻る場所をひとつずつ埋めれば自然と集中力も前向きな気持ちも回復していきます。

9. 今日からできる“巻き返しの最初の一歩”

勉強の遅れが気になり始めると、
「どこから手をつければいいのか分からない」
「やらなきゃと思うのに動けない・・」
という状態になりやすいですよね。

でも、巻き返しは“勢い”ではなく、
小さな成功体験の積み重ねから始まります。

最初の一歩は、本当に小さくて大丈夫です。

英語の一歩

  • 今日は Unit1の例文を3つだけ 声に出して読む
  • 単語は 5〜10個だけ でOK
  • be動詞と一般動詞を1問ずつ確認するだけでも十分

「これならできた」という感覚が戻ってくると、
自然と次のステップに進めるようになります。

数学の一歩

  • 方程式の最初の3問だけ 解く
  • 計算ミスが出やすいところを1ページだけやる
  • 途中式を丁寧に書くことを意識してみる

たった1ページでも、
“その日のうちに終わる”という経験がやる気につながります。

国語の一歩

  • 語彙を 10〜15個だけ 覚える
  • 説明文の段落を 1つだけ 読んで線を引いてみる
  • 記述は1問だけ、書けるところまででOK

国語は「少しでも読む習慣」を作ると、理解する力が戻りやすい教科です。

“短く終わる勉強”がいちばん続きやすい

最初の一歩は、
15分以内に終わるタスクにしておくのがポイントです。

  • 量が少ない → 始めやすい
  • すぐ終わる → 達成感が残る
  • 毎日続く → 自信が戻る

このサイクルができると、
勉強に対する抵抗感が自然となくなっていきます。

完璧じゃなくていい。とにかく“回す”ことが大事

“満点を取ろう”と思う必要はありません。
最初は、8割わかれば十分です。

戻り学習は、
一度やったら終わりではなく、
短い範囲を何度も回すほうが定着します。

できることを少しやってみるだけで、
「思っていたよりできる」
という感覚がよみがえります。

できた日をちゃんと認識することが次につながる

小さな一歩でも、できた日は

  • カレンダーにチェック
  • 勉強したページに丸をつける
  • スマホのメモに“今日の一歩”を書いておく

こんな形で“見える化”すると、やる気が続きやすくなります。

まとめ

巻き返しの最初の一歩は、
量ではなく、始めやすさが最優先です。

  • 1ページだけ
  • 3問だけ
  • 10単語だけ

この程度でも、続けるほど効果が出てきます。

最初の一歩を軽くしておくと、その後の学習が驚くほど取り組みやすくなります。

10. まとめ:遅れは必ず取り戻せます。大事なのは“順番”と“範囲”

中高一貫校の勉強は進度が速く、遅れが出るのは珍しいことではありません。
大切なのは、

  • 弱点の場所を特定すること
  • 広げすぎず、必要な範囲だけ戻ること
  • 英語と数学の土台を整えること

この3つを意識するだけで、巻き返しやすくなります。

こんにちは。横浜・鎌倉で活動するプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。

正しい順番で戻れば、遅れは必ず取り戻せます。
焦らず、できるところから進めていきましょう。

以上、佐々木(@kateikyo_megumi)でした!

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