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こどもがノートを書かないとき、叱る前に確認したいこと

こんにちは。横浜・鎌倉で活動するプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。

今日は親御さんからお子さんのノートについて相談を受けました。

子どもが全然ノートを取っていないことがわかりました。

注意しても「聞いているから大丈夫」と言うのですが、本当に理解できているのか不安になります。テスト前に見返せるものもなく、親としてはこのままでいいのか迷っています。

書きなさいと言えば言うほど、本人は嫌そうな顔をするようになりました。ノートを書かないのは、やる気の問題なのか、それとも別の理由があるのか知りたいです。

授業は受けているはずなのに、ノートがほとんど白い。
ページはあるのに、書いてあるのは日付と題名だけ。

この状態を見ると、「ちゃんと授業を聞いているのだろうか」「やる気がないのでは」と不安になる親御さんも多いと思います。
ただ、ノートを書かないことと、勉強を理解していないことは、必ずしも同じではありません。

まずは、よくある背景から整理してみましょう。


ノートを書かないこどもに多い理由

ノートを書かない理由は、意外とシンプルなものが多いです。

例えば、黒板を書き写すだけで精一杯になっているケースがあります。
板書の量が多かったり、書くスピードが追いつかなかったりすると、「考える前に授業が進んでしまう」状態になります。

また、話を聞くことに集中すると、手が止まってしまう子もいます。
内容は理解しているのに、同時に書くことができないタイプです。

他にも、「何を書けばいいのかわからない」というケースがあります。
先生は分かっている前提で話を進めますが、どこが大事なのか判断できず、結果としてノートが空白になります。

このように、ノートを書かない理由は、やる気や能力の問題とは限らないことが多いです。


親がやりがちな対応と、その難しさ

ノートが書けていないと、つい言ってしまいがちな言葉があります。

「みんな書いているでしょ」
「そのノートでテスト前どうするの?」

ただ、こうした声かけは、状況を改善しないことが少なくありません。
比較されることで萎縮したり、「どうせできない」と思ってしまう子もいます。

また、ノートの量や見た目だけで評価してしまうと、こどもは「きれいに書くこと」が目的になりやすくなります。
結果として、内容の理解が後回しになることもあります。

ノートを書かせること自体が、目的になってしまわないよう注意が必要です。


ノートは「目的」で考える

ノートは、本来「何のために使うのか」で考える必要があります。

学校への提出物として必要なのか。
テスト前に見返すための材料なのか。
それとも、理解を助ける補助なのか。

この目的によって、書き方や量は変わります。
すべての授業で、同じ形のノートが必要なわけではありません。

「ノートを書かせる」よりも、「何を残せば後で困らないか」という視点に切り替えることが大切です。


家庭でできる現実的な対応

まず確認したいのは、学校でのノート提出ルールです。
提出が必要な場合は、最低限求められている形を把握します。

そのうえで、家庭ではノート以外の理解確認方法を取り入れてみてください。
例えば、授業内容を口頭で説明してもらう方法があります。
説明できるなら、理解自体はできている可能性があります。

また、「全部書く」ことを目標にせず、「あとで思い出せる形で残す」ことを目標にするのも一つの方法です。
キーワードだけ書く、プリントに書き足すなど、形は問いません。


ノートが書けないことと、理解できていないことは別です

実際の指導現場では、ノートは少ないのにテストでは点が取れる子もいます。
口頭での説明はしっかりできるのに、板書が苦手な子もいます。

特に、板書中心の授業が合わないタイプの子は一定数いて、
その場合、ノートだけを見て学力を判断すると、実態とズレが出ます。

ノートは一つの手段であって、理解そのものではありません。


それでも困っている場合の考え方

ノートの問題が長く続いている場合、背景に別の整理不足があることもあります。

学校の授業スタイルと合っていない。
勉強の進め方全体が本人の中で整理できていない。
そもそも、どうすればいいのか本人もわかっていない。

この状態では、「書きなさい」と言われても改善は難しいです。
一度、ノートだけでなく、授業の受け方や勉強の流れ全体を見直す必要があります。


ノート以前に、学び方を整理したいときは

ノートをどう取らせるか以前に、その子に合った学び方を整理することが重要です。
ノート、授業理解、テスト対策は切り離して考えることができません。

学年や科目を問わず、「何が引っかかっているのか」を一緒に整理することで、無理のない進め方が見えてくることも多いです。
家庭だけで判断が難しい場合は、第三者の視点を入れるのも一つの選択です。

学習方法でお困りの方は、遠慮なくご相談くださいね。

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