PR

中高一貫校の数学についていけない理由とは?急につまずく子に共通する6つのサインと立て直しのポイント

こんにちは。横浜・鎌倉で活動するプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。

最近、子どもが数学の授業についていけなくなってきたようで心配です。
家では勉強しているのにテストになるとうまくいかず、理由を聞いても本人もよく分かっていない様子です。

学校の進度が速いので、このまま置いていかれないか不安ですし、私も数学が得意ではないため、どうサポートすれば良いのか戸惑っています。
少しでも負担を減らしてあげられる方法があれば知りたいと思っています。

中高一貫校に通っているお子さんが、ある時期から急に数学だけつまずいてしまうこと、よくありますよね・・。
「家ではしっかり勉強しているように見えても、テストになるとうまくいかない」なんてことは「あるある」です。親御さんとしてはとても心配になりますよね。

学校の進度が速いことは入学時から知っていたけれど、「ここまで苦しくなるとは思わなかった」という声もよく耳にします。


「何が分からないのか本人も説明できない」という状況が続くと、どこから手をつければ良いのか分からず不安が募ると思います。

実は、この状態にはいくつか共通する背景があります。

この記事では、中高一貫校に通っている生徒さんが数学についていけなくなる理由と、その対策を紹介します。

スポンサーリンク

中高一貫校の数学が難しく感じられる理由

中高一貫校の大きな特徴は、進度の速さです。
公立の1.5〜2倍で進む学校も多く、中3や高1内容を前倒しで扱うことも珍しくありません。

そのため、内容の処理量が一気に増えます。
・途中式が長くなる
・複数の単元を同時に扱う
・問題文の条件が複雑になる
といった状況が重なります。

これらは「公式を覚えるだけ」の学習では対応しきれません。
理解の土台が整っていないまま進むと、急に難しく感じてしまうのです。

数学が「ついていけない」に変わるサイン

お子さんが次のような様子を見せ始めたら、負担が大きくなっているサインです。

・テストで急に解けなくなる
・文章題を読むだけで時間がかかる
・解説を読んでも分からない

これらは、単なる勉強不足ではなく、情報処理の負荷が高くなりすぎている合図です。

努力では解決しにくい“構造的な負荷”とは

数学でつまずくと「もっと練習すれば解けるようになるのでは」と感じることもあるかもしれません。
しかし、中高一貫校では勉強量よりも、“構造的な負荷”が原因になっていることがよくあります。

・一度に処理する情報が多すぎる
・文章題の読解が追いつかない
・語彙があいまいで問題の意味が取りにくい
・どの公式を使うのか判断できない
・図や条件を整理しきれない

このように、数学の根本となる部分で負荷がかかりすぎているため、単純に「量をこなす」ことだけでは改善しにくいことがあります。

中高一貫校でよく見られる“構造的なつまずき”

ここでは、実際に多くのお子さんが抱えやすい「負荷」を挙げてみましょう。

認知負荷が高すぎる

扱う情報量が多く、頭の中で保持できる量を超えてしまうため、途中で計算や思考が崩れやすくなります。

読解処理のズレ

数学でも「読む力」が必要です。
条件の読み取りが追いつかないと、問題の全体像がつかみにくくなります。

数学語彙のあいまいさ

切片、変域、相似比など、数学特有の語彙の理解が浅いと、文章題や解説の意味がつかみにくくなります。

因果関係の理解不足

公式を覚えていても、「なぜこの操作なのか」が結びついていないと、形が変わるだけで対応できなくなります。

ワーキングメモリの限界

途中式が長くなり、頭の中で保持しきれなくなることで、最後の答えにたどり着けなくなることがあります。

学習順序の崩れ

高速カリキュラムでは、前提があいまいなまま進みやすく、あとから負荷が一気に表面化します。

学習時に見える“表面的な症状”

数学が苦しくなってきたお子さんには、次のような変化が見られることがあります。

・ケアレスミスが増える
・途中式が減る、または雑になる
・説明を聞いても「なんとなく分かった」状態で終わる
・「どこが分からないのか」言葉にできない

一見すると集中力や不注意の問題に見えますが、多くの場合、裏側で認知負荷が高くなりすぎていることが原因です。

数学は“量よりも順序”のほうが効果が出やすい

つまずきが大きくなっているときほど、解き方を増やすより、次のような「順序」を整えることが効果的です。

・語彙を整理する
・問題文の条件を図や表で可視化する
・途中式の書き方を整える
・操作の“理由”が分かるようにする

土台の順序が整うと、同じ内容でもぐっと理解しやすくなり、テストでの安定感も戻っていきます。

改善のステップ

ここからは、数学のつまずきを立て直すときに効果的なステップを紹介します。

① つまずきの種類を明確にする

認知負荷、語彙、読解、手順など、どの部分で負担が大きくなっているかを整理します。

② 語彙と条件整理を丁寧に整える

公式よりも先に、文章題の意味が自然に理解できる状態をつくります。

③ 問題処理の手順を軽くする

途中式、図、考える順番を整えることで、同じ問題でも処理が楽になります。

④ 解く量は“少なめでも効果が出るように”調整する

必要なところだけに集中し、負担を増やさず安定を目指します。

まとめ:原因が分かると、優先すべきことが自然と見えてきます

中高一貫校の数学のつまずきは、努力不足ではなく“構造的な負荷”によって起こることが多いです。
今どこで負担がかかっているのかを整理すると、無理なく改善しやすくなります。

必要に応じて、状況を一度一緒に整理し、どこから取り組むと良いのか見える形にできます。
焦らず、少しずつ立て直していくことが十分可能です。

以上、佐々木(@kateikyo_megumi)でした!

カテゴリー

コメント

タイトルとURLをコピーしました