こんにちは。横浜・鎌倉で活動するプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。
今日は中学生女子から勉強方法について相談がありました。

最近ずっと、自分なりにがんばってるつもりなんです。
学校の授業もちゃんと聞いてるし、家でも毎日2時間くらいは勉強してます。
でも、模試の成績はほとんど変わらないし、テストでも思ったより点が取れなくて、
「自分には才能ないのかな」とか、「やってる意味あるのかな」って、つい思ってしまいます。
親には「もっとがんばりなさい」って言われるけど、
自分なりには、もうけっこうがんばってるつもりで…。
正直、どうしたらいいのかわかりません。
「ちゃんと毎日勉強してるのに、テストの点が上がらない」
「友達はどんどん伸びてるのに、自分だけ止まってるみたい」
そんなふうに感じたことはありませんか?
もしかすると、まわりの大人から「もっとがんばりなさい」と言われることもあるかもしれません。
でも、ほんとうは自分なりにすごく頑張ってるって、ちゃんと自分が一番よくわかってるはず。
このページは、そんな「がんばってるのに結果が出ない」って感じているあなたに向けて書いています。
「もうだめかも」なんて思う前に、少しだけ読んでみてください。
チェック!もしかしてこうなってない?
勉強してるのに結果が出ないとき、やり方にちょっとした“ズレ”があることがあります。
最初は気づきにくいけど、よくあるパターンを知っておくと、見直しのきっかけになります。
当てはまるところがあるか、ちょっとチェックしてみてくださいね。
□ ノートをきれいに書くことが目的になっている
カラーペンを使って図や表をきれいにまとめるのって、やってる感があって楽しいですよね。
でも「書いて満足」で終わってしまうと、頭にはあまり残っていないことが多いんです。
ノートは復習の道具。**見返して理解できる内容になってるか?**を大事にしてみましょう。
□ 勉強時間は長いけれど、内容があいまい
「今日は3時間勉強した!」と満足しても、あとで「何をやったっけ?」となってしまうこと、ありませんか?
時間の長さより、「中身が残ってるかどうか」が大事です。
“集中して取り組んだ時間”が何分だったかを意識してみると、変わってきますよ。
□ 解説を読んで「わかった気」になっている
参考書や答えの解説って、読めば「なるほど!」って思いますよね。
でも、「わかる」と「できる」は違います。
**自分の力で再現できるか?**が、本当の理解です。
□ 問題を“なんとなく”で解いてしまう
「たぶんこれかな…」という感覚で丸をつけていませんか?
なんとなく合ってても、理由を説明できない答えは危険信号です。
一問一答でも、「なぜそれを選んだのか」を自分の言葉で確認してみましょう。
□ 間違えた問題をそのまま放置している
解きっぱなしで終わらせてしまうと、同じ間違いを繰り返す原因になります。
「間違えたときこそチャンス」だと思って、もう一度解きなおす習慣をつけていくと、グンと力がついていきます。
□ 解いたことのある問題ばかりやっている
「やったことある=できるようになった」ではないのが勉強の難しいところ。
新しい問題や、前に間違えた問題にもう一度チャレンジする勇気が大切です。
当てはまるところがあったら、それは「ダメ」というより「見直すヒントが見つかった」ということ。
今のがんばりをムダにしないためにも、ちょっとしたズレを直していくことが、次の成果につながりますよ。
どうして成果が出ないの?5つの落とし穴
「ちゃんとやってるのに成績が上がらない」
「時間はかけてるのに手ごたえがない」
そんなときは、もしかすると努力の“向き”や“やり方”にちょっとしたズレがあるかもしれません。
ここでは、よくある「つまずきポイント」を5つにしぼって、わかりやすく説明します。
① インプットばかりで、アウトプットが少ない
たとえば、教科書を読む・ノートをまとめる・動画を見る。
これらは全部“インプット”です。大事なことではあるけれど、それだけではなかなか定着しません。
自分の手を動かして問題を解いたり、声に出して説明したりするアウトプットこそ、記憶に残りやすくなります。
たとえば英単語も、「見るだけ」で覚えようとすると忘れやすいけれど、
書いて声に出して、例文に使ってみると、グッと身につきやすくなりますよ。
② 目標があいまいで、達成感がない
「今日は2時間勉強する」とだけ決めても、内容があいまいだと集中しにくくなります。
それよりも、「理科のこのページを覚える」とか、「数学の問題集のP40を3問やる」といったように、
小さくて具体的な目標を決めてみてください。
それを終えたら、「今日もちゃんとできた!」っていう達成感が生まれます。
それが自信につながり、次のやる気にもなります。
③ 成果が出るまでの“タイムラグ”を知らない
勉強って、がんばったその日にすぐ結果が出るものではありません。
どちらかというと、あとになってジワジワ効いてくるタイプの努力です。
たとえば筋トレも、1日だけで筋肉はつきませんよね。
でも、少しずつ続けることで、いつの間にか力がついていきます。
勉強も同じです。**今やってることがムダに思えても、それは「まだ成果が見えてないだけ」**のこともあります。
だから、焦らなくて大丈夫です。
④ 復習の仕方が足りていない
一度解いたら終わり、になっていませんか?
人は1日後には半分以上のことを忘れてしまうとも言われています。
だから、時間をおいて“もう一度”やることがとても大事なんです。
「昨日できなかった問題を、もう一度やってみる」
「模試で間違えたところだけ解き直す」
これだけで、ぐっと記憶に残りやすくなります。
⑤ 「わかる」と「できる」をごっちゃにしてる
参考書の解説を読んで「なるほど!」と思っても、それは「わかったつもり」かもしれません。
本当に理解できているかどうかは、自分の力で解けるかどうかでわかります。
もし「さっきはわかったのに、今解けない…」と感じたら、それはむしろチャンスです。
「わかった気」を「本当にできる」に変えるタイミングです。
おすすめは、「この問題を友達に教えるつもりで解いてみる」こと。
説明できるというのは、本当に理解できている証拠です。
勉強がうまくいかないときって、「自分には向いてないんじゃないか」と思ってしまうこともありますよね。
でも、ほとんどの場合、やり方をちょっと見直すだけで、グンと成果が出やすくなります。
次の章では、じゃあ実際に「どう見直せばいいの?」を紹介しますね!
今日からできる!勉強の見直しポイント5つ
ここからは、「どうすれば成果が出る勉強になるのか?」について、今日からできる具体的な工夫を5つ紹介します。
全部やらなくても大丈夫。自分に合いそうなものをひとつでも試してみることが大切です。
① 5問解くより、1問を深く考えてみる
「たくさん解けばできるようになる」と思って、量ばかりをこなしていませんか?
もちろん量も大事ですが、それだけでは理解が浅くなってしまうこともあります。
たとえば1問でもいいから、「なぜそうなるのか?」を言葉で説明できるレベルまで深く考えてみましょう。
- なぜこの式を使うの?
- この文法はどんなときに使うの?
- 他の選択肢はなぜ違うの?
そうやって1問を“じっくり料理”するような気持ちで取り組むと、確実に力がついていきます。
② 間違えた問題を、数日後にもう一度やってみる
1回目で間違えた問題って、ちょっとイヤになりますよね。
でも実は、その問題こそ伸びるチャンスです。
人は「忘れかけたタイミング」で思い出すことで、記憶が定着しやすくなります。
だからおすすめはこの流れ:
- 今日間違えた問題を、明日もう一度解いてみる
- さらに、3日後・1週間後にももう一回やってみる
解けたら自信につながるし、また間違えても「次こそ覚えよう!」と前向きになれます。
③ 問題を“友達に教えるつもり”で解いてみる
これは、ちょっとゲーム感覚でできる方法です。
たとえばノートに「この問題を誰かに説明するとしたらどう言う?」と書いてみたり、
音読しながら「これはこうなるんだよ!」とつぶやいてみたりするだけでもOKです。
実は、人に教えるつもりで考えると、自然と頭が整理されるんです。
「自分が一番の先生」になったつもりでやってみてください。
④ 1日1行、「今日覚えたこと」を書き出す
勉強したのに「今日何を覚えたっけ…?」と思い出せないこと、ありますよね。
そんなときにおすすめなのが、“1日1行ふりかえり”です。
たとえば、こんな感じでメモ帳やスマホのメモに書いてみましょう。
- 「英語:現在完了形のhave+過去分詞」
- 「数学:相似の証明で角の大きさがポイントだった」
- 「理科:気体の発生方法、マグネシウムと塩酸!」
こういうふうに、覚えたことを“言葉にして残す”ことで、自分のがんばりが見えるようになります。
⑤ 成績だけじゃない“成果”にも目を向ける
勉強の成果って、テストの点数や偏差値だけじゃありません。
- 集中できた時間がいつもより長かった
- 前よりも解くスピードが上がった
- 苦手な教科にちゃんと向き合えた
こういう「見えにくい成果」も、確実に力になっています。
どんなに小さくても、「今日できたこと」を見つけて、心の中で〇をつけてあげてください。
全部を一気にやろうとしなくても大丈夫です。
大切なのは、「今のままでも、変われるかもしれない」って、自分をちょっと信じてあげること。
うまくいかないときって、自分を責めがちだけど…
テストの結果がよくなかったとき、思ったより点が取れなかったとき。
がんばってたのに…って気持ちになると、
「やっぱり自分には向いてないのかも」
「自分は頭が悪いんだ」
そんなふうに、自分を責めたくなってしまうことがありますよね。
でも、ちょっとだけ立ち止まって考えてみてほしいんです。
成果が出ない=才能がない、じゃない
うまくいかないとき、
「これは自分のせいだ」って思ってしまうのは、真面目な人の特徴です。
でも実は、「やり方をちょっと変えたらうまくいく」ってことの方がずっと多いんです。
たとえば:
- わかったつもりで終わってた勉強を、もう一歩深く考えるようにしたら点数が伸びた
- 問題集を“やりっぱなし”じゃなくて、解きなおすようにしたら記憶に残るようになった
- 1日1行の振り返りを始めたら、自分の成長が見えるようになってやる気が出てきた
そんなふうに、ちょっとした“見直し”で結果が変わることって、本当に多いんです。
“気づいた”今が、すごくいいタイミング
成果が出ていないことに気づいた、
「このままでいいのかな」と思えた。
それだけで、あなたはすごく大きな一歩を踏み出しています。
だって、本当にダメな人は「どうでもいいや」って思ってしまうから。
「なんとかしたい」って思える自分がいるなら、
そこには必ず“伸びしろ”があります。
自分を責めるより、今の自分に言ってあげてほしいこと
うまくいかないときこそ、
「それでもよくがんばってるね」って、自分に言ってあげてほしいんです。
人にほめられるのも嬉しいけど、
いちばん聞いて安心するのは、自分からの言葉だったりします。
「今日はできなかった。でも、あきらめずに考えてみよう」
そうやって、自分との会話をちょっとずつ変えていけると、
気持ちも、勉強も、少しずつ前に進んでいきます。
次の章では、そんなあなたに伝えたい「まとめのメッセージ」をお届けします。
ここまで読んでくれたあなたに、本当にありがとうの気持ちをこめて。
まとめ:まだ結果が出てなくても、それは“伸びる前”のサインかも
成果が出ない時期って、つらいですよね。
「ちゃんとやってるのに、なんで…」って、
思わずため息が出ることもあるかもしれません。
でも、成果が出ない=失敗じゃありません。
むしろそれは、**変わる前に通る“静かな時間”**なのかもしれません。
たとえば、タケノコって、地面の下でぐんぐん伸びてるときには、
まだ見た目には何も変わっていません。
でも、ある日突然ぐん!と伸び始めます。
勉強だって同じ。
「今は見えないけど、ちゃんと力になっている」
そう信じて、あきらめずに続けた人にだけ、
あとから「あ、伸びたな」って感じる瞬間がやってきます。
あなたの努力は、見えないところでちゃんと積み重なっています。
小さな工夫でも、ひとつでも、
「やってみよう」と思えた自分を誇ってほしいです。
今うまくいっていないのは、まだ途中だから。
それだけのことです。
明日もきっと、何かひとつ、自分を育てるチャンスがあるはずです。
気持ちが沈む日があっても大丈夫。
また元気が出たときに、ここに戻ってきてくださいね。
あなたのがんばりを、心から応援しています。
以上、佐々木(@kateikyo_megumi)でした!
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