横浜・川崎 勉強嫌い専門プロ家庭教師 佐々木恵

教え方が驚くほどヘタな講師に出会ったので聞いてください(泣)

 
この記事を書いている人 - WRITER -
都内・横浜で活動するプロの家庭教師です。 理論を駆使した「わかりやすい説明」と、勉強がニガテな子どもの気持ちにとことん寄り添う「共感力」の指導に定評あり。趣味は歌うこととやる気が上がる方法を考えることです。 おかげさまで歴6年、合格率は97%超。勉強法を書き続けて気づけば著書5冊。取材・寄稿多数。
●家庭教師の依頼はこちら

こんにちは。佐々木です。先日、ボイストレーニングの無料体験を受けてきたんです。

比較のために、何校か体験を受けたんですけどね。どのスクールも、どの先生もそれぞれ教え方が違いました。教える仕事をしているので、こうして他の人から教わると気づきも多く、面白いですね。

さまざまなスクールを巡っていく中で、2校目で事件が起きましたのでぜひここで愚痴らせて共有させてくださいませ。

言っていることが全くわからない事件

1校目のA先生はこう言いました。

「体にパイプが通っているのをイメージしてください」

体にパイプが通っているのをイメージしてください

声と息が一緒に出たらOKです!

A先生

 

なるほど、そうやって声を出せばいいのか!と納得できました。

 

その次、2校目のB先生はこう言いました。

もっと響かせる感覚でお願いします

B先生

 

申し訳ないのですが、私はよくわからなかったので、「どういうことですか?」と質問しました。

感覚で、わかりませんか?

B先生

佐々木「具体的にはどうしたらいいのでしょう?」

 

あの、喉の奥を開ける感覚なんですけど

B先生

佐々木「口を開けろってことですか?」

違います、響かせるんです、感覚で

B先生

佐々木「あの、どこがどうなるのか、どこをどうするのか具体的に教えてほしいのですが、教本とかありませんか?」

 

ないです、感覚で理解していただかないと

B先生

佐々木「はあ…(ああもう帰りたい帰りたい帰りたい)」

残念ですが、私にはB氏の言わんとしていることがさっぱりわかりませんでした…。この教室に通うことを断念したのは言うまでもありません。

いや、言わせてほしいんですけど、「感覚で」で分かったら、教える人なんていらないですよね。その感覚とかいうやつ、それができないから教わりに来ているでござる。

具体的に「口をもう少し開けてください」とか、「舌を下に下げるんですよ」とか言ってくれれば運動オンチ佐々木でもギリギリわかる。

でも、「響かせる感じ、感覚で分かれよ(イラっ)」とか言われたら、ただただ困る。

ひとこと言ってやりたいのでここで

あのさ、感覚カンカク言うけどさ。

人間のコミュニケーションは感覚ではなくて言語です

特に声とか、体の内部で起きていることを「分かれ」なんて無理難題ですよ。

言語化あるいはビジュアライズしてくれないと無理だって…。

せめて、ジェスチャーとか、図解とか、他にも方法があると思います。目に見えないものを見えるように表現するがあなた達の仕事じゃないのかい。仕事放棄でしょうが。

 

そんなわけで、本を買いました。

理論的な説明も図解もあり、DVDもついていてわかりやすい。

感覚先生より、こっちの方が理解できました。

 

余談:その後もひどかった

その後もいろいろ酷くて

とりあえず声出しましょう

B先生

 

佐々木「なんのですか?」

とりあえず声を

B先生

 

佐々木「とりあえず声を出すとは?話すんですか、叫ぶんですか、歌うんですか?」

 

いいから声です

B先生

 

この人、大丈夫なの…?

 

そしてこの人を採用している会社も大丈夫なの…?

教え方の研修とか、ないのかな?

あまりにも感覚に依存しすぎていませんか。「言わなくてもわかるでしょ」感。多分、発声練習の「あー」の声を出してほしいんだろうとはわかるのですが、そういうときはピアノで音をつけるのが普通ですが、その動作は無し。

 

正直、言わなくてもわかってほしいんだろうな…。

 

でもそれを生徒に求めるのはどうなのよ。

 

みたいな調子で、終始会話になりませんでした。私とはカンカクが合わないんでしょうね。

 

教えるとは何か?

私は思うんです。感覚を説明するのは、一番難しい。

その人にとっては、息をするように当たり前のことを説明しないといけないわけですから。

 

でも、それを「そういうものなので」「感覚でなんとかしてください」というのは、はっきり言って、教える側の怠慢であって、仕事放棄だと思うんですよね…。

教えるというのは、相手に理解してもらい、実践してもらい、できるようになってもらうことです。

それが実現できないなら、講師の自己満足に過ぎません。お金をもらって、自己満足に生徒を付き合わせているだけなんですよ。

講師の仕事は、感覚という形のないものを言語なり図解なりして理解してもらい、一緒にやってみて、一回できたら練習して、体に染み込ませて「感覚化」してもらうことです。その流れを上手に支援するのが講師だと思います。

技術の伝達には、どうしても「感覚」以外のツールが必要です。その感覚をどう表現して、いかに短期間で習得してもらうかが腕の見せ所なのに。

特に芸術系など、感覚やセンスがモノをいう世界では、それらをきちんと説明できて、短期間で技術を習得させられる人は強いと思います。

教本もマニュアルもなく「感覚で…」と教えている人は、この人だけではないと思います。

だとしたら、そこには大きなビジネスチャンスがあるかもしれません。

今はどこの教室だって、新規生徒獲得に躍起になっているでしょうし。教え方を差別化した方が人は集まると思いました。

 

本読んで勉強してよ!!

まったくもう。
教え方の本を読んで勉強してほしいものです。
そういえば、感覚とかセンス的なものを教える方法も書いてある教え方の本があるんですよ。
いい本なので、教える仕事の方はぜひ読んでみてください。

 

これです。

手前味噌でスミマセンでした。

最後に一つ言わせてください

私は「感覚で」というような、形として表現できない何かを使って指導をすることは、ありません。

生徒さんに伝わっていないと感じたら、言語化します。
無理なら、別の言葉を使って表現します。抽象的な内容は中学生が知っていそうな具体例を出します。それでも難しければ図解します。手を動かしながら話します。

生徒さんが困っているときは、話を聞き、言語化できない部分まで理解するよう努めます。とにかく、わかる、できるまでやります。それが生徒さんへのお約束です。

なので、勉強が苦手な方、自信がない方もご安心くださいませ。

この記事を書いている人 - WRITER -
都内・横浜で活動するプロの家庭教師です。 理論を駆使した「わかりやすい説明」と、勉強がニガテな子どもの気持ちにとことん寄り添う「共感力」の指導に定評あり。趣味は歌うこととやる気が上がる方法を考えることです。 おかげさまで歴6年、合格率は97%超。勉強法を書き続けて気づけば著書5冊。取材・寄稿多数。
●家庭教師の依頼はこちら




Copyright© 勉強やる気ナビ , 2018 All Rights Reserved.