こんにちは。「一応」伝え方のプロの佐々木(@kateikyo_megumi)です。そう、伝え方のプロ。伝えることには並々ならぬこだわりを持っています。
しかし!
そんなこだわりを持っているくせに、できていなかったことがあります。それは・・・
「伝え方が9割」
この本を読んでいなかったんです。うん、専門家失格ですね。
いい加減ちゃんと読んでみようと思って手に取ってみた次第です。
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「伝え方が9割」とは?
コピーライターである佐々木圭一氏の著書。シリーズ累計112万部を超えている大ベストセラーです。電車内広告で見たことがある方も多いのではないでしょうか。
「ノーをイエスに変える技術」「強いコトバを作る技術」など、人への伝え方のノウハウがわかりやすく、実践しやすくまとめられた一冊です。
本記事では、その中でもすぐに使えて、役に立ちそうな「伝え方3ステップ」をご紹介します。
伝え方3ステップ
人にお願いをするときの伝え方。
目の前の素敵な人に「デートしましょう」と直接的に言っても、あなたが相当な美男美女でもないかぎり、たぶん無理です。いきなりそんなこと言われましても。
では、相手に何か頼みごとをしたいときはどうしたらいいのでしょうか?
①自分の頭の中をそのままコトバにしない
相手とデートしたいとき、「デートしましょう」というのは、自分の頭の中をそのまま言葉にしただけです。
これでは、相手も承諾できません。怖い怖い。
②相手の頭の中を想像する
でも、あなたはどうしても相手とデートがしたい!
そんなときはどうするかというと、相手の頭の中を想像するのです。
相手は何が好きで、何に興味を持っていますか?
ラーメン好き、新しいものが好き、などなど、相手が反応しそうなものをピックアップしてみましょう。
③相手のメリットと一致するお願いを作る
ここで、あなたの「デートしたい」というお願いと、相手の好きなものを足し算したお願い事を作ります。相手がラーメン好きなら、答えはこうです。
「驚くほどおいしいラーメン屋さんに一緒に行かない?」
こんな誘い方されたら…私だったら間違いなく行きますね(ラーメン好き)。
相手の都合を考えよう
頼みごとをするときには、ついつい自分の都合をかんがえてしまうものですよね。
たとえそれが相手のためになることだったとしても、一度「面倒だな」という感情を抱かせてしまうと、相手はなかなか動いてはくれません。
「勉強しなさい!」も「デートしてください」も、こちらの都合を押し付けてしまっている点では同じです。では、どうすればいいでしょうか?
例えば、子どもに勉強をしてほしいなら、子どもが好きなもの、興味のあることを想像して、それと勉強を結び付けていくのが得策といえます。
お金をほしがるなら「将来お金持ちになれる」
電車好きなら「好きなだけ電車に乗れる」
スポーツ好きなら「好きなだけスポーツができる」等々。
夏休みの宿題を最後までためないでほしいなら、「夏休みの最後に旅行に行こう」もいいかもしれませんね!
デール・カーネギーの名著であり私のバイブルでもある「人を動かす」にも同様のことが書かれています。
人を動かしたいなら、叩いたり、銃口を向ければ簡単だけれども、信頼関係は築けません。相手に納得して動いてもらうためには、相手がどうすれば喜んでくれるのかを想像しましょうと。
自分の都合はもちろん大切ですが、相手に気分良く動いてもらえることがいちばんですし、お互いにwin-winですよね。
相手にお願いを聞き入れてほしい時は、3ステップを使ってみようと思います!
あ、ちなみに私はラーメンとお肉が好きです!お誘い待ってます(何の話だ)
紹介した書籍はこちら
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