こんにちは。冷房が効きすぎて寒いから、5月も末なのにホットコーヒーを嗜んでいる佐々木(@kateikyo_megumi)です。お砂糖とミルクたっぷり。
私のテーマは勉強を教えることですが、勉強を教えるだけでなく、生徒さんには自分に自信を持ってもらいたいと思って日々考えています。
とにかくみんな、勉強に自信がなさすぎる。
勉強ができないくらいで自信を失ってほしくないし、勉強ってやればやるほどできるようになるはずなのに。
勉強って面白いとか、自分って結構できるかも、とか、やればできるじゃん!そんな気持ちになってもらうためには、いったいどうしたらいいのだろう。
何か方法はないだろうか?
そう思いながら本屋さんをぶらぶらしていたら、なんだかよさそうな本を発見!
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できたことノート!
たしかにできたことをどこかに書いていったら、なんだか楽しそうかも…!というわけで、本書を手に取って読んでみました。
本の要点まとめ
本書のメッセージを超簡単に書くと、
・そうすると自信がつく、前向きになる、行動の習慣化ができる
という内容です。非常にシンプルで分かりやすいメッセージです。
すごいのはその内容。個人的な体験に終始せず、脳科学や心理学の見地での根拠が書かれているので、納得感がありました。
以下、内容の概略を紹介します。
人間は欠けているところに目がいくもの
どうしても人は、人の欠けている部分に目がいくものです。
たとえば、テストが返されて、90点だったとしましょう。大体の人はこう言います。
「あと10点だったのにね」
と、ダメなところに注目してしまうのです。
これを続けていけば、人の悪いところ探しの達人になれるでしょう。
悪いところに注目して、直そうとすることも、もちろん大事なことです。
しかし、やりすぎると自分に自信のない人になります。すぐに自分のあらを探して、あれがダメ、これがダメだと言い出すでしょう。
実は、欠けているところに注目してしまうのは脳の働きのせい。脳の視覚野の働きで、欠けているところに目が行き、補おうとする働きが起こります。だから、欠点に目が行くのはとても自然なこと。
仕方のないことではあるのですが、この性質に負けていては、自信のある人を育てることはできません。
自分に自信をもつためには、良いところに目を向けられるようになりたいですよね。
できたことをノートに書く
そこで、1日5分ほどで、その日できたことをノートに書くのです。
ノートに書くことで、
こんな効果が期待できます。
人は放っておけば悪いところや欠点ばかり見つめるもの。毎日書こうと意識することで、自分のできたことや良かったことを敏感に感じ取ることができるんですね!
書くことはアウトプット。感情や行動を言語化することで、自分を客観視することにもつながります。
できたことの探し方3つ
しかし、できたことを探すのは結構難しい…。
そこで、本書では「3つのめがね」をかけること(3つの視点で見ること)を勧めています。
この3つの視点から、その日良かったこと、できたことを探してみましょう。
勉強には「できたこと」いっぱい!
実はこれ、私の授業でも実践しています。その授業でできたこと、学んだことを最後の5分で書いてもらっています。
やったこと、できたことが明確になるので、成長に気が付きやすいのです。1ヶ月分たまると、こんなにできるようになったんだ~!と喜び合うこともできます(^^)
特に勉強は自分との戦いの連続。できていないことと向き合い続けないといけないこともある。できないことを責めていたら、勉強なんて好きになれない。嫌いになる一方です。
でも、考えてほしいんですよ。
今やっている計算、3ヵ月前はできましたか?
その漢字、半年前には書けましたか?
受験生じゃなかった去年、そんなにたくさん勉強していましたか?
他人との比較ではなく、過去の自分と比較したら…気が付くはずです。
勉強って、成長と向上しかないんですよ。
だから、勉強で自信をつけたい人は、1日たった5分。できたことを書き出してみてください。
できたことに目を向けて、勉強を楽しみましょう!
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