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勉強のやる気がなくなった時は「やる気の三要素」を確認しよう

勉強のやる気がなくなった時の対処法 勉強のやる気

こんにちは。横浜・鎌倉のプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。

 

勉強のやる気を維持するのはすごく難しいことです。

勉強を頑張りたいのに、なんだかやる気が出なくなってしまった、やる気がなくなってしまった人はいませんか?

いままで勉強してきたのに、やる気がなくなってしまった人へ。

それは、「勉強のやる気の3要素」が揃っていないから、かもしれません。勉強のやる気には3つの要素があり、それらが関係しあってやる気ができているのです。

どれかが欠けると、やる気が出なくなってしまうのです…!

だから、やる気が出ないときはどれが欠けているか冷静に考えることが大切です。

 

今日は勉強のやる気がなくなった時に、考えてほしいことをご紹介します。

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勉強のやる気が長続きするための三要素

勉強のやる気には3つの要素があります。欲求、感情、認知です。

欲求

「〜したい」「〜なりたい」などの欲求です。
もっとできるようになりたい 自己実現欲求
目標にしている点を取りたい 達成欲求
認められたい、ほめられたいなどの 承認欲求

などが当てはまりますね。

感情

好き、楽しいなどの感情です。
数学が好き、数学楽しいなどのポジティブな感情はやる気を支えます。

数学が嫌い、苦手、つまらないなど、ネガティブな感情を抱いている人は、なかなかやる気を出すことができません。

認知

認知というとわかりにくいかもしれませんね。これは自分自身の信念、あるいは「認識・理解していること」と読み替えるとわかりやすいかもしれません。

「自分にはできる」と思える自己信念、「この学習には価値がある」と思える価値信念、「ある目的を達成しよう」と考え、そのための行動を考える目的信念の三つです。

 

自分は数学ができるんだ、やればできるようになると信念を持っている人は、数学の計算に積極的に取り組むことができます。一方で、数学は苦手、頑張っても無理だと認知している人は、やる気が出ません。

「数学は役に立つ」「学ぶ価値がある」と思えれば、おのずとやる気が出ますよね。自分の役に立つとか、価値があると思えれば、やる気が増します。一方、やっても役に立たないと思っていれば、やる気が出ません。

 

また、それを学ぶ目的をはっきり認知していればやる気が出ます。計算の苦手を克服するために計算練習をしようとか、苦手だからこそ用語集を見て根本理解をしようというふうに、目的がわかっていると行動することができます。

一方で、目的がわからない計算ドリルはなかなかやる気が出ませんね。

 

勉強のやる気が続かない理由

勉強のやる気は、この三要素がが相互に絡み合って形成されます。

やる気が出ない理由

例えば、

勉強したらほめられるのであればいいけれど、勉強すると「ガリ勉キモイ」とからかわれてしまうとしたら、承認欲求は喚起されません。これは欲求が-の状態です。どんなに好きで、どんなに価値があることだと思っていても、仲間の目が気になる人はやる気をなくしますよね。

 

数学が将来必要だとわかっていながら、どうしても好きになれない場合。感情がマイナス、認知がプラスの状態です。これではやる気が出ませんね。

また、数学が好きでも、文系だから入試に使わない、みたいな場合、感情がプラスでも、認知がマイナスであればやる気は削がれます。

このように、どれかひとつがマイナスに傾くと、やる気がそがれてしまうのですね…。

 

勉強のやる気をなくしてしまったときは

勉強をしたくないときは、これらの3要素のどれかがゼロになっているか、マイナスになっている状態です。

マイナスになっているものプラスにもっていけば、やる気は復活するでしょう。

欲求がないとき

欲求は、それを勉強したらどんないいことがあるかを想像してみるといいですね。

勉強したら、ほめられる。

勉強したら、仲間からすごいと言われる。

勉強したら、モテる。

勉強したら、憧れのあの学校に行ける。

そういうのでもいいんですよ。あなたがワクワクする目標でいいんです。

感情

面白いと思ったことを大切にしてください。できる、できない、周囲からの評価は気にしない。

あるいは、その勉強を面白いと言っている人の話を聞いてみてください。

情動感染といって、感情は伝染します。

たとえば、友達が好きなアイドルについて毎日毎日熱心に話すから、自分までそのアイドルを好きになってしまった…なんてこともありますよね。

このように、その対象を好きな人と一緒にいると、自分も好きになっちゃうんですよ。

認知

自信を無くしてしまったら、過去の成功を思い出して「自分にはできるんだ」と信じてください。信じられないときは、小さなことから始めて、成功体験を積み重ねて自信に変えていきましょう。

一生懸命勉強しているのに、「勉強なんて将来役に立たない」と言われたらやる気をなくしちゃいますよね。そういう人の話はたいてい負け惜しみなので、無視してOKです。

勉強はとても価値のあることです。どんな理由であれば学ぶ人は素晴らしいんです!

 

そして、何か課題が与えられたら「なぜそれをやるのか?」を考え、見いだせるといいですね。目的がはっきりしたとき、人はやる気を出します。

 

どうしても学ぶ理由が何も思いつかないときは、こう唱えてください。「これを勉強すれば頭が鍛えられる!」と。経験値アップです。

勉強のやる気が続くコツ

  • 勉強のやる気は「欲求・感情・認知」の3要素ある
  • どれかがゼロ、マイナスになるとやる気がなくなる
  • 自分はどの状態なのか、客観的に考えて対策する

3要素のどれかが欠けてしまった状態で「頑張るぞ!勉強するぞ!」と思っても、結構厳しいんです。

 

もし、勉強のやる気が続かなくなってしまったときは、いったん立ち止まって、少し休憩して、どの要素が欠けてしまったのか、考えてみてください。

勉強を頑張りたい、勉強を頑張っているあなたを応援します!!

 

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