こんにちは。腹ペコの佐々木(@kateikyo_megumi)です。なぜ腹ペコなのか。実は最近ダイエットを始めたんです。それで、野菜中心の生活をしているんです。普段は炭水化物とお肉中心の生活だから、野菜生活だと物足りない…(´;ω;`)
さてさて、ダイエットと勉強には共通点があります。やる気を持続するのがすごく難しいことです。
勉強をしないといけないことはよくわかるのに、やる気が持続しなくて苦労している学生さんは多いと思います。
なかなか勉強しないお子さんをお持ちの方は、イライラしますよね。どうしたら勉強してくれるのか。しかも、イヤイヤではなく、自ら進んで勉強するようになるには、どうしたらいいのか。
さて、みずから勉強を始めるきっかけは、大きく分けると二種類だと私は思うのです。
やりたい(want型)と、できる(can型)です。
①want型モチベーション
want型のモチベーションは、その事柄をもっとやってみたい、興味があるという積極的なモチベーションです。
英語ができるようになりたいから英語を学ぶ、といったタイプのやる気でしょう。やりたいことがあるから努力する、目標があって素晴らしいですね。
②can型モチベーション
can型のモチベーションは、その事柄ができるからやるというモチベーションです。
得意だからやる、できるからやる、というのは心理的にも負担が少ないものです。一見消極的なように見えますが、できることを着々と進めていくのもとても大切なことです。
勉強嫌いな人はどうしたらいいのか
勉強が嫌いな人は、「できないからやりたくない」と、wantもcanもない状態です。そりゃあ、勉強を好きになれるわけもないし、自分から勉強しようなんて思えるはずもない。
やりたいことを見つければ勉強嫌いを克服できそうな気もします。たしかに、「やりたいからやる」が理想の形ですね。だからやりたいことを見つけてそれに向かって勉強するという姿を目指す人も多いでしょう。
親御さんは「うちの子が勉強しないのは夢や目標がないからだ」と話す人もいます。確かにそれも一理あります。
よく、ドラマやドキュメンタリーでは、今まで勉強しなかった人が突然勉強するようになる…みたいな描かれ方がされますが、残念ながら現実世界ではめったにそんなことは起こりません。本当に残念ですが。
嫌いなことを突然「やりたい」と思うのは天変地異のようなもの。そうそう起こるものではありません。
「できる」が先
では、勉強に対してやる気のない人はどうしたらいいのでしょうか?
答えは、want型のモチベーションよりも、まずはcan型のモチベーションを育てるのが鉄板です。
つまり、できることを増やして、「できるからやってもいい」状態を作るのです。
「これだったら、少し努力すればできるかも」と思えることから始めましょう。
たとえば、次の単語テストで満点を取ろうとか、
次の数学のドリルは正解数を増やしたいとか。
感じを少し勉強してみようとか。
とにかく、「できそうなこと」を探して、「できる」状態までもっていきます。
「できる」と「やりたく」なるもの
できることを見つけて、できることを少しずつ増やす、あるいはできることのレベルを上げていくと、成功体験が増えていきます。つまり、うまく回る状態。これが続くと「なんだか楽しい」と思えるようになります。
周囲から褒められたり、自分ってできるかも!と思えるようになります。「もう少し難しいものもやってみようかな」という気持ちになってきます。
これが「やりたい」ですね。
このように、できることを極めたり、増やしたりしていくと、だんだん楽しみが出てくるんですね。
まとめ
つまり、勉強が嫌いで、やる気が出ない人はこうしましょう。
- 一番できそうなことをやってみる
- うまくいく体験をする
- 成功体験を積み上げる
- 自信が付く
- 面白くなる
- やりたいことが出てくる
まずは、できることからトライしてみましょう。
できるようになると、自然と面白くなってきます。
勉強するのに「やりたいことが必要」「勉強への興味が重要」と思っている人も多いけれど、私はそうではなくてもいいと思います。できることからやる、できることをやっていたら楽しくなって、もっとやってみたくなる、それでいいんだと思います。
まずは、できることから!