高校生になって成績が下がったら勉強法を変えるべし

暗記・記憶
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こんにちは。佐々木です。

中学まで成績がすごくよかったのに、高校生になったらテストで点が取れなくなる人っていますよね。

 

私のところにも、中学までは勉強でほとんど苦労しなかったのに、高校に入ってからつまずいてしまった人から相談されることがあります。

 

せっかく得意だったことができなくなると、ショックも大きくて、挫折感も強くなります。

 

こういう人たちをなんとかしたい!

 

というわけで、高校に入ってから成績が下がってしまった場合の

記憶力・暗記力の違い

子どもと大人の覚え方は少々違います。

子どもは暗記が得意

子どもは年齢が幼いほど「丸暗記」が得意です。子どもはアニメのキャラクターのセリフを意味が分からなくてもそのままコピーして覚えてしまったりしますよね。つまり、子どもは「意味が分からなくても覚える」ことができます。これを専門用語では意味記憶といいます。

 

大人の記憶力

一方で、大人はつなげる記憶が得意なんです。「これはこれと似ている」とか、「あの日見たあれとほぼ同じ」とか。大人になればなるほど知識が増えるので、つながりで覚えていくようなスタイルが得意になるのですね。

つまり、つながりをつくれないこと、もっと言うと意味が分からないことを丸暗記することができなくなります。これを専門用語ではエピソード記憶といいます。

 

記憶にも成長期があって、中学・高校生あたりから覚え方や覚えられる方法が変わっていくんですね。そこでうまく順応できるかが結構大事なんです。

 

高校で勉強ができなくなる理由

丸暗記ができなくなる

小学生、中学生のうちは一夜漬け丸暗記でも点が取れてしまうんですよ。

英語が特にわかりやすいです。中学の英語は文法をよく知らなくても「教科書の和訳丸暗記」あるいは「教科書の英文丸暗記」で結構点が取れてしまうんです。分量も数ページ分ですし、教科書ガイドがあればなんとかできてしまうところがあるんですよね。

 

その感覚で高校の英語の教科書を開いてみると大変なことになります。1ページで扱う単語数も多いし、文章としてもとにかく分量が多いし、意味も結構難解だったりする。

さらに、教科書そのまま出題されることも減り、かわりに応用問題が出てくる。

こうなると、教科書の丸暗記だと破綻するのがわかると思います。

 

高校くらいになってくると、教科・科目が増えて覚えることも多くなりますし、内容も高度化していくので、きちんと意味を理解していないと点が取れないんですよね。

成功体験

そのうえ、年齢とともに丸暗記する力である意味記憶は衰えていく一方なので、丸暗記がどんどんできなくなっていきます。

 

小、中と「丸暗記勉強法」で突破できたら、調子に乗るじゃないですか。

その方法をずっと続けていけばいいと思ってしまうんですよね。

 

人は、成功体験というか、勝ちパターンをなかなか捨てることができないものなんです。悲しいことに。

 

これまで培ってきた「丸暗記勉強法」から抜け出せず、高校でも同じ感じで勉強していると成績が伸び悩んでしまいます。

 

そのままだとヤバイ

その勉強法を続けていくと、入試でも相当苦労することになります。

丸暗記は忘れやすい性質があるので、テストのその日はなんとか回避できても、受験まで記憶が持たない可能性が高いです。

入試に対応できない

高1で学んだ世界史の知識をすべて忘れて高3になってしまったら、イチから勉強し直しですもんね…それはつらすぎる。

 

さらに、入試はマークではなく論述形式のものもあります。「○○事件が起こった理由はなぜか」みたいなものですよね。

これって、○○事件がどんなものか理解していなければ太刀打ちできません。背景にある知識が入っていないとどうにもならない…。

 

つまり、できるだけ早く「覚えるだけの勉強」から脱却しないといけないんです!

高校で成績が下がったらどうすればいいのか?

 

①丸暗記をやめる

丸暗記で何とかしようとか、一夜漬けでなんとかしようとか、そういう考えは捨ててください。後で大変になります。

 

②意味を理解する

そして、意味を理解するように努めましょう。

歴史を覚えるにしても、「〇年に〇〇戦争が起きましたー」だけではなく、「○年に○○戦争が起きました。きっかけは○○事件で、原因はA国とB国の対立です。その戦争が引き金になって国際情勢がこう動きました」

みたいな感じで、ストーリーを意識することがコツです。

意外なことに、これは数学にも言えることです。とにかく手を動かすだけでなく、その計算はどんなときに使うものなのか、なぜその計算が必要なのかを理解していることが求められます。ストーリー性ですね。

 

③変化への対応

誰でもそうだと思うのですが、人は何かがうまくいくと、その方法を何度も繰り返したくなります。

ですが、記憶の仕方も、学ぶ内容も大きく変わるので、あなた自身にも変化が必要なんですよ。

 

もし、中学からのやり方でうまくいかないと感じたときは、思い切って方向転換しましょう。

騙されたと思って、丸暗記に頼る勉強法を一旦やめて、ストーリーを意識する方向に舵を切ってみてください。

まとめ

  • 高校で成績が下がるのは、勉強法が違うから
  • そのままだと受験も苦労するから早めに軌道修正を
  • 丸暗記に頼らない!意味、ストーリーの理解に注力する

 

これらを意識して、勉強法を修正していってください。

小学校・中学校でいい成績を修めていた、賢いあなたならデキるはず!

 

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都内・横浜で活動するプロの家庭教師です。
「わかりやすい説明」と、勉強がニガテな子どもの気持ちにとことん寄り添う「共感力」の指導に定評あり。趣味は歌うこと。
おかげさまで歴6年、合格率は97%超。著書5冊。取材・寄稿多数。●詳しいプロフィールはこちら

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