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【時間帯×勉強法】効果的に学ぶためのベストタイミングを解説!

勉強法

こんにちは。横浜・鎌倉で活動するプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。

さて今日はこんな相談です。

勉強って時間帯ごとに「これをやった方がいい」とかってありますか?なんか夜に数学やったら進まないけれど、朝やると捗ったりするような気がします。
この時間にこれをやるといい的な、時間帯別の勉強法を知りたいです。

いい質問をありがとうございます!

 勉強を効率的に進めるためには、時間帯ごとの脳の働きを理解し、それに適した勉強法を取り入れることが重要です。人間の脳は1日の中で活動のリズムがあり、それに合わせた学習を行うことで、学習効果を最大限に引き出すことができます。

他にも、

・一日中ずっと勉強すると疲れてダレてくる
・何時に何を勉強したらいいのかわからない
・どの時間にどの科目をやればいいの?
・上手くスケジュールを組めない
・お昼、眠すぎる

 というお悩みをよく聞きます。
実は、「勉強はどの時間にやっても同じ」ではありません!時間帯ごとに脳の働きは若干違うので、時間帯ごとに合っている勉強法、合っていない勉強法があります。それを知れば、スラスラと楽しく勉強ができる!ということですね!素敵!!!

 

そこで本記事では、勉強する際の効果的な時間の使い方についてご紹介します。朝・昼・夕方・夜の時間帯ごとに最適な勉強法を解説し、それぞれの時間にどのような科目や学習方法が適しているのかを紹介します。受験勉強や資格試験の準備、日々の学習をより効率的に進めるために、ぜひ参考にしてくださいね!

朝の勉強法:思考力と集中力を活かす

朝は脳のゴールデンタイム

朝、午前中は脳がとっても冴えている時間です。思考を必要とする作業をこの時間に集中して行うと効率が上がります。科目で言うと、数学や理科の難易度の高い計算問題など。難しい論説文・小説文を読み、それを要約するのも作文、論文を書くのも、この時間がいいですね。

 

思考が必要、集中力が必要なことは朝に終えてしまいましょう。

朝起きた直後は、脳が最も冴えている時間帯といわれています。特に午前中は、記憶を司る「海馬」の働きが活発になり、新しい情報を処理しやすくなります。そのため、以下のような思考力を必要とする科目や勉強に適しています。

  • 数学や理科の計算問題:難易度の高い問題を解くのに最適な時間帯。
  • 論理的思考が求められる科目:国語の読解問題、英語の長文読解など。
  • 作文・論文の作成:アイデアを整理し、論理的な文章を書く作業にも適している。

朝の勉強を効果的に進めるポイント

  1. 朝ごはんをしっかり食べる:エネルギー不足だと集中力が持続しないため、朝食は必ず摂りましょう。
  2. 決まった時間に勉強を始める:朝のルーティンを作ることで、スムーズに学習を始められます。
  3. 難しい課題に挑戦する:脳が最も活発な時間帯を有効活用しましょう。

昼の勉強法:休息と単純作業を活かす

昼食後は注意が必要

昼食後は血糖値が上昇し、一時的に眠気を感じることが多くなります。この時間帯は、集中力が落ちるため、難しい課題には向いていません。

昼食後はとにかく集中力が下がってくる時間帯です。だってご飯食べたあとだし、ご飯を消化するために血液が全部胃腸に持っていかれます。そのせいで、朝と比べると全然頭が働きません。

この時間はちょっとあきらめて、頭を使わないことをやったほうがいいです。プリント整理や本棚の片付けなど、歩きまわって体を動かすと頭が冴えてきます。あるいは、思考を必要としない「オートマティック」なことをするのもおすすめ。オートマティックの説明はコチラ

たとえば、難しくない算数の計算練習をするとか、漢字や英単語を書いたりとか、単語カードを作ったりとか、量が多いプリントをひたすら解きまくるとか。

14時位までは眠気が出ますが、それを過ぎると、朝ほどではありませんがまたエンジンがかかってきますので、それまでは頭をあまり使わず、手をどんどん動かすことをしてなんとか乗り切りましょう。

昼に適した勉強内容

  • 漢字や英単語の書き取り:単純作業で自動化できるものがベスト。
  • 暗記カードを使った学習:単語カードを活用して、視覚的に記憶を定着させる。
  • 軽い計算問題の反復練習:基礎力を鍛えるために活用。

昼の勉強を効果的に進めるポイント

  1. 短時間の仮眠をとる:15〜30分の昼寝で頭をスッキリさせる。
  2. 体を動かす:軽いストレッチや散歩をすることで、血流を良くし、眠気を防ぐ。
  3. リラックスしながら学習する:BGMを流したり、場所を変えたりしてリラックスした環境を作る。

夕方の勉強法:集中力を取り戻す時間

夕方は生産性が高まる時間

昼の眠気が取れ、再び集中力が戻ってくる時間帯です。この時間を活用して、その日の学習をまとめたり、理解を深めたりすることが重要です。お昼は頭が働きませんが、夕方にかけてまた脳は元気を取り戻します。

夕方に「やること」と「やらないこと」を決めて、サクサク終わらせてしまいましょう。この時間は生産性が高く、スピーディにこなすことが得意です。

覚えたことを生かして問題を解き、間違えたことや知らなかったことをノートに書いたりする勉強法がいいですね。やることを決めて、それを全部終えるつもりで取り組みます。ゴールはすぐそこですよ!!

ただ、朝ほど脳は元気ではないので、一番難しいことはやはり朝にやってしまったほうが良いです。

どうしても勉強に集中できないときは、運動すをするのもいいですね。そう考えると学校が終わったあとに部活って合理的なスケジュールなんですね…。

夕方に適した勉強内容

  • 問題演習や過去問演習:インプットした知識を使ってアウトプットする。
  • 記述問題の解答練習:考えを整理して書くことで、理解が深まる。
  • 疑問点の解決:朝や昼に解けなかった問題を復習する。

夕方の勉強を効果的に進めるポイント

  1. 目標を設定する:この時間にやるべきことを明確にして取り組む。
  2. 短時間集中で進める:25分勉強+5分休憩の「ポモドーロ・テクニック」を活用する。
  3. 運動を取り入れる:軽い運動やストレッチを行うことで、集中力を維持しやすくなる。

夜の勉強法:暗記に最適な時間

夜は記憶のゴールデンタイム

夜は脳がリラックスしやすい時間帯で、特に寝る前は記憶の定着が促進される時間帯といわれています。

夜は一番眠くて一番勉強に向いていないような気がしますが、実は夜はいちばん「暗記」に向いています。暗記物をするなら、「夜、寝る前」が最高のタイミングです。

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があり、レム睡眠中は脳は寝ておらず、起きて活動しています。この時間に記憶を整理しているので、その時間帯に覚えたいことをインプットすると覚えられる!というわけ。

一方で、集中力は最も低い時間帯ですので、思考を必要とする勉強をしてしまうのはNG。眠いのではかどりませんし、無理して続けると、脳が覚醒して眠れなくなります。

暗記は寝る前1時間に!睡眠前に勉強すると覚えられる理由と効果

夜に適した勉強内容

  • 暗記科目の復習:英単語、歴史の年号、理科の公式などを覚える。
  • リスニング学習:英語のリスニングなどを行い、耳から学習する。
  • 翌日の計画を立てる:明日の学習計画を決め、スムーズに学習を開始できるようにする。

夜の勉強を効果的に進めるポイント

  1. 睡眠の1時間前に暗記をする:寝る直前に暗記をすると、記憶が定着しやすい。
  2. ブルーライトを避ける:スマホやPCの画面を見る時間を減らし、睡眠の質を上げる。
  3. リラックスしながら勉強する:夜は無理をせず、リラックスした環境で学習を進める。

まとめ

時間帯ごとに適した勉強法を取り入れることで、学習の効率を大幅に向上させることができます。

  • 朝は思考力を活かして難しい問題に取り組む
  • 昼は単純作業や暗記に集中する
  • 夕方は問題演習や復習を行う
  • 夜は暗記作業をし、寝る前に復習する

このように、脳の働きを理解し、適切な勉強法を選ぶことで、学習の質を高め、より効果的に知識を定着させることができます。受験や試験勉強を控えている方は、ぜひこの方法を試してみてください!

 

 

以上、佐々木(@kateikyo_megumi)でした!

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