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「休日は勉強が進まない…」原因と今すぐできる5つの対策

勉強法

こんにちは。横浜・鎌倉で活動するプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。

今日は高校生の生徒さんから質問をいただきました。

試験前の土日、1日休みの日って全然勉強がはかどらないんです。

平日帰ってきて16時から23時まで勉強するのと、土日に一日家で勉強するのと比べると、平日の時間が短いほうがはかどってる気がします。土日はたっぷり時間があるのに、なぜか平日と同じくらいの量の勉強しかできないというか・・・。

この現象なんなんですかね?時間を有効活用したいのですが、何か方法はありますか?

「せっかくの休日。今日はたっぷり時間があるから、勉強を進めるぞ!」

そう思って朝を迎えたのに、気づけばお昼。のんびりスマホを見ていたら、あっという間に夕方になっていて、「あれ?ほとんど進んでない…」なんてこと、ありませんか?

これって結構あるあるなんですよね。同じような悩みをよく聞きます。そして私もちょこちょこ検定試験などを受けているので、経験があります。

時間がたっぷりあるからこそ、なんかダラっとしてしまう・・部活だ行事だと忙しい時の方が逆にはかどる、というのはよくある現象です。だからこそ、「勉強が進まない自分」を責めないでくださいね。

この生徒さんの場合は、おそらく「1日家で勉強している」ことが原因かな、という感じですね。今回は、土日などの1日休みの勉強で、ダラダラせずに効率よく進める方法を紹介します!

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休日に勉強が進まないのはどうして?

まずは、どうして休日になると勉強が進まなくなるのか、その理由を一緒に見ていきましょう。

1. 「時間がたっぷりある」という油断

平日は学校や部活、習い事で時間が限られているから、帰ってからの勉強時間ってとても貴重ですよね。でも、休日は丸1日フリーだと「時間はあるから、あとでやろう」と思ってしまいがち。

この「あとでやろう」がクセモノ。何となく後回しにしてしまって、気がつけば夜…というパターンになりやすいんです。

2. 変化がなく、集中力が続かない

1日中、同じ場所で同じような姿勢で勉強を続けると、どうしても集中力が切れてしまいます。しかも、ずっと座っていると眠くなったり、気が散ったりして、やる気が落ちてしまうことも。

これは決して「やる気がない」わけではなく、脳が自然とそういう働きをするからなんです。

3. 勉強の「やり方」が曖昧になっている

「今日中に数学を終わらせる!」と目標を立てても、それが「何を、どの順番で、どのくらいやるのか」が曖昧だと、達成が難しくなります。

特に、休日は時間があるぶん、計画を立てずに感覚で進めてしまうことも。結果としてダラダラしてしまいがちです。

1. ざっくりでもいいから、朝に計画を立てる

まずは、一日のはじまりに「ざっくりとした予定表」を作ってみましょう。

たとえば、

  • 9:00〜9:50 英語(単語暗記)
  • 10:00〜10:50 数学(問題集)
  • 11:00〜11:30 英語の音読
  • 11:30〜12:00 お昼ご飯の準備

…というように、1時間に1コマくらいの感覚でOKです。

きっちりとした計画でなくても大丈夫。「何を、いつやるか」を意識するだけで、時間の流れが見えるようになり、自然と行動に移しやすくなります。

2. ポモドーロ法で集中力をキープ

勉強の王道テクニックとして有名な「ポモドーロ法」もおすすめです。

これは、「25分勉強+5分休憩」というサイクルを繰り返す方法。集中する時間を短く区切ることで、脳が疲れにくくなります。

たとえば、午前中に3セット(計90分)やるだけでも、かなりの達成感がありますよ。休憩中は軽く立ち上がったり、水を飲んだりしてリフレッシュしてみてくださいね。

3. 勉強する「場所」を変えてみる

ずっと同じ机、同じ空間だと、脳が飽きてしまって効率が落ちます。

そんなときは、勉強場所を変えてみるのも効果的。たとえば、

  • 午前中は自室で集中
  • 午後はリビングやカフェで復習
  • 図書館や塾の自習室に行く

など、「環境に変化をつける」だけで、気分が一気に変わりますよ。

また、自宅内でも、ベッドで音読してみたり、キッチンのカウンターで立ったまま暗記したりするのも◎です。

4. 内容や方法に「変化」をつける

1日中同じ科目だけに集中するのは、正直かなりキツいもの。たとえば、「今日は数学を8時間やる!」と意気込んでも、2〜3時間もすれば疲れて飽きてしまいます。

だからこそ、「複数科目をバランスよく」「勉強方法をこまめに変える」ことが大切です。

  • 書く → 音読する
  • 問題を解く → 解説動画を見る
  • 黒ペン → 青ペンやサインペンに変える

など、小さな工夫で気分がガラッと変わります。特に青ペンは記憶に残りやすいとされていて、昔から「青ペン勉強法」として人気ですよ。

5. 休憩も「計画」に組み込む

休憩=悪、と思っていませんか? 実は、休憩を上手に取り入れることが、集中力を保つコツなんです。

おすすめは、1時間勉強したら10〜15分の休憩を取ることです。その間は、ストレッチをしたり、少しお散歩したり、好きな音楽を聴いたり。

「休憩中もダラダラしちゃう…」という方は、タイマーを使って時間を意識すると良いですよ!


よくある質問

Q. ついスマホを触ってしまいます…

A. スマホは誘惑のかたまりですよね…。そんなときは、思い切って「別の部屋に置く」「アプリの通知をオフにする」「スマホを箱に入れて封印する」などの工夫をしてみましょう。

また、集中モードのアプリや、勉強時間を計測できるアプリを使うのもおすすめです。

Q. 午後になると眠くなってしまいます…

A. これはもう生理現象なので仕方がないのですが・・そんなときは、場所を変えて立ったまま勉強してみたり、音読や動画視聴のような「動きのある勉強」に切り替えるのが効果的です。

軽く目を閉じて10分ほど休憩するのもOK。無理に頑張ろうとせず、リズムを大切にしましょう。


休日の勉強は「質」が大事

休日に勉強が進まないと、「なんて自分はダメなんだろう…」と落ち込んでしまう方も多いかもしれません。でも、大丈夫。あなたが真面目で一生懸命だからこそ、悩んでしまうだけなんです。

休日は、時間がある分「質」を大事にすればいいんです。たくさんの量をこなさなくても、「今日は3つのことをしっかりできた!」と思えれば、それは大きな成長です。

今日ご紹介したように、

  • 朝に軽く計画を立てる
  • 時間を区切って集中する
  • 勉強内容や場所を変えてみる

こんな工夫で、きっとあなたの休日勉強もスムーズになりますよ。

大切なのは、自分に合った方法を見つけて、無理なく続けていくこと。

「やる気が出ない日」も、「うまくいかない日」も、全部ひっくるめて、あなたの頑張りは本当に尊いものです。

どうか、優しい気持ちで自分のことを応援してあげてくださいね。応援しています。

以上、佐々木(@kateikyo_megumi)でした!

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