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漢字検定準1級に合格しました。勉強法を公開します。

検定 資格

こんにちは。横浜・鎌倉プロ家庭教師 佐々木です。

漢字検定準1級に合格しました。やったね!

お恥ずかしい話なのですが、実は受験は4回目で、3回落ちています。しょうもないですね。

ですが、3回は箸にも棒にも掛からなかったのですが、4回目から勉強法を変えて、明らかにこれまでとは変わりました。勉強していてもインプットの速さも質も違いましたし、アウトプットできるようになっていることもわかりました。

では、どう勉強法を変えたのか。

この記事では漢検準1級の勉強法について書きます。

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漢検準1級勉強法①公式の辞書アプリを使う

最大のポイントは、辞書を導入したということです。

 

 

え、それだけ?

そんな単純なことかよ(そっ閉じ

 

いや待ってください。閉じないで。

 

「辞書を導入する」言葉にするとすごく小さなことなのですが、導入の効果は大きかったです。

辞書、侮るなかれ。

 

漢検が公式に出している「辞書アプリ」があります。

漢検 漢字辞典(第二版)
「漢検」全配当漢字を検定級数付きで収録した公式の漢字辞典

これをiPadとiPhoneにダウンロードして、知らない漢字や熟語が出てくるたびに検索していました。

 

さすが漢検公式が出しているだけあって解説は細かいです。故事成語の場合はどういう故事から生まれた熟語なのかが書かれています。やっぱり公式さんは強い。

漢検準1級勉強法②ノートに書く

これを、ノートを縦に4つ折にして書いていました。

漢検も準1級までくると、対象漢字数が多すぎて、最初はわからない漢字や熟語だらけです。それらひとつひとつを丁寧に全部調べるのはあまりにも大変だからと、調べずにどうにかしようとしてしまいました。

これがいけなかった。

大変でも、きちんと調べて、ひとつひとつ書く、この手間を惜しんではいけません。

こうしてひとつひとつ調べて、意味を読んで「へー」と思うと印象に残ります。さらに書き出すことで強化されます。

正直、漢検の勉強に王道はありません。とにかくこれを繰り返すしかないですね。

 

漢検準1級勉強法 取り組む順番

勉強に取り組む順番についてです。

漢検の問題は最初に読みから始まり、書きに移行するという順序です。

だから、過去問を見て「読みから始めようかな」とみんな思うんですが、これは多分間違い。

漢検の何が大変かというと、どの級もそうですが、とにかく四字熟語。四字熟語って普段から使わないものも多いですし、馴染みのないものも多いですよね。しかも難しいし。書きだけでなく意味も覚えないといけないし。大変です。

間違いなく四字熟語が大変なので、これを優先して始めた方がいいです。

 

さらに、準1級では「故事成語」が出題されます。(これは2級にはありません)。これも四字熟語と同じで結構大変。すでに漢文などの知識が豊富にある方や、古典作品をたくさん読むような教養のある方ならいざ知らず、そういうものとあまり触れたことがない人だとひっくり返ります。難しすぎて。

だから、これらの書きとり、意味調べから始めた方がいいです。

 

さらに、読み問題にこれらの四字熟語や故事成語が出題されることもあるので、こちらから学ぶのがいいですね。

 

しかも、四字熟語とか故事成語って成り立ちにストーリーがあるので、きちんと学ぶと本当に面白いんですよ。最初は大変ですが、やっていくうちに深みにはまります。そうやって楽しめるようになったらもう無敵。

一番大変だけれど、一番面白い。それが四字熟語と故事成語です。是非ここから勉強を始めてみてください。

漢検準1級勉強法 読みはスキマ時間に

漢検は問題の最初に「読み」が出題されるので、「読み」から勉強を始めようという方が多いです。

でも、大変なのは四字熟語、故事成語、書き取りの方ですし、当然ながらそちらの配点も高い。書き取り系は全て2点なのに対し、読み系の問題は1点の配点です。

 

となると、腰を据えて勉強すべきは、四字熟語、故事成語を含めた「書き取り」です。

 

読みの問題なんて丁寧にやっている暇はない。

そこで、読みの問題はできれば「スキマ時間」に充てた方がいいですね。その方が効率的です。

漢検準1級勉強法③使った参考書・問題集

使った参考書と、問題集についても書いてみます。

 

まずは持ち歩き用教材として、「ポケット漢検準1級問題集」です。

小さくて軽いので、暇な時にこれをパラパラ見ていました。読みの勉強はこれで十分というくらいしっかりしています。漢字の意味もきちんと書かれているし、「ちょっと漢検勉強してみようかな」くらいの人はまずこれを持ち歩いてみるのがおすすめ。

 

本試験型 漢字検定準1級 試験問題集

漢検準1級の本試験を模した問題集って、なぜかこの本くらいしかありません(もう一冊ありますが誤字脱字があるのと解説詳しくないので使いにくかった)。

ひたすら問題を解いてトレーニングしたい人には超おすすめです。私はこれを解いて、採点して、間違ったところをノートに書いて、意味を調べて・・・という勉強をひたすら繰り返しました。

点数も出ますし、自分がどの位置にいるのかよくわかります。

 

 

漢検準1級 分野別精選演習

漢検公式が出している問題集です。公式が出している信頼感、安心感。

こちらは分野別に別れているので、「四字熟語を徹底的に固めたい」「類義語・対義語が苦手」みたいに苦手分野がある人は手に取ってみるといいですね。

 

漢検準1級勉強法 まとめ

  • 勉強法に王道なし。漢字はひたすら書いて、知らないものは調べて、また書く。面倒だけれどこれが一番定着します
  • 漢検で一番大変なのは「四字熟語」と「故事成語」です。ここから勉強しましょう
  • 「書き取り」の配点が高いので、書きは腰を据えて。読みは「スキマ時間」に

漢字はもう裏技みたいなものはありません。書いて、調べて、書いて・・・を繰り返すしかありません。

ただ、勉強の優先順位みたいなものはあります。やはり四字熟語とか故事成語とか、そういった馴染みの薄いものから勉強するのが得策です。これらは時間がかかるので、直前一夜漬けとか絶対無理。

ただ、勉強すると「この言葉ってそういう意味だったの!?」「この言葉って故事成語だったんだ・・・」「四字熟語めっちゃかっこいい・・・好き・・・」みたいにどんどん楽しくなっちゃいます。漢字は奥が深い。

最初見たときは「こんなの無理でしょ」と思うのですが、勉強していけば確実に読めるようになりますし、書けるようになります。すごく楽しい。

漢検を受ける方、受けてみたい方は是非参考にしてみてください!

 

以上、横浜プロ家庭教師佐々木でした。

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