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勉強に自信をつける!勉強嫌いさんのための正しい勉強法

勉強嫌い

こんにちは。横浜・鎌倉のプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。

勉強に自信を持てません。

勉強はしていますが、勉強しても「どうせダメなんだろうな」とか「友達よりも点数悪いんだろうな」とか考えてしまいます。

試験中も少し難しい問題が出ると「ああもう無理だ」「終わったわ」みたいな気持ちになります。自分ネガティブすぎて正直辛いです。

将来のことも考えていて、目標というか、行きたい高校も見つかりました。なんとかネガティブ直して頑張りたいです。

どうしたら、勉強に対して自信を持てるようになりますか?

 勉強が嫌い、勉強が苦手。

これって、結構つらいことですよね。学校に行くのが面倒くさくなるし、できないレッテルを貼られるのも、できない自分を認めるのも、とても苦しいこと。

勉強って大変だけれど、やっぱり、できないよりはできたほうがいい。

本当はできるようになりたい。きっと誰もがそう思っているはずです。

それなのにできるようにならないのは、やり方が間違っているから。

でも大丈夫。正しい手順を踏めば、誰だってできるようになります。

そこで今日は、勉強がキライ、勉強が苦手な人のために、実例を交えながら、勉強嫌いを克服する方法をお教えします。

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勉強に自信をつける方法

勉強嫌いの克服のカギは、勉強に対する成功体験と克服体験にあります。

成功体験

成功体験とは、勉強でうまくいった経験です。

勉強して、成績が上がった。目標を達成できた。試験でいい点が取れた、先生から高い評価をもらえた、できなかった計算ができるようになった。誰かから喜んでもらえた。そんな経験はすごく自信になりますよね。

勉強について、「自分はこれができる!」と思えることがあるのは強みです。モチベーションにつながりますよね。特に、自分が得意なことは成功体験を積みやすいです。

勉強が苦手な人は、勉強でなにか失敗体験をしていることが多いです。試験でひどい点を取ったとか、親や教師に叱られてしまったとか。失敗を引きずって、自信をなくしているのですね。また失敗するかもしれないと思っていては、勉強のモチベーションは上がらないでしょう。

そこで、まずは勉強で成功体験をしてもらい、「勉強って面白い」「もっと成功体験をしたい」と思ってもらうことがスタートになります!

 

克服体験

成功体験が出来たら次にすることは、勉強の「苦手意識のの克服」です。苦手なこと、自分ができなかったことを克服する経験です。

勉強でわからなかったことがわかるようになった、平均点以下だった科目が、平均点までのってきた。苦手な英語でいい点が取れるようになってきた。数学を人に教えられるレベルになった。苦手意識があった暗記のコツが掴めてきた。

苦手だったこと、できなかったことができるようになると、快楽物質であるドーパミンが分泌され、気分が高揚します。いわゆる「達成感」というやつですね。達成感はとても気分のいいものです。

苦手を克服すると、自分が一回り成長したような感覚になれます。

勉強で苦手なことに取り組むのは苦しいことですし、つらいことでしょう。それなのに、常に新しいことに挑戦し続ける人がいます。彼らは、苦手を克服したあとに素晴らしい達成感というご褒美がもらえることを理解しているのですね。

 

勉強嫌い克服は「勉強の成功体験」から

勉強嫌いさんの場合、まずは勉強でひとつ成功することがスタート地点になります。

勉強が嫌いすぎて全科目苦手な人なら、まずは得意科目をひとつ作ることから始めます。

・音楽が好きなら英語や国語。
・オリンピックが好きなら世界地理や公民。
・絵を書くのが好きなら数学の図形分野。
・動物が好きなら理科の生物分野。

自分の好きなこと、得意なこと、興味のあることにからめて、まず一教科に的を絞ってみましょう。

特定の科目、たとえば数学だけ苦手なら、科目の中で得意なものを作るといいです。数学の中でも特に角度計算はものすごく早いとか、文字式の計算はノーミスでできちゃうとか。

得意なものを作って、成功体験を積む。「私はこれができます!」「私はこれが得意です!」と思えるものを持つと、心の支えになり、勉強のモチベーションがアップします!

 

勉強で成功体験をしてから、苦手科目の克服を!

勉強の克服体験は、成功体験でエネルギーを蓄えてからがおすすめです。

多くの人が、「まず苦手科目を克服しよう」取り組もうとしてしまいますが、これは順番を間違えています。苦手なこと嫌いなことからいきなり始めても、よほどのモチベーションがなければ続きません。だって嫌いなんですから。嫌いなことをすすんでやる人なんていないのです。子どもなら尚更。大人だって、苦手なことをやるのは気が重いものですよね。

エネルギーが十分でないうちに、先に苦手を克服をさせようとすると、つまずいてしまう可能性大です。エネルギーがないと勉強がしんどくなって、つまずくのは目に見えていますから、余計に勉強が嫌いになりますね。

苦手克服には相当なエネルギーが必要。そのエネルギーを、成功体験をすることで蓄えておくわけです。「まあ私は理科の生物分野がめっちゃ得意だし」とか「英単語を覚えられるようになったし」みたいな成功体験はいつだってその子のそばにいて、勉強嫌い克服を応援してくれます。勉強の成功体験がそばにいてくれる子と、そうでない子ではモチベーションに大きな差が出ます。

苦手を克服した経験は、大変な分、心にも強く残ります。

苦手なことをやり遂げれば、困難なことへの耐性がつきます。ほかのどんな困難も、「乗り越えられる」気持ちになれるのです。

成功体験と克服体験、両方をすることで勉強のエネルギーと体力を養えますよ!!

1年前を思い出そう

成功体験も克服体験もないよ!っていうかそんなことやりたくない!と思っているそこのあなた。

そんなあなたでも大丈夫!自信をつける方法があります。

それは、去年の自分を思い出して、去年の自分と比べてみることです。

いま中2なら、中1のちょうどこの時期のことを思い出してみましょう。

・その頃何の勉強をしていたか?

・その内容を今できているか?

こんなことを改めて考えてみると、面白いことがわかります。

中1の頃に方程式を習って、あの頃は何が何だかわからなかった。でも今は方程式をちゃんと計算できるようになったし、連立方程式とかいって2つ記号が出てきても解ける。これって結構すごいことです。

中1で最初に英語を習って、BとDを書き間違えていたし、Be動詞と一般動詞の違いすらわからなかったのに、今はその辺り問題なくできている。大成長ですね。

っていうふうに、去年の自分と今の自分を比べてみると、

「結構できてる」「自分、成長している」ことに気づきます。

どうしても、勉強って周りと比べがちですよね。周りの子達が90点とか取っているのに自分は70点だと凹むし、いつだって私たちは平均点と比べられているし。

だからこそ、たまには「昔の自分」と比べてみましょう。そうしたら結構できることが増えていることに気がつけるし、自信を持ってもいいんだってわかります。

他人と比べるのは不幸の始まりです。比べていいのは過去の自分だけ。過去の自分と比べて「今の私すごーい!」って自分で自分をしっかり褒めてあげてください。

もちろん、比べるのは半年前の自分でもいいし、2年前の自分でもいいし、小学生の頃の自分とかでもいいです。あなたが成長を感じられるなら何だって大丈夫。

勉強で、できたことを書いてみよう

勉強が嫌い、自信を持てない人にお勧めしたいのが「できたことノート」です。

先ほど「1年前と比べてみる」ことについて書きました。それで自分は結構できるようになっている、成長していることに気がついたら、ぜひそれをノートに書いてみてください。

・方程式が解けるようになった

・英語のBe動詞と一般動詞を間違えなくなった

こんな感じで。

そして、普段の勉強でも、何かを終わらせたり、何かができるようになったら「〇〇をやり切った」「〇〇ができた」と記録をつけましょう。

こうやって記録をつけていけば、だんだん「できたこと」がたくさん貯まっていきます。これをたくさん集めるとすごく気分がいいです。「私、こんなに頑張ってきたんだ」みたいな。そのノートを見るといい気分になれます。

ぜひ今日から手帳とか小さいノートとかに「あれができた」「これができた」と書いてみてください。

書くときのコツとして、「小さなこと」を「たくさん」書くのがおすすめです。

「英語ができた」だけだと大きすぎるので、「三単現の問題ができた」「ワークを期限内にやり切った」「問題集を3周できた」みたいに3つに分ければ書くことが増えて楽しいです。

たくさん書いて自信を育てましょ!

実例:数学が苦手だった中学生時代

恥ずかしながら、私の中学時代の話を少しだけ。

もともと読書好きだったので、国語が得意でした。得意な国語である程度点を稼ぐことに成功したのでした。

国語が強かったおかげで、「私は日本語が読める」という自己イメージがありました。なんだか変な表現ですが、「教科書を読めば理解できる」という自信に近いかもしれません。そのおかげで社会は比較的苦労せずにできました。外国語である英語も、日本語と比べたりしながら楽しんで勉強ができました。

しかし、残念なことに、数学がとても苦手でした。主要教科の中で一番時間をかけて勉強したのに、一番点が低いという。本当に残念。

中2の時に、授業で一体何の話をしているのかわからない宇宙語状態も体験しました。あの時は授業が苦痛で仕方がなかったです。

そんな私でしたが、中3から塾に通い始めたときに、塾の先生に言われたんです。「きみ、計算が早いね」と。自分で自覚はなかったのですが、そこそこ計算が早かったようです(その分ミスも多いですが)。

なので、計算の速さを極めて、残りの時間でミスを修正するという作戦で勉強をしたところ、いつの間にか数学がドーンと伸びたのでした。

「数学が苦手」を克服した経験は、今も私の中に生きています。

そのおかげで、数学が苦手な人の気持ちも、数学が得意な人の気持ちも、両方理解できるのです。仕事にめちゃくちゃ役立っていますね。

勉強の自信は人生の自信になる!

「勉強を通じて自信をつける」

私が、勉強嫌いの人、勉強に自信のない人に勉強を教える理由はここにあります。

勉強はほかのことと比べて成功体験を積みやすいと私は思います。成果が数字というわかりやすい形で出てくるから、頑張りを実感しやすい。

勉強での成功体験と克服体験は、今も私の心の中に生きています。仕事の役にもたっています。

勉強を頑張って、成功と克服を経験したからこそ、勉強以外のことでも「きっとできる」と思えるようになりました。ビビリな私ですが、新しいことにも立ち向かえるようになったのです。

私の生徒さんもそうです。

勉強ができるようになってから、消極的な子が明るくなり、周りとの関係性が良くなり、積極的になるのをたくさん見てきました。きっと、誰もが「勉強をできるようになりたい」と同時に、「自分はやればできる」と思いたいのだろうと。

勉強を通じて、「自分、きっとできる」感をたくさんの人の心に育てたい。

それが私の願いです。

勉強が苦手で困っている人は、是非一度ご相談ください。

勉強嫌い克服方法については、この本に詳しく書きました。渾身の一作、発売から2年半ですが、いまだに売れているロングセラーです。勉強嫌いに困っている方はご一読ください。

以上、横浜プロ家庭教師佐々木(@kateikyo_megumi)でした!

頑張っているのに、勉強に自信を持てない人はこちらもご覧ください。

 

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◆参考文献

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