宿題をしない生徒が宿題をするようになった、たった1つの方法

勉強嫌い・苦手克服

こんにちは。佐々木です。

宿題を出してもなかなかやってもらえない。
教師や塾講師や家庭教師など、学生に教える仕事をしていると、しょっちゅうぶつかる壁ですよね。

もちろん私も例外ではなく、この壁にしょっちゅうぶつかってしまいます。

でも、ぶつかって吹っ飛んでばかりでは悔しいので、どうすれば解決できるのか、考えました。

 

そこで、今のところ最善の方法を見つけましたので、お知らせしたいと思います。

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対話する

先に答えを言ってしまうと、「対話する」こと、それが最高の方法で、それしかないのだと今は確信を持っています。

つまり、一方通行ではなく、双方向のコミュニケーションですね。

聴く

まず、宿題をなかなかしない生徒さんには、宿題をする上で困っていることを聞き出します。

・やろうと思ったけれど、わからなかった
・やろうと思ったけれど、時間がなかった

このふたつが、「あるある」ですね。生徒たちがよく口にする理由です。

「わからないからできない」なら、授業でやったことと同じものを宿題に出すことで解決できます。

一緒にプリント学習をして、それをもう一度一人で解いてもらう。よく「先生と一緒ならできるけれど、一人になるとできない〜」と言う子がいます。こういうタイプの子には「今日やったことを宿題として一人でやる」課題はとても有効です。

たとえ復習だとしても、その日やったことと別のことを宿題にしてしまうと「違う内容だ!できない」とシャットアウトしてしまう子もいます。

たとえば中2で連立方程式を学習したときに、宿題として中1の方程式の宿題を出すようなことが考えられます。教える側としては同じ「方程式」なのですが、勉強が苦手な子には「違うもの」に見えて、できなくなる。勉強が苦手な子には、「同じ内容もう1回」がおすすめ。

「わからなかったこと」を教科書で調べてもらったり、絵を描いてもらう系の宿題もいいですね。

本当に苦手意識が強い子なら、授業として1回一緒に勉強したものを「2回自分で解く」という課題もあり。練習になりますし、できなかったということは減ります。

やろうと思ったけれど時間がなかった、という理由なら、その子の週のスケジュールを聞いて、一緒にできそうな時間を探してみてください。

本当に忙しくてまとまった時間が取れない子もいます。宿題は腰を据えてまとまった時間にやらないといけないと思い込んでいる子もいます。そういう子には細切れの時間を活用する方法を教えてあげるのも手ですね。30分取るのが難しくても、1日5分を6日用意できれば30分。それでもいいんです。

 

口にしない理由に注意

実は、生徒が口にしない理由というものも存在します。
・シンプルに面倒くさい
・やっても仕方がないと思っている

この辺りでしょうか。

シンプルに面倒くさいというのも、分解するとたくさんあります。

部活が忙しく、家に帰るときには疲れているとか。
とにかく家では筆記用具も持ちたくないし、ノートも開きたくないとか。
ひたすらに勉強が嫌いとか。

そして、やっても仕方がないというのは、やっても効果が感じらられない、成績が上がらないなど。あるいは、それをやる意味を認識できていない。

実はこの「やる意味を認識できていない」子は多く、この理由は結構大きいです。

彼らには、「なぜ宿題が必要なのか」を伝えます。
・一人でできるようになってほしい
・復習しないと忘れるから、勿体ないんだよ
・勉強する習慣を作ってほしいんだよ

 

などなど、宿題を出す理由、宿題をやってもらうメリットを伝えます。難しい話のように聞こえますが、小学校高学年くらいの子なら、理解することができます。かつ、この年頃になると、「いいからやれ」が通用しなくなるのも事実。

生徒さんの中には、「指示されることが得意(抵抗がない)」子と、「指示されることが苦手(抵抗がある)」子がいます。

宿題を忘れずきっちりやれるのは、「指示されることが得意な子」です。「今週はこれをやろうね」と言われればきっちりそれをやります。彼らは反対に「自分で考えて必要なところをやるんだよ」と言われるのが苦手だったりもします。

宿題をやらない系の子は、指示されることが苦手、抵抗があることがあります。「いいからやれ」と言われても、その通りできないことがある。
彼らには、なぜそれが必要かを話して、納得感をもたせてあげることが大切。

加えて、一方的にやれと突き放すのではなく、「宿題にこれを出そうと思っているんだけれど、できそう?」と問いかけることも有効です。

自分で「やる」と言ったことは、人から指示されるよりも遂行率が高くなります。だから、宿題をなかなかしない子には「これ、できる?」と聞いてあげる。
もう少しレベルの高い子なら、「どこをやる?」とやる場所を決めてもらうのもありです。

フィードバック

そして、宿題を普段しない子が宿題をしていたら、きちんとフィードバック。

 

かっこつけて難しい言い方をしましたが、要するに,とことんほめることが大切ですね。

当然という態度ではなく、褒める。そして喜ぶ。
「こんなにほめられて喜んでくれるなら・・・」と、生徒さんのモチベーションも上がります。自分の努力や変化を見ていてくれて、気づいて言葉にしてくれる人の存在って嬉しいものですよね。

古典的な方法ですが、宿題ができたら「シールをあげる」のも有効です。

目に見えるので、達成感の演出ができますね。生徒さんも意外と喜んでくれます。これが貯まってきたらシールの数を数えたりして「こんなに宿題をしたんだ」と惚れ惚れ見る。自信になります。褒めるのが苦手で、照れくさい人にも使えるおすすめの方法です。

 

まとめ

宿題をなかなかしない生徒には、対話。
一方的に説教するでもなく、ただひたすら言い訳を聞くでもなく、対話することが大切です。

できない理由が明白なら、解決策を一緒に考える。
宿題をする意味がわかっていないなら、納得できるように話す。
できそうな課題を出す。
自分で選んでもらう。

このようなアプローチが効きます。

とにかく、対話すること。

長くこの仕事をしてきて、「宿題しない系」の生徒にもなんども遭遇しましたが、これが一番でした。というか、これしかないように思います。宿題しない人に困っている人は試してみてくださいね。

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都内・横浜で活動するプロの家庭教師です。
「わかりやすい説明」と、勉強がニガテな子どもの気持ちにとことん寄り添う「共感力」の指導に定評あり。趣味は歌うこと。
おかげさまで歴6年、合格率は97%超。著書5冊。取材・寄稿多数。●詳しいプロフィールはこちら

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