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勉強って何の意味があるの?中学生に伝えたいリアルな話

親の関わり方

こんにちは。苦手科目を得意に変えるプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。

今日は中学1年生の女の子から質問です。

なんで勉強しないといけないのかわかりません。

別に将来やりたいこともないし、正直、勉強が役に立つとも思えません。

親とか先生には『将来困るよ』って言われるけど、まだ将来のことなんて全然想像できないです。

それに、好きなことをしてる時間の方が楽しいし、勉強しても嫌な気持ちになることの方が多いです。

テストで点数が悪いと怒られるし、『もっと頑張れ』って言われるし、だったら最初から勉強なんてしたくないって思ってしまいます。

みんなはちゃんと意味を感じて勉強してるんですか?」

この「勉強する意味がわからない」という感覚は、実はとても自然なものです。

中学生くらいの時期は、まだ将来のことが遠く感じやすいですし、「大人になったら役立つ」と言われても、なかなか実感しにくいですよね。

しかも、勉強は楽しいことばかりではありません。

わからない問題で止まったり、点数で落ち込んだり、周りと比べて苦しくなったりすることもあります。

だから、「勉強なんて意味ない」と感じてしまう日があるのも無理はないんです。

ですが、勉強には「将来のため」だけではない意味もあります。

実は、今好きなものをもっと楽しめたり、自分の世界を広げたりすることにもつながっていたりします。

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勉強する意味がわからなくなるのは普通です

「なんで勉強しないといけないの?」

これは、中学生から本当によく聞く質問です。

毎日学校に行って、宿題をやって、テストを受けて。
でも、「これって何の意味があるんだろう」と感じてしまうことは全然おかしくありません。

特に中学生くらいの時期は、将来のことがまだあまり現実的ではありません。

「将来役に立つから」
「大人になって困るから」

そう言われても、正直ピンと来ないことも多いと思います。

まだ働いたこともないし、どんな大人になりたいかもよくわからない。
それなのに「将来のため」と言われても、なかなか実感できないですよね。

しかも、勉強って楽しいことばかりではありません。

わからない問題が続いて嫌になることもあるし、テストで点数が悪くて落ち込むこともあります。

「もっと頑張りなさい」
「ちゃんと勉強しなさい」

そんなふうに言われ続けると、だんだん「勉強=嫌なもの」になってしまうこともあります。

だから、「勉強する意味がわからない」と感じるのは、特別なことではありません。

むしろ、一度もそう考えたことがない人の方が少ないかもしれません。

勉強すると「好きなことがもっと楽しくなる」

勉強というと、「将来のために我慢してやるもの」というイメージを持っている人も多いです。

でも実は、勉強って「好きなものをもっと楽しむ」ことにもつながっています。

趣味や興味を追求するためにも、勉強は必要です。趣味や遊びにも知識が必要であり、勉強を通じてそれらの幅を広げることができます。

たとえば、子どもたちの間で一斉を風靡した「鬼滅の刃」というアニメですが、これは大正時代が舞台です。

もちろん知識なんてなくても面白いアニメですが、大正時代がどんな時代だったのか、その頃と今の日本がどう違うのか、そんな歴史的知識があったらもっと楽しめそうです。

アニメから興味を持ってマンガやライトノベルを読んでみようと思った時に、漢字がわかったほうがきっと楽しいし、好きなマンガを通じて言葉を覚えることだってできる。

そんなふうに、勉強することで自分の好きなことをより深く知れるし、もっともっと楽しめるかもしれません。それなら勉強していたほうが人生楽しいですね!

視野や価値観が広がる

「趣味がもっとおもしろくなる」とも似ていますが、勉強することで、さらに視野が広がるかもしれません。あるいは、大正時代から入って別の時代を勉強して歴史が好きになるかもしれません。

私の生徒さんで、あるアニメの影響で戦国武将が好きになり、いろいろ調べているうちに城マニアになり、歴史全体を好きになった子がいます。勉強することで、好きなことが広がったようです。

また、別の生徒さんは、好きなアイドルの曲の歌詞を理解するために英語や韓国語を学び始めて、英語の成績が上がった子もいました。

また別の生徒さんは、サッカー付きが高じてW杯の試合を見るようになり、出場国の地理はもちろん、この国はオイルマネーがすごいからスポンサーが石油系だらけだよと経済状況にまで詳しくなっていた子もいました。

他にもいろんな例が挙げられます。

キャラクターが着ている服に興味を持ったら、その当時の服装について勉強したりして、実は自分は服に興味があることに気付けたりするかもしれません。

マンガやライトノベルの世界に触れて、「自分も作品を作ってみたいかも」と思えれば、国語や図工の勉強もきっと楽しくなります。

このように、勉強によって、自分の好きなことがさらに広がっていったり、「自分はこんなことが好きだったのか」と気付けたりします。新しい興味や関心を持つ機会が増えますね。

勉強は“将来のためだけ”ではない

「勉強は将来のために必要」

たしかによく言われますし、それも本当です。

ですが、勉強の意味はそれだけではありません。

今の生活が楽になる

もっと身近なところで、「今の自分」をラクにしてくれることもあります。

たとえば、知らない言葉が多いと、文章を読むだけでも疲れますよね。逆に、言葉を知っていると、本やマンガ、動画の内容も理解しやすくなります。

数学も同じです。計算や割合がわかると、買い物やゲームの数字も感覚的につかみやすくなります。

英語が読めると、海外の動画や音楽、ゲームをそのまま楽しめる場面も増えます。

つまり勉強は、「将来の受験のため」だけではなく、今の生活を少し便利にしたり、世界を広げたりする力でもあるんです。

良い習慣が身につく

勉強ができるようになるためには、毎日コツコツ勉強するとか、予習復習をするとか、そういう努力がどうしても必要です。そのためには毎日何時に勉強するとか、毎日問題集を解こうとか、そういう良い習慣が自然と身につきます。

こういう習慣を持っている人は、勉強以外のこともきっちりしっかりできる傾向があります。習慣がきちんとしている人は周りの人からも信頼されますよね。

小さなことでも、「自分で決めたことを続けられている」という実感は、自信や自己肯定感にもつながっていきます。

逆に、やるべきことがずっと溜まっている状態って、意外とストレスなんですよね。

だから勉強は、知識を増やすだけではなく、「自分で自分をコントロールできている感覚」を育てることにもつながっているのかもしれません。

何より「気分がいい」

勉強ができると、単純に気分がいい!

わからないことがわかるようになるのは本来楽しいことだし、嬉しいことです。試験で前回よりも点数が上がって、嫌な気持ちになる人はいないはず。勉強ができると、正直とっても気分がいいんです。

夢や目標とか、先のことを考えてコツコツ勉強することもすごく大事だけれど、そういうのがなくたっていいと思います。「いま、勉強が楽しい」と思えることも素晴らしいことなんですよ。

特に何も夢がなくても、「できる方が気分がいいからやる」あるいは「できないと辛いから勉強する」というのも大アリだと思います。

勉強はもちろん将来のためにもなる

もちろん勉強は将来のために役立ちます。ただそれは「受験」とか「就職」の局面の話だけではありません。

夢が見つかるかもしれない

勉強することで、知識や情報が増え、夢が見つかりやすくなります。

夢や将来なりたい姿は、どうしても自分が知っている大人や持っている知識の中に限定されます。小学生のうちは親御さんの職業、親戚の職業、学校の先生、お医者さん、お店やさん・・くらいしか知識がないので、この中から将来の夢を決めていることがほとんどです。

ですが、勉強することで「こんな職業あるんだ!」と発見できたりします。

私の生徒さんで、社会の授業で株や会社の話が出てきた時に、よくテレビや動画で「株は稼げる」となんとなく聞いたことがあったことから株に興味を持ち、そこから毎日株の値動きを見たり、経済や企業について調べるようになって、経済学部に進むことを決めた子がいました。

もし彼がその授業を聞き流していたら、この進路にはつながっていな買ったかもしれません。

勉強って、最初から「将来これに使う!」とわかっているものばかりではないんですよね。

何気なく触れた知識が、あとから自分の興味や進路につながっていくこともあります。

今度は私の話をすると、高校生の時に現代社会(公民とか公共とかいうやつです)の勉強をしていた際に「カウンセラー」という職業があることを知りました。それまで全く知らなかったので当然将来なりたいもののリストにも入っていなかったのですが、とても興味を持って、心理学を学ぶきっかけになりました。

私はカウンセラーではありませんが、その時にカウンセラーという職業を知れたことが、今も仕事に役立っています。

もしあの時、授業を適当に聞き流していたら、心理学に興味を持つこともなかったかもしれません。

勉強は、「今すぐ役立つかどうか」だけでは測れないこともあります。

夢を叶えることができる

夢を叶えるためには、勉強が必要な場面があります。なりたい職業によっては、専門学校や大学に進学して専門的な知識を身につける必要がありますね。

みんなが知っているところでいうと、学校の先生になるためには大学を出て、教員採用試験に合格する必要があります。

お医者さんになるためには、大学の医学部を卒業して、医師免許を取る必要があります。

あるいは、安定感抜群とよく言われる公務員になるためには、公務員試験に受からなければなりませんね。

このように、仕事によっては試験が必須です。

また、希望の仕事に就いた後も、その後さらに高い地位につくために試験が必要だったりします。私の元生徒さんに飛行機の整備士さんがいましたが、昇進するためには英語の試験を受けなければいけないということで、英語をレクチャーさせてもらったことがあります。

希望の仕事に就くためには、受験勉強も欠かせませんね。

「意味がわからない」でも大丈夫

ここまでいろいろ書いてきましたが、最初から「将来のために頑張ろう!」と思えなくても大丈夫です。

実際、中学生くらいの時期は、

「テストで困りたくない」
「前より点数を上げたい」
「好きなゲームや動画をもっと楽しみたい」
「できるとちょっと気分がいい」

そんな理由で十分だと思います。

勉強って、最初から立派な目標が必要なわけではありません。

なんとなく始めたことが、あとから大きな興味につながることもあります。

逆に、大人になってから「あの時やっていたこと、意外と役立ってたな」と気づくことも本当に多いです。

だから、「勉強する意味がまだわからない」という状態でも、そこまで焦らなくて大丈夫。

今はまだピンと来なくても、あとからつながることもあります。

そしてもし今、「わからない」が積み重なって勉強が苦しくなっているなら、無理に根性だけで頑張ろうとしなくていいんです。

やり方や順番を変えたり、「どこからわからなくなったのか」を見直したりするだけで、前よりラクになることもあります。

勉強は、「気合いだけで乗り切るもの」というより、少しずつ理解を積み重ねていくものなのかもしれませんね。

まとめ

「勉強する意味がわからない」と感じることは、全然おかしなことではありません。

中学生くらいの時期は、将来のこともまだ遠く感じやすいですし、「何のためにやっているんだろう」と迷うこともあると思います。

でも勉強は、ただ受験のためだけにあるものではありません。

好きなものをもっと深く楽しめたり、知らなかった世界を知れたり、自分の得意や興味に気づけたりすることもあります。

そして、「前よりわかる」「できるようになった」という経験は、思っている以上に気分がいいものです。

もちろん、勉強がしんどい時もあります。

もし今つまずいているなら、「努力不足だから」ではなく、やり方や順番、前の内容に原因があることも少なくありません。

だから、「意味がわからない」と感じている自分を責めすぎなくて大丈夫。

勉強の意味は、最初からハッキリ見えている必要はありません。

あとから少しずつ、「あの時やっていたことって、こういうことだったのか」とつながっていくこともありますよ!

以上、佐々木(@kateikyo_megumi)でした!

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