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あなたの指示が4倍伝わる方法 「ちゃんと」「しっかり」で人は動かない!

教え方
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こんにちは。佐々木です。今日は二度寝してしまいました。だって眠かったんだもん・・。ちゃんとしなきゃなあ。しっかりしなきゃなあ。自分。

ところで、「ちゃんと」「しっかり」という言葉って、とても便利ですよね。説明の際についつい使ってしまいませんか?

この言葉って、相手に全然伝わらないんですよね。自分が思う「ちゃんと」「しっかり」が相手と同じとは限らない。私は何度もこの言葉を使って失敗しました(笑)。

とはいえ、この言葉はついつい無意識的に使ってしまうこともあるものでしょう。

そこで、なぜ説明で「ちゃんと」「しっかり」を使うべきではないのか、代わりにどんな表現を使えばいいのかを考えたいと思います。

 なぜ、「ちゃんと」は伝わらないのか?

カナダの心理学者ペイヴィオは、絵、具体語(ピアノなど)、抽象語(正義など)の3つのうち、どれがどのくらい記憶に残るかを実験しました。

 

絵は5分後の平均再生数が35回であったのに対し、具体語は25回、抽象語は15回程度。

さらに、1週間後に再実験したところ、絵は平均再生率20回、具体語は10回、抽象語は5回程度という結果でした。絵が一番記憶に残りやすいことは想像に難くないですが、驚くべきは、絵と抽象語の差です。

5分後の再生では2倍、1週間後の再生では4倍に近い差が出たのです。

そのくらい、絵などのイメージは記憶に残ります。

同時に、抽象語は残念ながら、記憶に残らない。

私たちはつい「ちゃんとしなさい」とか、「やる気を出せ」と人に言ってしまうのですが、これだと記憶に残らないのです。記憶に残すためには、できるだけ具体的に、可能なら、絵にしてイメージ化するのが有効です。

 

イメージ化しよう

さらにペイヴィオは、言葉だけで説明する、図や絵などのイメージだけで説明するよりも、言葉とイメージの両方を同時に見せることで、より記憶が促進されると示しました。これを二重符号化理論と呼んでいます。説明の際、どうしても言葉だけに頼りがちですが、イメージ化して伝えられないかを検討してみてください。

ここで考えてみましょう。

あなたが思う「ちゃんと」「しっかり」とは、どんな状態でしょうか?

 

「ちゃんと見直しをしなさい」と言う場合、人によって基準が様々です。ひとつひとつ解き直しすることが見直しの人もいるだろうし、一目して終わりの人もいる。解きなおすことが「見直しだ」と主張する人は、一目して終わりの人に「ちゃんとしろ!」と言いそうです。でも、認識が違うから、きっと全然伝わらないでしょうね。

 

私の場合、「ちゃんと見直す」とは、指さし確認を意味します。

解答欄一つ一つを指でなぞり、動かしながら解答をチェックする。指を使わなかったら見直ししたと認めません。

 

「ちゃんと見直しして!」と言いたくなったら、指でひとつひとつなぞってみせて、こんなふうに見直ししてみてねと伝えます。

 

実物を見せたり、絵をかいたり。具体的に想像できるように伝えてあげるのがポイント!

 

 

これで、あなたの話は「ちゃんと」伝わるはず!

 

 

・・・おっと、いけない。

 

これであなたの話は「相手が動けるように」伝わるはず!

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