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教えてもやってくれない、覚えてくれない人の頭の中はどうなっているのか

指導法

 

こんにちは。横浜・鎌倉のプロ家庭教師 佐々木(@kateikyo_megumi)です。

人に勉強や仕事を教えるとき、相手がすんなり覚えてくれる人ならそれでいいのですが…。

教えても「ポカーン」としている人っていますよね。

 

教える側としては困ってしまいます。

彼らには一体何が起きていて、どうしてあげたらいいのでしょうか!?

 

 

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叱っても意味はない

説明してもなかなかやってくれない人がいると、正直いらいらしますよね。なんで伝わらないんだ~と。

叱っても意味がありません。むしろ逆効果です。

教わる内容に対して拒否感を出してしまうだけでなく、あなたに対する信頼も損ねるかもしれません…!

大変ですが、どうか叱らず、穏やかに対応しましょう。相手がなかなかやってくれないとき、相手に何が起きているのかは以下を御覧ください。

 

 

教えても動けない人に起きていること

「そもそも理解ができていない」

その内容を理解しきれていないパターン。説明方法を変えてあげたほうがいいかもしれません。

たとえば、口頭だけで説明しても分からないのなら、レジュメを用意してみる。

レジュメが文字だらけでわからないなら、図解してみる。

身振り手振りを入れながら説明したらわかってくれた!

ということが意外と多い。(不思議なことですが、身振り手振りを入れただけで「わかった!」という人さえいます)。

そもそも理解ができていなさそうな人には、説明方法を少し工夫してみてください。

 

「なんでそうなるの?」

教えてもらっている内容は理解できている。それでも釈然としない表情をしている人…

彼らは、「なぜそうなるのか」を気にしています。

「そういうものなんだから覚えてよ!」と丸暗記を促すだけでは納得してくれません。

中学生の頃、クラスメイトから数学を教えてほしいと頼まれたときのこと。

私「この問題なら解の公式を使えばいいよ」

クラスメイト「解の公式?」

私「にえーぶんのまいなすびーぷらすまいなするーとびーにじょうまいなすよんえーしーってやつ」

クラスメイト「なんで?」

私「なんで?!」

クラスメイト「なんでそれを使えば解けるの?」「なんでそういう式になるの?」

私「…(絶句)」

もちろん今ならそんな解答の仕方はしませんが(笑)、当時の私にはこう答えるのが精一杯でした。

この時の私は、「解の公式ってそういうもの」「この公式に代入すれば解ける」と疑いを持つことさえなかったので、なぜ公式がそうなるのか、なぜこれを使えば解けるのかはよくわかりませんでした。それ以前に、「なんで?」と疑問を持つことすらなかったので驚きました…。

なるほど、勉強が苦手な人ってそう考えているんだな~と、ある意味、カルチャーショックでしたし、同時に勉強にもなりました。

なので、もし教えても納得できない様子の人には、なぜそうなるのかを解説してあげたり、一緒に調べてみたりすると理解が深まるのでおすすめです。

 

「そんなの、なんの役に立つの?」

教わる内容を、何に使うのか?つまり、自分の生活とのつながり、関連を知りたいと思っているパターンです。

教える時に「手順」と「内容」だけを教えてしまうと、なぜそれをするのか、なんの役に立つのかを感じることができません。

特に勉強は「直接役に立つ」要素が見えにくいもの。だから、「こんなの勉強したって将来なんの役にも立たない!」と言い出す人がいますが…私はこれには大反対。

その理由はこちら。[kanren postid=”5076″]

 

長期的な目線で必要な知識ほど、役に立つ要素が見えにくいため後回しでいいと考えがちです。だから学ぶ気もなかなか起きません。

でも、将来的なことを考えると、すぐに役立つ知識だけを学んでいたって仕方がないもの。

そこで、教える人は、教える内容がどんなところで役に立つのかを語る必要があるのです。

 

思っていても相手は言ってくれない

ポカーンとしている相手は、「わからない」「なんでそうなるの?」「なんの役に立つの?」と思っているわけですが、その気持ちを言葉に出してもらえることはありません。

 

相手が子どもなら、それを表現する言葉を持っていないかもしれない。

相手が部下なら、上司に対して気を遣って、あるいは萎縮して言えないことがほとんど。

だから、教えるって、難しい…

 

 

…と思っているそこのあなた!

でも、大丈夫!

そんな教えるのが苦手な方に、良いバイブルがあります!!

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本書には、教え方のコツがなんと80個。どこから読んでもらっても、あなたの教え方をレベルアップするヒントが見つかります。教え上手になりたい人はぜひご一読ください♪

 

手前味噌でごめんなさい(笑)

指導法
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