教え上手はテクニックを教え、二流は抽象的でごまかす

こんばんは。食欲の秋にかまけて食べてばかりいたら、ちょっと太ってしまった佐々木です。いかんいかん、よく働いてよく運動してよく食べないと!・・あれ?

 

そんな感じで最近、少し自分磨きに興味がありまして、ファッションやらメイクにも凝ってみようかなと思っている私です。

生徒さんのよい見本になるのも仕事だからね!

 

で、書店で見つけたこの本を買い、読みました。

美容にはうとい私にも、すぐできるテクニックが多数載っていて、早速あれこれやってみました。効いているきがします。良書です。

さて、この本のタイトルは「必要なのはコスメではなくテクニック」。ちょっと俗っぽい感じがしますね。でも、素晴らしいタイトルだと私は思うんです。それはわたしの指導論にもかかわるので、ちょっと掘り下げてみましょうか。

 

いい講師とはどんな教え方をするか

 

テクニックばかりってなんだか俗っぽいというか下衆というか、そんな感じがします。

でも、私は思います。教わる人が求めているのは「今日からできるテクニック」であり、具体策なんです。

先ほどの美容本には、「美肌になりたいならお風呂上がりに化粧水をスプレーする」という具体的なアドバイスが書かれていました。

これならその日から実践できます。

 

私の持論ですが、教え方が上手で、人をやる気にできる人は「いいテクニック」を持っていて、適切なタイミングで提示できるのです。

 

二流講師は抽象論を語る

一方、教え方がヘタな人はどうなるか。

 

たとえば、美肌なりたいと思って美容本を手に取ります。

その本に、終始「肌を大切にしましょう♡」的なことが書いてあったら、どうでしょうか。

なんだかとてもいいことを言っているように聞こえます。

でも、性格の悪い私はこう思います。「で、何をすればいいのよ」と。

 

思うに、二流講師ってきれいなことばっかり言うんです。

 

たとえば、あなたは英語が苦手だとします。苦手を克服するために、英語の勉強法を誰かに聞きに行ったとします。

二流講師はこう答えます。

 

「英語を愛することです」

 

雰囲気、かっこいいですね。なんとなく一流っぽいです。

これで納得してしまいそうな感じがしますが、違います。

「愛せないからあなたに聞いてるんでしょうが」

 

さらに二流はこうも言います。

「みんな、小手先のテクニックばっかり求めて、本質を分かっていない」

 

私に言わせれば、本質を分かっていないのはあなたの方だけど。

 

人を動かす人こそ本物

私は思う。

必要なのは愛ではなく、テクニックです。

なぜなら、愛では人は動かないから。

「英語を愛する」とは、いったいどういう行動なのでしょうか?

手をどんなふうに動かせば、英語を愛することになるのでしょうか?

これを二流講師に聞いたら、こう答えるでしょうね。

「自分で考えなさい」と。

それじゃああなたの存在価値なんかないんですよ。それができないから聞きにきているんですよ。

 

その点、一流は人を動かすことができます。

人を動かすために、最初の一歩を提示することができるのです。

最初の一歩とは何でしょうか?

それが「テクニック」です。

 

テクニックを提示して、興味を持ってもらうこと。

テクニックを実践してもらうこと。

実践して、成功体験を得てもらうこと。

そして、その対象を好きになってもらうこと。

好きになってから、抽象論を語れる人。

 

私が思う「教え上手」な人は、このステップづくりが上手です。

たとえば、英語の勉強法について聞かれたら、「動詞に線を引いてみよう」と言える人は教え方がうまい人です。

なぜなら、中学の英文法の大半が動詞に関わるものだからです。動詞に意識を向ければ、その前にある単語が主語であるとわかるし、動詞の形がどうなるのかを意識付けすることができます。

いい具体策を提示して、興味を持たせて、成功体験をさせてやる気にさせてから、深いところまで教えていく人。

そんな教え方が理想です。

 

そんなことを自戒しながら、私も指導と美容を頑張ろうと決意を新たにしましたとさ…。

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