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文学史をラクに暗記する方法 文学史はマンガで覚えよう

勉強法

どうも、佐々木(@kateikyo_megumi)です。

受験生の皆様、期末試験中の皆様、毎日お疲れ様です。

私も今、新刊の原稿の締め切りを前に戦っております。なんでしょうね、学生時代のテスト前を思い出します。家で取り組もうとすれば様々な誘惑。勉強を始めようとしたらなぜか掃除が始まり、仕方なく喫茶店に行ってだらだら時間を過ごしてしまう…みたいな。

はい、前置きが長すぎますね。このくらいにして本題に行きましょう。

で、息抜きに喫茶店に行ってそのあと本屋さんに行ったら、興味深い本を発見しました。

こちらです。

ど定番な文学作品が10ページくらいの漫画になっていて、1冊に20作品も載っています。

もうね、コンセプトが素晴らし過ぎて即買いしましたよ。

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文化史、覚えるの大変すぎ問題

さて、受験の国語にはよく「文学史」が出題されますよね。試験でも時々テストに出てきます。

問3. 夏目漱石の代表作は次のうちどれか

 

みたいなあれです。

受験生の私はこう思っていました。

そんなの…知るかああああああ!!!!!

 

きっと皆さまにおかれましても、同様だと思うのです。

よほどの文学好きでない限り、文学史に出てくるような名作を読破していて「この作家はこの時代に生まれたから時代背景でうんぬんかんぬん」みたいに語れる人は少数…ですよね?

文学史が覚えられない

生徒さんからもよく相談されます。

「文学史が覚えられないんですけど、どうにかなりませんか?」

これね。文学史っていわゆる暗記なんですけれど、

 

「夏目漱石、三四郎、それから、行人」

なんてやってて、楽しいでしょうか?

 

楽しくないですよね?(;’∀’)

ただの丸暗記ですし。

 

意味のない呪文を覚えさせられている気がして、暗記が苦手な人にとっては苦痛だと思います。

でも、覚えないといけない。しかも膨大に。

 

せっかくなので、楽しく、かつ時間をかけずに効率よく覚える方法はないものかと、ずっと探していたんですよ。

文学史を一番簡単に覚える方法

文学史を確実に覚えるには、「片っ端から読む」のが一番。そうすればストーリーもよくわかるし、面白いと思えるはず。

しかし!忙しい受験生たちに、すべて買ってきてちゃんと読む時間なんてない!

それに、文字で読んでも、時代背景が今と全く違うから、イメージしにくいし、結局疲れて「読書ダルい」になりかねないわけですよ。

それなら、「ざっくりあらすじをを紹介している本」とかあれば最高じゃないですか!?

そんな本あるわけないし

あっても難しそうだから読みたくないし

そう思っていて…やっと見つけたのがこれ「定番すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。」ですよ。

文学史、覚えられないなら読んでみよう!

 

 

なんとこの本、有名な文学作品が、10ページ程度のマンガで紹介されています。

これなら、有名な作品のテーマや内容をざっくり知ることができますね。

マンガだけでなく、それぞれの筆者のプロフィールも簡単に描かれているので、教科書丸暗記よりもずっと頭に入ってくるはず。

 

これなら、敷居の高い有名文学作品のストーリーもわかりますし、初学者にもとっつきやすいと思います。

こんな人におすすめ

どの漫画も10ページ程度でサクッと読めますし、1冊読んでも半日もかかりません。

  • 本当に困っている人
  • どうしても覚えられない人
  • 著者と題名の丸暗記では味気ないと思っている人
  • 小説な苦手だけれど、マンガなら読みたいと思える人
  • せっかくだからどんな話なのか知りたい人

 

こんな人におすすめです!

もちろん、余裕のある人や読書好きな人は、時間をみつけて本物を読んでおくことをお勧めしたいです。

収録作品一覧

★「有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む

太宰治「人間失格」
中島敦「山月記」
梶井基次郎「檸檬」
森鴎外「舞姫」
坂口安吾「桜の森の満開の下」
フランツ・カフカ「変身」
宮沢賢治「注文の多い料理店」
永井荷風「ぼく東綺譚」
泉鏡花「高野聖」
夏目漱石「三四郎」
アンデルセン「雪の女王」
芥川龍之介「羅生門」
田山花袋「蒲団」
幸田露伴「五重塔」
新美南吉「ごん狐」
樋口一葉「たけくらべ」
魯迅「阿Q正伝」
伊藤左千夫「野菊の墓」
トルストイ「イワンのばか」
エドガー・アラン・ポー「モルグ街の殺人」
菊池寛「恩讐の彼方に」
二葉亭四迷「浮雲」
グリム兄弟「ラプンツェル」
夢野久作「ドグラ・マグラ」
堀辰雄「風立ちぬ」

 

 

定番すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む
<収録作品>
夏目漱石「坊っちゃん」
織田作之助「夫婦善哉」
国木田独歩「武蔵野」
芥川龍之介「地獄変」
チェーホフ「桜の園」
尾崎紅葉「金色夜叉」
徳冨蘆花「不如帰」
小林多喜二「蟹工船」
ウィーダ「フランダースの犬」
作者不詳「マザー・グース」
吉田兼好「徒然草」
有島武郎「カインの末裔」
太宰治「斜陽」
スウィフト「ガリバー旅行記」
陳寿「魏志倭人伝」
梶井基次郎「桜の樹の下には」
島崎藤村「破戒」
江戸川乱歩「人間椅子」
アンデルセン「人魚姫」
森鴎外「ヰタ・セクスアリス」
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」

 

★「必修すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む

芥川龍之介「蜘蛛の糸/トロッコ」
福沢諭吉「学問のすゝめ」
織田作之助「猿飛佐助」
夢野久作「瓶詰地獄」
夏目漱石「吾輩は猫である」
森鴎外「山椒大夫」
坂口安吾「堕落論」
魯迅「狂人日記」
宮沢賢治「風の又三郎」
オルコット「若草物語」
押川春浪「海底軍艦」
葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」
谷崎潤一郎「春琴抄」
田山花袋「田舎教師」
太宰治「富獄百景」
ツルゲーネフ「初恋」
マルクス/エンゲルス「共産党宣言」
石原莞爾「最終戦争論」
菊池寛「父帰る」
江戸川乱歩「D坂の殺人事件」
ラヴクラフト「クトゥルフの呼び声」
泉鏡花「夜叉ヶ池」
中島敦「李陵」
新美南吉「手袋を買いに」
折口信夫「死者の書」

 

まとめ

  • 文化史を丸暗記するのは大変
  • とはいえ、作品を全部読むのはもっと大変
  • あらすじを紹介したマンガなら、話がざっくりわかるし面白くて一石二鳥!

 

というわけで、文化史を覚えないといけない人は、こちらを読んでみてはいかがでしょうか。勉強になりますし、面白いのでお勧めですよ!

 

以上、横浜プロ家庭教師佐々木(@kateikyo_megumi)でした。

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