勉強しても成果が出ないのは「なんのため」を考えていないから

こんにちは。大型書店をウロウロするのが趣味な佐々木です。さて、今日はなんの本を読もうかな。ワクワクしちゃいますね。

わたしは勉強嫌い専門家庭教師なのですが、その肩書を使っていると様々な興味深い場面に遭遇します。

実は、勉強しない人には2タイプいます。「失敗体験から勉強がキライになって、勉強しなくなる人」が大多数なのですが、時々「学校がキライなだけで勉強そのものは好きな人」とか「両親に反発するために勉強しないエリート」もいます。本当に時々ですが。

つまり、私の生徒さんは「本当に勉強が苦手」な人と、「実は勉強が超得意」な人の二極化しているわけです。

彼らを見ていて、「勉強が得意な人と苦手な人には、ある大きな視点の違い」があることに気が付きました。

そこで、彼らの視点の違いについて書いてみたいと思います。

苦手な人は細部を見ている

スポーツをしている人はわかるかもしれませんが、初心者の方は、目の前のボールを追うのに必死です。

自分のドリブルがうまくいっているのか。上手くサーブが打てたのかどうか。

このように、小さなことに目が行き過ぎて、全体を見通すことができていません。目の前の出来事や小さなことに気を取られすぎてしまうのです。

たとえば、暗記のときに、年号と争いと登場人物を何度も唱えて覚える…

とにかく公式を覚えて当てはめるだけの練習をする…

これらももちろん大切なのですが、「なんのためにやるのか」という視点が抜け落ちているので、勉強がだんだん苦しくなるでしょう。

意味もわからずに「素振り100回」「校庭10周」をやっても続かないのと同じです。それを何のためにするのか、それをするとどんないいことがあるのか、分からなければ続くはずがありません。

同様に、「計算ドリルを1日10分」も、「教科書の音読」も、それをやるとどんなメリットがあるのかわからずに、やみくもにやっているだけでは伸びないです。当然、やる気も続かないので、勉強がキライになるでしょう。

 

 

得意な人は全体を見ている

スポーツが得意な人は、全体を見通すのが得意です。

自分の位置、味方の動き、相手の得意不得意など。コートを上から俯瞰するような視点をもっています。(これをメタ認知ともいいます)。

全体を見通せるから、自分がどう動くべきなのかも分かっているし、他のメンバーに指示や依頼を出すこともできるわけですね。

勉強でもこの視点を持っている人は強いです。

今自分が学んでいることは、全体の中のどの位置で、どんなときに使うのか。「素振り100回」は、バッティングのフォームを安定させるため、「校庭10周」は、体力をつけるため。それをわかっていれば、基礎練習も続くはずです。

計算ドリルに取り組むのは計算の正確性やスピードの向上、教科書の音読は内容の理解など。目的意識をもつのは、より広い視点からものごとをみるため。

この公式はどんな場面で使えばいいのか。

この事件はこの時代の中でどのような位置づけだったのか。

ここまでわかるようになると、個別の項目もアタマに入りやすくなるし、面白いと思えるようになります。

勉強が得意な人、短時間で成果を出す人は「なんのため」の視点を持っているのです。

視野を広げる努力を

この視点の問題は、勉強でも、スポーツでも、音楽でも、何にでも言えることだと思います。

どの位置からものごとを見るのかで、上達のスピードは変わります。

ザコキャラを一匹一匹潰すのか。

ボスを見つけ出してそいつを潰すのか。

どちらが効率的で、楽しくて、スッキリできるのか。

 

勉強しているのに、なかなか成績が上がらないという人は、いちど考えてみましょう。

その漢字ドリルや計算ドリルは、何のためにしているのか?

その歴史的な事件を覚える目的は、何なのか?

視野を広げるコツは「なんのため?」と自分に問いかけることです。

もっと効率よく勉強したい、短い時間で成果を得たい人は、一度立ち止まって考えて、全体を見通してみましょう。

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