わかっているかどうかを確認する方法 理解とは何か?

こんにちは。佐々木です。

記憶の4つの段階「理解」「整理」「記憶」「反復」にて、記憶するためには段階を踏む必要があると書きました。

記憶の段階を踏むにあたって、一番難しいのは、一つ目の「理解」ではないでしょうか。

 

例えば、学校の授業を受けたあと。

最後に先生が「わかりましたか?」と声をかけます。
生徒たちは、元気よく言います。「わかりました!!」と。

しかし、実際にテストしてみたら、全くできなかった…
こんなことが、よくありますよね。

会社で、部下に仕事を教えるとき。

上司が部下に問いかけます。「わかったか?」
部下は言います。「はい、わかりました。」

そして数日後、部下はこう言います「すみません、あの件もう一度教えていただけないでしょうか」
あるいは、資料が出てきたとしても、的外れなものだった…

 

これを防ぐには、どうすればいいのでしょうか?

理解とは何か?

理解とはそもそも何なのか?理解という言葉を理解するために、辞書をひいてみると…

1 物事の道理や筋道が正しくわかること。意味・内容をのみこむこと。「―が早い」
2 他人の気持ちや立場を察すること。「彼の苦境を―する」

コトバンク「理解」より

道理や筋道が正しくわかること。それを「理解」というのだそうです。理を解するのが理解なのですね。
ものすごく平たく言うと、「なぜそうなるのかを、きちんとわかっていること」と言えます。

「わかっていない」のに「わかった」と言ってしまう理由

「わかりましたか?」の質問の答えは、二通りです。
「わかりました」あるいは「わかりません」のいずれかです。

しかし、厄介なのは、本当はわからないのに、「わかりました」と言ってしまうこと。
その理由はさまざまです。

「わからないと言ったら怒られそう」
「わからないと言って、ダメなやつだと思われたくない!」
「わからないことがわからない」
「何を聞いたらいいかわからなくて、とりあえずわかったと言ってみた」
「そもそも、どういう状態を『わかった』というのかわからない」

などなど、その理由は様々なのです。

正直なところ、「わかりましたか?」「わかりますか?」という質問は、あまり意味がないのです。

理解できたのかを確認する方法

そこで、理解できているのかを確認する方法をお教えします。

それは、「相手に話をさせること」。

説明を終えたあとに、

「わかりましたか?」と質問し、「わかりました!」と相手に言われたら、こう続けましょう。

「じゃあ、今言ったことをまとめてみて」
「自分なりに説明してみて」
「要点を言ってみて」

 

と、相手に話をさせます。

自分で話ができれば、筋道が理解できている証拠。
「わかった」と言いながら、全く話ができなかったり、的外れなことを言っていたら、理解できていない証拠。加えて、その人は「わかっていないのに、わかったと言ってしまう人」であることを見抜くことができます。

話をさせてみれば、その理解の程度がどのくらいなのか、すぐにわかります。

お相手も、「この人は説明の後に話をさせてくる」とわかっていれば、緊張感を持って、あなたの話を聞くでしょう。

これは自分が勉強するときにも使えます。
何かを学んだら、その内容を誰かに話してみましょう。話すことができれば、理解ができた証拠。話せなければ、まだ理解が甘い証拠なのです。

誤った理解をしない、させないためにも、説明が終わったら「話す」習慣をつけてみてくださいね。

 

 

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